先日、台湾の人とネットで対局していました。
当方(白)の形勢は悲観的で相手から花見コウを仕掛けられ、コウ材として相手(黒)の隅の一団に手をつけました。(黒)は手を抜いてコウを解消し、(白)の一団が頓死。隅の死活が争点となりました。
結局「隅のマガリ四目」の形となり黒の一団が頓死、微妙ながら勝ったと思いました。
ところが終局の手続きで相手の方が隅の黒の一団の死を認めません。
仕方なく「管理者呼出」機能で判定を求めたところ「セキ」で終局となり、結果は負けとなりました。
勝敗はどうでもいいのですが、ルールは曲げられないという思いで管理者にクレームを送りました。
翌日、「管理者の間違いであった」とメールがあり、気持ちも納まりました。
審判(管理者)はルール(規則)に精通することが大原則ですね。
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世の中、裁判や競技の判定などで争い事が多くなりました。
また国によっては法律や規則の解釈も異なり、難しい時代です。
誰もが「争い事」を好んでいるわけではないのに、争いが絶えません。
ただ「目には目を、歯には歯を」という精神は、どうかと思います。