人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

馬券も一口も…惨敗

2024-03-03 17:36:46 | Weblog

 まずは《東京マラソン》ベンソン・キプルト(ケニア)が世界歴代5位の2時間2分16秒で優勝した。22年《東京マラソン》でエリウド・キプチョゲがマークした2時間2分40秒の大会記録と日本国内で出された最高記録を更新した。今年2月11日にケニアで交通事故のため、24歳の若さで亡くなった世界記録(2時間35秒)保持者のケルヴィン・キプタム(ケニア)とチームメートだったティモシー・キプラガト(ケニア)が世界歴代7位の2時間2分55秒でゴールした。2016年《リオ五輪》、21年《東京五輪》金メダルで世界歴代2位(2時間1分9秒)の自己ベスト記録を持つ39歳の「走る伝説」エリウド・キプチョゲ(ケニア)は19.5㌔で遅れ10位となった。日本人トップの9位は西山雄介(トヨタ自動車)で2時間6分31秒。《パリ五輪》代表設定記録に及ばず、大迫傑が《パリ五輪》代表に内定した。一方、女子はストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が世界歴代8位の2時間15分55秒で優勝した。25㌔過ぎで世界歴代2位の記録を持つシファン・ハッサン(オランダ)が遅れ、ケベデ、前回覇者のローズマリー・ワンジル(ケニア)、アマネ・ベリソ・シャンクレ(エチオピア)との争いに。最後はケベデとワンジルの一騎打ちになり、40㌔通過した後、ワンジルをさらに引き離しゴール。前回ワンジルがマークした大会記録、国内最高記録2時間16分28秒を更新した。2位のワンジルも自己記録を14秒更新する世界歴代10位の2時間16分14秒をマークした。日本記録を狙った新谷仁美(積水化学)は日本人トップの6位だったものの、記録は2時間21分50秒にとどまり、日本記録には届かなかった。

 この結果、《パリ五輪》男子マラソンは、昨年のMGCで上位を占めた小山直城(Honda)、赤﨑暁(九電工)が初出場、そして同3位の大阪傑(Nike)が2大会連続のマラソン五輪代表に内定した。女子は鈴木優花(第一生命グループ)と一山麻緒(資生堂)がMGCで内定。MGC設定記録を《大阪国際女子マラソン》で日本記録を樹立した前田穂南(天満屋)がクリアした。最終戦となる《名古屋ウィメンズマラソン》で、前田の2時間18分59秒を上回る選手が現われなければ前田が2大会連続代表に内定する。なんか、ペースメーカーがイマイチだったため、落ち着きのないレースとなったなぁ。世界記録と日本記録のペースメーカーがいるというのも僕は“いかがなものか”と思うのは僕だけ!?

 ゴルフ。国内女子ツアー《ダイキンオーキッドレディス》最終日。単独首位から出た岩井千怜が5バーディ、ボギーなしの「67」をマークし、通算18アンダーで2024年の国内ツアー開幕戦を制した。昨季2勝でメルセデスランキング6位で終え、23年《サントリーレディス》以来の通算5勝目。16アンダーと西郷真央と並んで迎えた14番のバーディで抜け出した。18アンダーは4日間大会となった16年以降、21年大会で小祝さくらがマークした14アンダーを更新する大会最多アンダーパー記録となった。1打差2位から出た西郷真央は5バーディ、1ボギー「68」で回り、16アンダー2位。11アンダーの3位に菊地絵理香、10アンダー3位に神谷そら、天本ハルカ、仁井優花が入った。小祝さくらは5アンダー9位、2年連続年間女王の山下美夢有、昨季4勝の櫻井心那、昨季メルセデスランキング3位の岩井明愛は2アンダー19位だった。6年ぶりにツアー復帰した森田理香子は、イーブンパー28位から出て4バーディ、3ボギー1ダブルボギー「73」。1オーバー36位で大会を終えた。岩井千は隙がなかった。今日のゴルフが続けば、今年の女王有力候補だろう。天晴れ!

