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タイムマネージメント

2020-06-28 09:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん こんにちは。
稼プロ!事務局(17期)の金岩由美子(かねいわゆみこ) です。

今日は「時間」について考え、そして自己嫌悪に陥った一日になってしまいました。
きっかけは「タイムマネジメント」に関する企業研修の依頼を受けたことです。

私の本業はIT開発案件のプロジェクトマネージメントです。
プロジェクトマネージメントの知識体系をまとめたPMBOKにはタイムマネジメントや、
ステークホルダーマネージメント、リスクマネージメントなどの各種標準が定義されており
これらを習得したものに与えられるPMP(Project Management Professional)という資格を
保有していることが依頼のきっかけです。

しかしながら、一般企業の若手研修にPMBOKの話をしてもウケるはずがありません・・。
そもそも「時間」って? 時間そのものは管理なんかできません。ただ過ぎて行くだけです。
過ぎ行く時間で何をするかが重要です。若手社員の受講生には何がしたいのか、将来自分は
どうありたいのかを考えるきっかけになって欲しいと考えました。

そこで、時間の使い方について考えてみました。
縦軸に重要度(上が重要)、横軸に緊急度(右が緊急)として、4象限に分けた場合、
右上は重要で緊急度が高く、先ずはこの仕事を片付けなければなりません。顧客クレーム対応などはここです。
左上は緊急ではないけど重要な仕事。研修、部下育成、標準や計画策定など。ここが多い事が良いとされています。
右下は重要でないけれど急ぐ仕事。期日に追われた事務処理など。

私の場合、若い頃はシステムエンジニアとして期限の迫ったタスクを必死にこなす右上(緊急で重要)の日々でした。
経験を積んで少しは余裕が出てきて、左上(緊急ではないけが重要)の領域が増えてきました。
そして管理職としては、社内向けの文書作成や契約事務処理など右下(重要ではないが急ぐ)がやたらと多く
決して自慢できるいい時間の使い方とは言えない現実に、自己嫌悪に陥ったというわけです。

ちなみに残りの左下の象限は、重要でも急ぎでもない事。同僚とお茶して雑談したり、ぼーっと休憩したり。
ここは見方によっては無駄な時間かもしれません。
でも、ここから新しいアイデアが生まれたり、他部門との共創に繋がったりする事があるのでとても重要です。

自分の会社での時間の使い方に自己嫌悪に陥りつつ、人生での時間の使い方に左下がたくさんある事は
無駄なのか良い事なのか、どちらに転ぶかは自分次第だな、そんな事を考えた一日でした。

---以下、稼プロ!よりお知らせ----

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