東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

キャリアコンサルティングの進め方

2021-10-30 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

 皆さん、こんにちは。事務局の高橋です。今日は、稼プロ!合宿の1日目の講義ですね。本日は午後から、3名のプレゼンテーション、そしてOB2名のロールモデルとしてお話をいただきます。ようやく21期生の方々がリアルで会えることができ、うれしく思います。翌日は、2名の塾生のプレゼンテーションから始まります。そして、キャリアビジョンのブラッシュアップとして、キャリアビジョンの発表があります。発表をしてフィードバックをもらいます。キャリアビジョンの発表をしたことで、実現に向けて意識ができます。それでは、感染対策に気をつけて運営をしてまいります。

 

 翌日の合宿は、大変申し訳ありませんが試験を受験するために途中で退出いたします。皆さまのキャリアビジョンは後ほど拝見したいと思います。そして今日のブログは、受験するキャリアコンサルタントの試験でロールプレイングについて、必要な技能をお伝えしようと思います。これから「聴く」の講義もありますが、それに通ずるものだと思いますので、ご参考になればうれしいです。

 

□システマチック・アプローチ

相談者は、現在の悩みから今後どうしていいかわからないという状況で、相談に訪れます。キャリアコンサルタントの使命は、相談者が自分自身や人生への迷いに寄り添い、次の行動に向かるように支援することです。そのために「相談者との関係性意識しながら面談を進め、相談者の訴えを理解したうえで適切な目標を設定し、相談者に気づき、変化が起こること」を目指します。

 

□傾聴技法

相談者が安心して話せる距離、角度に気を配り座ります。視線や声のトーンは落ち着き、表情は、優しい表情で話し方も相手のテンポに合わせます。ゆっくり相談者の話に合わせて縦にうなずきます。開かれた質問・閉ざされた質問を使い、相談者に気づきを与えて、深掘りの質問を行います。

 相談者が言いたいことをくみ取り、そのポイントを短い言葉で繰り返すことで、改めて気づきがあり、聞いてもらっているという信頼感がわきます。また、相談者がうすうす気付いているけれど、まだはっきりと意識化できていない部分を先取りして言語化します。気持ちを明確にすることで、問題点がクリアになっていきます。

 

□積極技法

ロールプレイでは傾聴ができている場合、積極技法を取り入れるとより良いよいです。質問という形で使えます。例えば、相談者の行動、指向、感情、意味における不一致や矛盾、葛藤を伝えます。信頼関係ができているうえでの助言となりますので、唐突に言っても相手には聞いてもらえません。

(キャリアコンサルタント実技合格ガイドより抜粋)

 

 人の話を聴くということは、簡単なようで難しいです。聞いているようで次に何を話そうかと考えてしまっています。稼プロ!やキャリアコンサルタントのロールプレイで学んだことを生かして人の話を聴き、人の役にたてることができればと思います。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする