鏡川流域ネットワーク・鏡川ファンクラブ

鏡川流域の活性化と、鏡川の環境保全の取り組みを応援します。

鏡川流域の情報・・・No.2 2014.1 発行:鏡川流域ネットワーク

2014-01-15 | 鏡川流域ネットワーク

鏡川流域の情報 ・・・No.2  2014.1 発行:鏡川流域ネットワーク

事務局:高知市環境政策課 野田・片岡 電話:088-823-9209  FAX:088-823-9553

E-mail  kc-180500@city.kochi.lg.jp

 鏡川流域ネットワーク(代表:野島幸一郎・高知緑と水の会)は、鏡川の環境保全と再生を目的とし、現在26団体が参加しています。団体のイベントや取り組みをお知らせして、多くの市民の皆様に鏡川に親しんでいただける情報を発信いたします。 

 

☆第1回市民が選ぶ鏡川写真コンテスト (平成26年6月実施)のお知らせ 

鏡川流域ネットワークでは、鏡川の様子や鏡川流域での様々な暮らしや出来事を記録した写真展を開催し、市民の皆様に審査員として参加してもらう写真コンテストを毎年6月に実施することにしました。(今から写真の準備お願いします。) 

作品展示は高知市役所正面玄関や帯屋町等を予定しています。一人2作品までOK、審査は展示場所での、市民の投票数で決める。作品は事務局の高知市環境政策課で平成26年5月19日~5月27日受付持参ください。選ばれた作品の出展者と共に、その作品の投票者も抽選で表彰や賞品が授与されます。 

鏡川写楽の会を中心に実行委員会をつくって実施。実行委員として参加できる方、募集中です。事務局まで連絡を!

 

 

☆ 鏡川の上流域 (土佐山)の情報 ☆

〇嫁石の梅まつり 2月22日(土)~3月16日(日)9時~16時

所:土佐山中切嫁石地区

 高知市の奥座敷,鏡川の源流となる土佐山の嫁石では,春告祭として毎年梅まつりが開催されます。城やピンクの梅1,200本の花が谷間をぬうように咲く光景は圧巻!まつり期間中は山菜の天ぷらうどん,田舎寿しなどの販売もあります。

入園料:300円(中学生以下無料) 問合せ:高知市土佐山地域振興課(895-2312)  

○とさやま夢講座 冬講座

土佐山の特産品を活かしたものづくり「柚子編」

所:土佐山夢産地パーク交流館「かわせみ」(土佐山桑尾1856-1)

 定期的に開催している高知市主催の「とさやま夢講座」。今回「柚子編」では,土佐山の特産品である柚子を利用して,有機柚子の種の香り袋と入浴剤を作ります。

 第一回 2月16日(日) 10時30分から12時まで

 第二回 2月23日(日) 10時30分から12時まで

※連続講座としていますが,1回のみの参加も可能です

講師:林典子さん 定員:先着15人 参加費:500円(材料代)

申込み方法:2月10日(月)から,下の申込み先まで電話にて

申込み,問合せ:NPO法人土佐山アカデミー(895-2033)   平日午前9時から午後5時

 

☆ 鏡川の上流域 (鏡)の情報 ☆

〇女のまつり 2月11日(火)

所:中山間地域構造改善センター

 鏡地域の良さを見直し,環境にやさしい心ゆたかな地域社会を目指して,世代を越えた交流でかけがえのない郷土をつくることを目的としています。

 中学生の発表や小学生によります高知県の無形民俗文化財になっている大利の太刀踊,高知県職員による「高知家」のお話,映画の上映等さまざまなイベントが予定されています。また,同じ会場でJA高知市鏡支所祭りも開催されます。

問合せ:鏡公民館(896-2525) 

 

○JA高知市鏡支所祭り  2月11日(火)

