河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2080- ドヴォルザーク、レクイエム、高関健、シティ・フィル、2016.3.18

2016-03-18 23:37:36 | コンサート

2016年3月18日(金) 7:00pm コンサートホール、オペラシティ、初台

ドヴォルザーク  レクイエム  Ⅰ9,4,2+9,6,7,5,6, Ⅱ12,10,5,5,10

ソプラノ、中江早希
メゾ、相田麻純
テノール、山本耕平
バリトン、大沼徹
合唱、東京シティ・フィル・コーラス

高関健 指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


レア演目お目当てでうかがいました。自分で音源を保有しているかどうかも怪しいので、もしかすると初の、曲聴きかもしれません。
ドヴォルザークの馴染みのあるフシやフレーズが感じられない、プログラムブラインド聴きだと曲はおろか誰の作品かもわからないと思う。貴重な体験でした。
1部2部構成であわせて約90分。高関さんはプレコンサート・トークでリハでは97分、この後の本番でも同じく、と言っていましたけど。インターバルをいれたタイミングだったのでしょうね。

1部の後半から、2部全般はヴェルレクのような響きと盛り上がり。総じてあまり尾をひかない、未練がましくないもので、指揮者もそういうのを感じながらの、各曲さっと切り上げ、あとくされの無いもの。曲の理解にはいいものでした。
響きの純粋さとか清らかさをあえて追うことのない、濁ったといったら語弊がありますが、あまりすっきりしたものではない。歌詞(合唱、ソロ)とオケとの混ざりどころでは、合唱のあたりで伴奏になりきらないオケ、といった雰囲気がありまして、聴いている方としては多少方向感が見えなくなる局面が少なからずありました。

このレア演目でフラ拍という芸当はなかなか勇気のいることと思いますが、真のドヴォレク・クラヲタなんでしょうね。この曲に素人のフライングは困難と思います。クラヲタがクラシックの演奏会の邪魔をしている現象はいたるところに満ち溢れていますね。
おわり


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