優勝の味３５

　リスペクトコラムです。
　少し前になりますが、ゼロックススーパー杯、セレッソさん優勝おめでとうございます。最初から最後までしっかりは観れていないですが、留守録で大体観れました。強かったですね。川崎さんはエンジンがかかっていないのか、ＡＣＬを意識過ぎなのかよくわかりません。まぁシーズンは長いですから。天皇杯王者が前年のＪ１覇者に勝っての優勝は、'08年の広島さん以来10年ぶりとか。'09年から前回まで９年連続でＪ１王者が優勝していました。確かに、リーグ王者の方が強いのかなというイメージはありました。まずは試合の様子です。
　　　
【ゼロックス・スーパー杯の様相】
　昨季のルヴァン杯決勝の再現となった今季初の公式戦。天皇杯王者のＣ大阪が、昨季リーグ王者・川崎を３―２で下し初優勝。前半26分にＣ大阪の山口選手が先制ゴール。清武選手、新加入の高木選手が続く。川崎は後半ロスタイムに大久保選手が２点目を決めたが及ばず。Ｃ大阪は初出場で初優勝を飾り、賞金3,000万円を獲得。昨季はルヴァン杯、天皇杯の２冠を達成し、Ｊ１では３位。控えがカップ戦で活躍し、主力組に刺激を与える相乗効果を演出。今季も山口選手を始め、ほぼそのままチームに残留したことが大きい。

　この日は前座試合として、ネクストジェネレーションマッチ、日本高校選抜対U-18Ｊリーグ選抜の試合があり、日本高校選抜が２―１で勝ちました。留守録を観ましたが、馴染みのある選手が見当たらなかったので、この辺りで。他、ゼロックス関係でコラムを探しましたが、なかなか無かったです。スポニチにセレッソさんのユン監督について書かれていたので、引用して紹介します。
　　　
【岩本輝雄氏が感じたＣ大阪・尹晶煥監督のすごさとは】
「中盤で対峙（じ）しましたが、１メートル７３と小柄ながら体が強くてテクニックもあり、クレバー。「うまいな」という印象でした。その後、韓国でのプレーを経て０７年に鳥栖で現役引退。鳥栖ではコーチなどを経験した後で１１年から１４年まで監督として指揮を執りました。鳥栖では、韓国の指導者らしく、とにかく走って、走って、走りまくるサッカーを徹底。豊田陽平（現蔚山）ぐらいしかスター選手のいない中で、運動量を武器に上位進出を果たしたのは皆さんも記憶に新しいでしょう。
　そして、韓国Ｋリーグ蔚山での監督を経て昨季から古巣で監督に就任。鳥栖とは違ってスター選手の多いＣ大阪でどんなサッカーをするのか。鳥栖時代と同じサッカーをするのか。興味を持って見ていましたが、センターバックやボランチといった守備的なポジションだった山村和也をトップ下の位置に上げたことで得点が取れるようになり、杉本健勇はＪ１得点王にあと一歩の２２得点と爆発しました。就任１年目から個性豊かな選手たちをうまく使いこなして前年Ｊ２の４位だったチームをＪ１の３位に。」
「尹晶煥監督のすごいところは、とかく自分のやりたいサッカーを押し通す監督が多い中、選手の特徴によって戦術を変えられる多彩さ、現役時代を思い出させるクレバーなところではなでしょうか。選手それぞれの良さを消さず、結果も残す。将来は間違いなく韓国代表監督の有力候補でしょう。」
引用：スポニチ

　個人的なイメージは、現在のセレッソさんの強さはユン監督に尽きると。鳥栖さんをＪ１に引き上げたのもユン監督の尽力。昇格後一度もＪ２に降格していない強さの礎はユン監督だと思っています。鳥栖さんの経営危機で、前の運営会社がダメになった時代も知っている分、今の鳥栖さんのすごさは感服する限り。セレッソさんも、確か３回Ｊ２に来られて、つい最近まで不安定で、監督もコロコロ変わるイメージが強かったですが、去年のセレッソさんは見違えるようなクラブになりました。某黄色いチームとはＪ１初昇格での同期ですが、一昨年までは正直格下的な見方を個人的に思っていましたが、昨季対戦してちょっと格上？と思ってしまうシーンもありました。リーグ優勝以外になりますが、Ｊ１昇格即２冠というのは素晴らしいですね。
　一昨年、地元Ｊ２岡山と昇格プレーオフ決勝で対戦した時も、メガクラブとしての強さを見せつけられましたが、昨季のチームには、ユン監督というパーツで更にパワーアップした感があります。ユン監督時代であるうちは、当分Ｊ１を席巻するかもしれません。間違っても、Ｊ２にはもう来ないでくださいね。
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