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ビジネスチャット

2020-06-22 12:00:00 | 19期生のブログリレー
 事務局の佐々木です。こんにちは。非常事態宣言解除後、在宅から出社に戻った方も多いのではないでしょうか?私の職場も今月頭から出社の比率を大幅に高めています。久々にオフィスにチームメンバーが集まると、やはり顔を合わせてやった方がいいなと思う部分があります。その一方で、来るべき第2波に備えてせっかく蓄積したリモートワークのノウハウを維持・発展させたいという思いもあります。
 
 その一つがビジネスチャットの活用です。全員リモートになったときの最大の懸念は、チーム内・チーム間のコミュニケーションがうまくいくか?でした。しかしながらビジネスチャットツールを使うことにより、想像以上に円滑な意思疎通ができました。稼プロ!で昨年からSlackをフル活用しているおかげで、チームへの活用浸透をうまくリードできたと思います。
 コロナ前に全員オフィスで仕事していた時は生身のコミュニケーションが大事だと思っていたので、積極的にチャットツールを使っていませんでした。でもリモートワークでのメンバー間の積極的な交信をみて、これはオフィスでも有効だなと思いました。コミュニケーションの頻度が増え内容がチーム内で共有されることにより、新しいアイデアが生まれることをたくさん目にしたからです。オフィスの生身のコミュニケーションはどうしても少数のメンバー間で完結することが多いですが、チーム単位でのビジネスチャットはリアルタイムでメンバー全員に共有できることが強みです。コミュニケーションの頻度増→共有増→新アイデア増が好循環になれば、チームのパフォーマンスを大いにあげることが期待できます。
 
 ビジネスチャットにはこのような利点がある一方、発信の仕方には注意が必要です。6/18の日経新聞に「素っ気ないチャットは部下を追い込む 伝わるリモート」という記事が出ていました。経験ある方も多いと思いますが、文字にすると冷たく響き自分の意図とは違う形で伝わってしまうという注意です。私も先週、チームメンバーにいろいろ確認していたチャットがダメ出ししていると誤解された感じがし、この記事を読んで反省しました。確認している目的とダメ出しの意図はないことを最初にはっきり伝える配慮が必要でした。コロナ禍でどこよりも早く一斉リモートに切り替えたGMOインターナショナルでは、5回以上のチャットが続いたスレッドはビデオ会議に切り替えるというルールがあるそうです。テキストだけで埒が明かない場合は誤解が深まる前に会話で意思疎通をクリアにするということですね。
 
 最近会社でもアフターコロナの事業環境を考える場がよくあります。そこでよく言われるのは「アフターコロナは全く新しい世界ではなく、元々目指していた未来を先取りしたものだ」ということです。そう考えるとリモートワークで試した新しい働き方はそのまま未来で必要になります。ビジネスチャットのようなツールの使い方を積極的に研究しスキルアップすることが大切ですね。
 私のチームは今月から新しいチャットツールをトライアルで使わせてもらえることになりました。稼プロ!に関わっているおかげでITツール活用への積極性が以前より格段と高まっています。コロナ禍での経験をモメンタムにしてどんどん新しいことにチャレンジしていきたいです。

----以下、稼プロ!よりお知らせ----
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コメント (4)
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