所:中山間地域構造改善センター

 親睦・交流を深める催しです。

 鏡地域で捕れた猪のシシ鍋や雪光山のふもとで作ったお茶,鏡の棚田米と名水百選鏡川源流の湧き水から作ったどぶろく,鏡のとれたて野菜などを販売します。また,同じ会場で女のまつりも開催されます。

問合せ:JA高知市鏡支所(896-2111)

 

〇さくらまつり 桜が満開の時期の土曜,日曜

所:鏡中学校グラウンド,鏡湖公園

 山間の風景と相まって,鏡湖周辺の美しい桜が楽しめます。また,ダム湖お花見船での遊覧のほかさまざまなイベントが開催されます。

※ 開催日が決まれば,チラシなどでお知らせします。

 

〇山菜狩りと春を味わう遊山(開催日未定)

所:梅ノ木,ガニ越地区

 イタドリ,ワラビ,ゼンマイなどの山菜を採りながら山歩きを楽しみます。山菜狩りの後は,山菜ちらし,山菜の天ぷら,山菜ピザなど山菜を材料に使った遊山食も楽しめます。

※ 開催日が決まれば,チラシなどでお知らせします。

 

<特別寄稿>川の外科医 福留脩文さんを偲ぶ  

 

鏡川漁協の高橋徹組合長から紹介される故・福留脩文さん 

 

車いすから立ち上がって話される故・福留脩文さん 

 

環境に配慮した改修技術で河川を再生させて,「川の外科医」として多くの人に知られる福留脩文さん(西日本科学技術研究所所長)が,昨年12月10日に急逝されました。

 昨年6月15日の「鏡川流域ネットワーク」の再出発に際して,鏡川漁協の高橋徹組合長にお世話いただき,「効果的な魚道の再生を図り,100万匹の天然アユがのぼる鏡川に」と題して福留脩文さんに記念講演をしていただきました。

 高知市鏡庁舎隣の中山間地域構造改善センターの会場へ,東京から直行しました・・・と,奥さんが腰を痛めている福留さんの車いすを押して,駆けつけてくださいました。

 長くは立っておれないので・・・と,途中で実務を担当されている同社の方にバトンタッチをされましたが,工事現場の写真を駆使して参加者に分かりやすく説明され,大変好評でした。

 鏡川流域ネットワークでは,今後一層,福留脩文さんにもご指導いただきながら,鏡川の環境保全に取り組むことにしておりましたので,残念でなりません。

 ご冥福を祈りながら,川の外科医,故・福留脩文さんの志を継いで,一人でも多くの皆さんと一緒に鏡川の環境保全に取り組みたいと思います。

 四万十川財団の理事として,福留さんと同席していたころを思いながら・・・・・

      (鏡川流域ネットワーク副代表 坂本耕平)

 

鏡川流域ネットワーク新規加入団体紹介コーナー 

① 浦戸ハイカラ釣り継承会

 100年われわれは、100年前に浦戸湾で編み出された「ハイカラ釣り」愛好家の団体です。対象魚はキビレチヌ、エバ、タイなど多種多様です。釣りの技法や実際の様子については、インターネットでさまざま紹介されています。

浦戸湾上に和船を浮かべての釣りは、江戸時代から続く高知の庶民の娯楽です。近年は釣り人の高齢化で継承が危ぶまれていましたが、この1年ほどで一躍脚光を浴びるようになりました。釣り人が激減した分、一人当たりの取り分は多くなっているというのが実感です。

湾に注ぐ7つの河川と、山の環境も大切であることを実感します。ただ浦戸湾における過去の大規模な埋め立て工事、水際のコンクリート化、湾外の巨大構造物が、生態系に負の影響を与えていることも考えられます。鏡川の水環境と併せて、「近自然」などの工法を取り入れる余地はないものでしょうか。

 連絡先 ioribaiwa@live.jp

 

 