 米国女子ツアー《HSBC女子世界選手権》最終日。単独トップで出た古江彩佳は1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」と3つ落とし、トータル7アンダー・8位タイでフィニッシュ。2年ぶりのツアー2勝目はならなかった。西村優菜は「66」畑岡奈紗が「69」をマーク。トータル9アンダーまで伸ばし、ともに今季自己ベストの3位タイに入った。笹生優花も「66」とチャージをかけて、トータル5アンダー・17位タイでシンガポール戦を終えた。優勝は最終18番で劇的なバーディを奪ったハナ・グリーン(オーストラリア)。トータル13アンダーで2打差を逆転した。トータル12アンダー・2位にはセリーヌ・ビュティエ(フランス)が入った。古江は1番から13番までパーを重ね、後続に飲み込まれた。14番で最初のバーディを奪ったが、15番でボギー。優勝が絶望的になって迎えた18番でダブルボギーをたたいた。今年は勝負どころでどうしても失速してしまう。安定感はあるのに…。ただこんな時って1勝すると結構勝てることがあるので、是非早く1勝してほしい。

 男子で嬉しいニュース。アジアン&豪州ツアー共催《ニュージーランドオープンby SKY SPORT》最終日。3位から最終日を出た幡地隆寛が4バーディ、ボギーなしの「67」でプレーして1打差を逆転し、通算17アンダーで優勝を飾った。日本ツアー未勝利の30歳が、念願の初タイトルを海外で獲得。日本勢のアジアンツアー優勝は、2023年2月《インターナショナルシリーズ オマーン》を制した金谷拓実以来となる 広島県出身の幡地は昨季日本ツアーでは、自己最高フィニッシュの《関西オープン》2位、《日本オープン》3位などトップ10を4回記録。賞金ランキングも自己ベストの18位となり、初優勝が待たれる存在だった。通算16アンダーの2位に、首位スタートから「69」で回ったツアー10勝のスコット・ヘンド(オーストラリア)。日本勢は、佐藤大平と堀川未来夢が通算11アンダーの21位。幡地と同じく3位から出た市原弘大は「74」とスコアを落とし、木下稜介と時松隆光と同じ通算10アンダーの26位に終わった。杉浦悠太は通算9アンダーの34位。大槻智春と関藤直熙は通算7アンダーの45位だった。レベルが落ちるとはいえ、海外で勝利することは立派。飛距離の出る選手だけにこれで自信がつけばこれからが楽しみだ。

今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第61回弥生賞ディープインパクト記念】は、M・デムーロの6番人気コスモキュランダ(牡・加藤士津八厩舎)が向こう正面半ば過ぎからまくり気味に進出を開始して2番手まで位置を上げると、直線で力強く急坂を駆け上がり1着でゴール。並み居る素質馬を蹴散らし、初の重賞タイトルを奪取した。M・デムーロは今年初のJRA重賞制覇で、これで2007年から18年連続のJRA重賞制覇となった。タイムは1分59秒8。1馬身1/4差の2着にはシンエンペラー(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にシリウスコルト(9番人気)が入り、上位3頭が【皐月賞】の優先出走権を獲得した。なお、1番人気のトロヴァトーレは6着、2番人気のダノンエアズロックは7着に敗れた。
 

 勝ったコスモキュランダは強い勝利だった。そしてデムーロもこの馬の性格を掴んだ好騎乗だった。レースは使っているが、ますます強くなりそうで距離も伸びて良さそう。【ダービー】当たりが面白いかも…。2着シンエンペラーは人気馬の中で唯一馬券圏内へ。まだまだ強くなりそうではあるが、一方でそこまで強くないのでは…という気持ちも出てきた。3着シリウスコルトは展開も向いたし、馬場も合った感じ。中山も合う感じだ。

 コスモキュランダは、父アルアイン、母サザンスピード(母父Southern Image)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(有)ビッグレッドファーム。通算成績は7戦2勝。重賞は初勝利。加藤士津八調教師、M・デムーロともに【弥生賞ディープインパクト記念】は初勝利となった。
 

 今日の一口馬。中山3R【3歳未勝利】(1800mダート)にウインクリードが出走し13着だった。騎乗した松岡正海は「返し馬から体が重く、それにより体をうまく使えていませんでした。正直、競馬で動ける状態ではなかったので、後ろから無理せず追走してひと脚使えればという作戦に切り替えました。本来はキレるタイプではないので、前々で運ばなくてはいけない馬です。この重い体でも3コーナーで取り付く脚はありましたが、そこからは動ききれませんでした。能力はある馬ですし、ちゃんと仕上げれば未勝利は勝てると思います」とのこと。何?何?仕上がってなかったって…。水野調教師のゴーサインはなんだったのだろう。ただ負けた原因がはっきりしていたので良しとしよう。次走はしっかり仕上げて臨んでほし

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