人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強かったエフフォーリア!

2021-10-31 18:25:00 | Weblog

 まずは駅伝の話題。とんでもない新星が現れた!《第39回全日本大学女子駅伝対校選手権》は、名城大が2時間2分59秒で、5年連続6度目の優勝を遂げた。5連覇は立命大に続く史上2校目。大東大は5年連続で2位、3位は拓大が入った。名城大は1区で先頭に立つと、2区の高松智美ムセンビが自身の区間記録を19秒更新する走りで独走態勢に。最後まで首位を譲らず5区以外は区間賞を獲得し、2位に2分36秒の大差をつけた優勝だった。 ただ僕が驚いたのは名城大のメンバーでなく、エース区間の5区を走った拓殖大のルーキー・不破聖衣来。《日本学生対抗選手権(インカレ)》5000mの覇者である不破は9位でタスキを受けると、3㌔過ぎに1人を抜き、5㌔付近で5位にまで浮上。さらに、6㌔手前で立命館大の中地こころ(1年)、7㌔過ぎで日体大の栗原泉(2年)を捉えた。終わってみれば、名城大の加世田梨花(現ダイハツ)の区間記録(29分14秒)を大きく上回る282分00秒の区間新記録をマークした。順位を3位にまで押し上げ、チームも3位でフィニッシュした。3年後の《パリ五輪》へ、また1人期待の選手が現れた。

 女子ゴルフの国内ツアー《樋口久子・三菱電機レディス》最終日は首位で出た渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、3ボギーの「70」。通算9アンダーでペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフに突入し、最後は勝利。今季2勝目、国内ツアー6勝目を挙げた。前半は1打差の2位で折り返し後半、渋野は15番パー3で痛恨のボギー。それでも16番パー5ではバーディーを奪取。見事なバウンスバックを見せるなど粘り、18番パー5でも2オンからバーディー。2打差でリードしていたペ・ソンウが3オン3パットとしたことで並び、プレーオフに突入した。プレーオフは18番で行われ、1ホール目で渋野はピンから3メートルの位置に2オン成功。鮮やかなイーグル締めで今季2勝目を掴んだ。渋野は3週前の《スタンレーレディス》で1年11か月ぶりに優勝。この時もペ・ソンウらと優勝を争い、最後はプレーオフを制して涙した。前週の《NOBUTA GROUP マスターズGC レディース》は予選落ちだったものの、直近7戦中6試合でトップ10入りを果たすなど好成績が続いている。3週連続優勝を狙って5位で出た古江彩佳は「68」で、菅沼菜々と並んで通算6アンダーの3位。19試合連続アンダーパーの西郷真央はこの試合も渡辺彩香と並び5アンダーの5位、河本結が4アンダーの7位に入った。勝った渋野も凄いが、西郷も本当に凄い!
 国内男子プロゴルフ。《ISPSハンダ・ガツーンと飛ばせ》最終日。5打差2位から出た26歳の池村寛世が「65」をマーク。通算17アンダーで、最終日に5打差をまくって逆転優勝を飾った。ツアー屈指の飛ばし屋がプロ9年目で悲願のツアー初Vをつかんだ。最終組の1つ前でプレーし、ホールアウト後に最終組のプレーをモニターで確認し、優勝を確信すると両目から涙があふれた。首位で出た植竹勇太が「72」で回り15アンダーで2打差の2位となりツアー初優勝を逃した。ともに「63」マークした大会主催の国際スポーツ振興協会所属プロ・香妻陣一朗と稲森佑貴も2位に入った。谷原秀人とスコット・ビンセント(ジンバブエ)が14アンダーで5位に入った。選手会長の時松隆光が「69」で回り13アンダーで7位だった。

今日の重賞。東京11Rで行われた【第164回天皇賞・秋】は、横山武史騎乗の3番人気エフフォーリア(牡3歳・鹿戸雄一厩舎)が勝利。昨年の無敗3冠馬コントレイル、“3階級”制覇を狙った女王グランアレグリアと年上のGⅠ馬を撃破。秋の中距離頂上決戦を制し、世代交代を告げるGⅠ2勝目を挙げた。タイムは1分57秒9。2着はコントレイル(1番人気)、3着にはグランアレグリア(2番人気)が入った。

 エフフォーリアは、デビューから4連勝で【皐月賞】を制し、2冠制覇を目指した【ダービー】では、シャフリヤールとの競り合いの末、ハナ差の2着で初黒星。秋は【菊花賞】に向かわず、古馬との初対戦に挑んで、2002年のシンボリクリスエス以来19年ぶりとなる3歳馬優勝を果たした。
 騎乗した横山武史は、先週の【菊花賞】(タイトルホルダー)に続く2週連続のGⅠ制覇で、祖父・富雄(1969年優勝)、父・典弘(2009年優勝)と史上初の親子3代での同レース制覇となった。
 勝ったエフフォーリアだが圧倒的に強かった。馬は春と比べてだいぶ体つきも筋肉質になってひと回り大きくなってパワーがついて、見栄えのする馬になった。今後はこの馬中心に回っていくだろう。2着コントレイルも力を出し切っている。最後少し苦しくなったのは休み明けのせいか・・・。ただまともでも勝つまでは・・・。3着グランアレグリアは目標になった分苦しい展開だった。それでもルメールは勝てると思ったのだろうが、負けた2頭とは距離適正が原因だろう。4着サンレイポケットは力出し切った。前3頭が強すぎた。5着ヒシイグアスもよく頑張っている。枠が内なら4着はあっただろう。
 エフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート(母父ハーツクライ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は6戦5勝。重賞は今年の【共同通信杯】、【皐月賞】に次いで3勝目。【天皇賞・秋】は管理する鹿戸雄一調教師、騎乗した横山武史ともに初勝利となった。

 来週は一口たくさん出る予定!

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