鏡川漁業協同組合コーナー

○鏡川での漁のお知らせ

*平成26年3月1日より,アメゴ漁が鏡川全域で解禁します。

マナーを守って漁をしてください。

○平成26年遊漁券販売のお知らせ

*平成26年6月1日から平成27年5月31日までの遊漁券を5月初旬より販売いたします。遊漁取扱店,漁券代金など,詳しくはHPをご覧ください。

URL http://www11.ocn.ne.jp/~kayokyou/

 

第4回鏡川こども祭(鏡川漁協提供のアユ1000匹つかみ取り)たくさんの人で川がパンクしそうでした。

 

その4-1  アユ1000匹のつかみ取り

その4-2  アユ1000匹のつかみ取り

鏡川流域ネットワーク加入団体の活動情報 

<こうち森林救援隊> 

1月 定例会 スギやヒノキの人工林の間伐整備と   南ヶ丘ニュータウン北山の里山整備

2月 定例会 スギやヒノキの人工林の間伐整備と   南ヶ丘ニュータウン北山の里山整備

3月 定例会 スギやヒノキの人工林の間伐整備と   梅ノ木公民館での木工教室の開催

4月 定例会 土佐山運動公園裏山での植樹祭の開催と  梅ノ木公民館での木工教室の開催

5月 定例会 スギやヒノキの人工林の間伐整備と   梅ノ木公民館での木工教室の開催 

 

<鏡川下流の会を育てる会>

2月8・9日 えこらぼ文化祭

    ストーンペンティング・地球温暖化防止のための講演

3月9日   鏡川親子教室(鏡川の水生生物・貝等の採集等)

  未定   高知自然学校(鏡川流域についての講演会)

4月     鏡川親子教育(水生昆虫,貝の育成と採集) 

 

<高知緑と水の会>

1月26日  筆山公園育樹作業   

展望所周辺の雑木伐採,雑草刈り払い,桜テングス病治療,桜及び花木への施肥,花木剪定等を緑サポーター会はじめ市内のみどり活動関係団体,地元自治会,公園愛護会,高校生等,例年140~150名で実施しています。

2月     高知緑と水の会定期総会

 

 


川の外科医、福留脩文さんを偲ぶ

2014-01-15 | 鏡川流域ネットワーク

川の外科医、福留脩文さんを偲ぶ

鏡川漁協の高橋徹組合長から紹介される故・福留脩文さん

車いすから立ち上がって話される故・福留脩文さん

 

環境に配慮した改修技術で河川を再生させて、「川の外科医」として多くの人に知られる福留脩文さん(西日本科学技術研究所所長)が、昨年12月10日に急逝されました。

昨年6月15日の「鏡川流域ネットワーク」の再出発に際して、鏡川漁協の高橋徹組合長にお世話いただき、「効果的な魚道の再生を図り、100万匹の天然アユがのぼる鏡川に」と題して福留脩文さん(西日本科学技術研究所所長)に記念講演をしていただきました。

高知市鏡庁舎隣の中山間地域構造改善センターの会場へ、東京から直行しました…と、奥さんが腰を痛めている福留さんの車いすを押して、駆けつけてくださいました。

長くは立っておれないので・・・と、途中で実務を担当されている同社の藤田真二さんにバトンタッチをされましたが、工事現場の写真を駆使して参加者に分かりやすく説明され、大変好評でした。

また、講演を聞きに来られた佐川町の土本鋼さんを紹介していただき、福留さんが手がけられた佐川町でのホタルの棲める川づくりの紹介発表も実現しました。

鏡川流域ネットワークでは、今後一層、福留脩文さんにもご指導いただきながら、鏡川の環境保全に取り組む事にしておりましたので、残念でなりません。

ご冥福を祈りながら、川の外科医、故・福留脩文さんの志を継いで、一人でも多くの皆さんと一緒に鏡川の環境保全に取り組みたいと思います。

 四万十川財団の理事として、福留さんと同席していたころを思いながら・・・

(鏡川流域ネットワーク副代表 坂本耕平)