2016年6月17日(金) 7:00pm NHKホール
シュトラウス ドン・ファン 18′
シュトラウス オーボエ協奏曲ニ長調 9+9+7′
オーボエ、フランソワ・ルルー
(encore)
グルック オルフェオとエウリディーチェ、より 精霊の踊り 2′
Int
ブラームス 交響曲第3番ヘ長調 13′8′6′8′
ウラディミール・アシュケナージ 指揮 NHK交響楽団
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この日の巨大多目的ホールのオケポジション。組み立てステージでピットを全部つぶしているわけではなくて、前1列残している。オケ自体も極端に前に出てきているわけでもない。それなのに、音が大変に豊穣。ドン・ファンもブラ3も豊かな鳴りで気持ちよく聴くことができた。今でもステージ、オケポジション割と頻繁に変わるので、この期に及んでまだ試行錯誤しているのかしらと疑いたくもなる。
アシュケナージのブラ3は巨大な演奏。そびえ立つという感じ。ためを多く作らない指揮者で、パッセージも必要以上に長くすることもない。その決められた中で呼吸している音楽。鋭い作りでスケールが大きい。素晴らしく目の覚めるような演奏でした。十分に楽しめました。
オーボエのルルーさんに接するのはたしか2回目。
あまりに動きが大きすぎる。吹きながら右横見たり、左横見たり、前後左右に動き回りながら吹く。とにかくあちこち動くので音の焦点が全く定まらない。改善の余地、大ありです。
おわり