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相手の行動が変わるプロセス

2014-08-24 10:20:48 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生 増田雅好です

 

  リーダーや管理職の初任の頃、部下の行為に対して改善を求めようとする時に相手から抵抗され困ったことはありませんか?

私は、ホント悩みました…。

 すでに諸先輩は処方箋をご存じと思いますが、ある本から「もっと早く知っていたら良かったのに」と思った解消方法を知ることが出来たのでご紹介いたします。

 

 相手の行動が変わる時には『SARAのプロセス』があるそうです。

そのプロセスは、

HOCK(今までの内容が否定されたとショックを受ける)

NGRY(否定され、怒りを覚える)

ESIST(新しい事を受入れたくないという抵抗が生じる)

CCEPT(新しい事に納得し、受入れる)

 4つのプロセスの後に改善行動が起こるので、その場ですぐに改善行動を求めても「人が変わるのには時間がかかる理由」は、ここにあったのです。

 この流れを予想しておくと、たとえ相手に抵抗されてもずいぶん気持ちは楽ですよね。

更に、相手に不快感を与えないまま「~するともっと~になる」という伝え方にすると、相手が受入れ易くなるようです。

(社内だけでなく、家庭内でも使えるワザでは?)

 

 8月23日付日本経済新聞で「金融庁 4000社を対象に女性役員数・比率を有価証券報告書で開示を義務付ける」という記事が少し気になりました。

最近アベノミクス「第3の矢」である成長戦略では女性の活躍を中核にしていますが、女性活用の政府目標は2020年までに「指導的役割を占める割合を30%」にする指標を掲げています。

 これから積極的に管理職を目指す女性にとって環境は整ってきましたが、一方で、会社から任命され、ライフステージの変化や心理的な不安を抱えて職を引受ける女性の増加が予想されます。

頑張りすぎず、たおやかな女性ならではの管理職やリーダーを、女性中小企業診断士として応援していきたいと考えます。

 

コメント (5)
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