ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ソーセージ・パーティー』

2016-12-01 21:59:45 | 洋画
映画の日なので何を観ようか悩んだ結果、消去法で決定。先日映画館でチラシを貰った時から気にはなっていたけど、予想以上に攻めてる映画だった。

一言で言えば「おもちゃを食品に置き換えて際どいネタをぶち込んだ最低なトイ・ストーリー」。ただ、最低だの下品だのと言えば言うほどこの作品にとっては褒め言葉になるのが何とも言えない。もちろんR15指定。
シーセージが主人公という時点で嫌な予感はしていたけど、下ネタ満載。スーパーの食品が人間をラリさせたり、殺したり、最後は乱交したりと観なきゃわからない意味不明さ。売店で買ったホットドッグを食べながら観ていた人は一体どんな気分だっただろうか。もうホットドッグ用のパンをいやらしい目でしか見られなくなっちゃうよ。
しかし、食品でありながら食べられることを嫌うっていうのも変な設定。喬太郎師匠のコロッケを思い出してしまったけど、大抵物語の食べ物は食べられることを待ちわびているんだけどな。あそこのスーパーは試食もなければ、会計前に食べる客もいないのか。鮮魚や精肉コーナーは出てこなかったけど、そちらの方はどうなっているのか気になる。

キャストにベーグル役でエドワート・ノートンが出演しているのがメタ的なところで判明。よくこんな映画に出てくれたなと思うけど、彼ならありかな。このベーグルも喋ると口の中から向こう側が見えるのが地味に芸が細かい。他にも歌うミートローフが出てきて、まさかと思ったけど、ミートローフだった。
観終わった後隣に座った若い女性が、「字幕の人大変そうだね」なんて言っていたけど、まさに同じことを思った。字幕がどう訳されているのか、実在する商品が出てきているのかもうちょっとじっくり観てみたいな。

エンドロールで流れる曲が聞き覚えのあるいい曲で気になったけど、Three Dog Nightの「Joy To The World」と帰ってから知った。これが噂のスリー・ドッグ・ナイトか…。

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