今だけのコラボ！

　早いねぇ。あっという間に明日からはもう6月ですよ。関東はまだですが、梅雨の最中の地方では中休みが続いてますね。天気はいいのですが関東から西は高温なのに北はそれほどでもないようです。東京は今日も25度超えの夏日で、暇さえあれば水をガブガブ飲んでます。立夏が過ぎてますから暦の上ではとっくに夏ですが、四季の季節も6月からは夏になります。相変わらず大気が不安定だそうですが、散歩中の空は入道雲や雨雲に見えるちょっと黒い雲がいっぱいで、もう完全に夏の空でした。

　花の命は短くて、と言った林芙美子は、楽しい若い時は短く、苦しい時が多いと女性を花に例えたのですが実際、花の命は短いですね。長い冬を耐えて、やっと来た春に開花するさまざまな花たち。まさに春は百花繚乱の季節ですが、あっと言う間に散ってしまう花が多いですよね。そんな中で長いこと咲いてくれているのがツツジと後を受けたサツキで、ちょっと遅れて咲いて長く咲くドクダミの花です。紅白の花はどちらもたくさん咲いている所が多く、今の時期しか見られないコラボレーションです。もうちょっとの間、楽しめるかな。

不安定な空に大きな虹

　30日の東京は朝から好天で、気温も26度を超え暑さが続いています。ただ上空には寒気が流入しているそうで、地上では気温ががっていることから気温差が大きく、大気の状態は不安定になっているそうです。午後になっても晴れは続きましたが夕方、面白い現象が見られました。西の方で雨が降っているのに、10㍍離れた東側では降らずに日が差しています。ベランダで見ているワタシの右は降っており、左を向くと降っていません。

　そのうち大きな虹が見えました。それほどはっきりした虹ではなかったけど、大きな弧を描いています。ちょうど4時半過ぎのことで、ものの5分ほどで虹は消えてしまいました。儚いですね。

白い妖精～これもドクダミ

　5月も残り少なくなりましたね。29日は北海道を除き晴れマークがずらり、東京は午後1時過ぎに都心で28.２度、練馬は29.1度と夏本番のような暑さになりました。ちょっとムッとする暑さでまだ5月というのに疲れます。近頃は、大袈裟に言うとどこへ行ってもドクダミの群生が見られますねぇ。白い十字架のような小さな花は固まって咲いているととても見ごたえがあります。ハート形の葉が暗緑色なので花の白さが余計際立ちますが、あの独特の臭気が敬遠されるのと地下茎でどんどん繁殖するため厄介者扱いされることもあります。

　割とシンプルな花ですが、仲間には写真のように幾重にも重なった、とてもあのドクダミとは思えない奇麗な花、八重咲きドクダミもあります。ドクダミの花は真ん中の突き出ている黄色の部分に小さな花が密集しているのが花で、花びらに見える白い所は総苞片（葉の変化したもの）です。八重咲きは総苞片が何枚も重なっているので、白い妖精のような艶やかさです。園芸品種なのか変種なのかはわからないそうですが、八重咲が咲いている近くにいつものドクダミが群生しているといった光景もよく見られます。八重も先祖返りして、気が付くと一重になっていたということもあるそうですから、面白いですね。

射撃準備完了っ…みたいなアジサイ(笑)

　雨降りの昨日は涼しいくらいでしたが天気の回復は早く、18日の東京は午前中から夏日になるなど暑さはぶり返してきました。前日と気温差が大きいと体の調子を整えるのが難しいですね。明日はもっと気温が高くなりそうで、しばらくは晴れて暑い日が続くようですから関東地方の5月の梅雨入りはなくなりましたね。

　練馬区はまだ農地も多く、ちょっと歩くと畑が結構あります。季節ごとのいろんな作物の成長を見るのも散歩の楽しみのひとつでもありますが、畑の一角に花を植えている所も多くこれもいいものです。今日、通りかかった畑の隅にはカシワバアジサイがいっぱい咲いてましたが、そのうち何本かが空を睨んでいます。まるで映画や漫画に出てくる軍艦の大砲が並んでいるように見えませんか。今にも銃口から火を噴きそうな（笑）。例えが適切でないかな（(笑)。

　アジサイの一種、カシワバアジサイで葉が柏の葉に似ていることから名が付いたそうで、花は円錐形につくので他のアジサイとは全く違いますねぇ。花の色は白で、赤や青と言った色はないようです。花の終わった後は秋に葉がきれいに紅葉するのも特徴です。花言葉は「慈愛」「清純」「元気な女性」「皆を引き付ける魅力」だそうです。

隠れたつもり？!(^^)!

　昨日ほどではないけど、今日も東京は高目の気温が続いています。午後には都心も練馬も26度超えの夏日ですが、湿度が低くカラッとしているので暑～いというほどでもないですね。散歩道の白子川、昨日はカルガモのベビーを久しぶりに見ましたがずいぶん大きくなってました。今日はもうどこかへ行ってしまったらしく見えません。今日のカワセミくんは水面すれすれを猛烈なスピードで飛んでいて、目で追うとずっと先の蔦の所でフイと姿を消しました。

　護岸の擁壁には緑化のためか所々に蔦が伸びています。カワセミは普段は木の枝などにとまって小魚を狙っていますが、葉がいっぱいの蔦の中に入ると背中のヒスイ色と周りの葉の色が同化して見えにくくなります。もちろん、カワセミがそんなことを考えていることはないでしょうが、枝にとまっている時よりも見つけにくいです。ただ、写真のようにオレンジ色のお腹をこちらに向けて止まっている時は迷彩が効かず見つけやすくなります。隠れてないよォ。

　ほどなく飛び立ちましたが、飛んだのは2羽。えっ、2羽いたんだ！