相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「天保十五年冬場所」序章

2024-01-25 21:29:39 | 日記
江 戸 大 相 撲 熱 戦 譜 第86回
 ☆天 保 十 五 年 冬 場 所★

 天保年間最後の本場所である十五年(1844)の冬は
旧十月二十六日(太陽暦十二月五日)より本所回向院境内
にて晴天10日間興行。〔文化期29、文政期25、天保期27
が各期間の興行回数となっている=途中打切りを含む〕
 横綱不知火(←濃錦里)引退で岩見泻(後横綱秀の山)が
5場所ぶり大関に復した。その西方は猪名川(←稲川)が
6場所ぶり再関脇、後関脇荒馬が新小結へ昇ったけれど、
春は4日しか出場してない前者を小結に据置き、6勝1
敗の好成績を残した荒馬の関脇抜擢が穏当だと思える。
桂 野 の 入 幕 は 内 容 を 評 価 … ?
 勝越して下降はないが、猪名川みたいに負越しながら
桂野が新入幕━でも前場所、関脇岩見泻ら幕内8力士に
挑戦し3勝をあげ、対幕下戦の黒星は皆無だから立派。
 元大関の武隈(←湖東山←手柄山←小柳)が数え47歳で
最年長、最年少も春と変らず後大関小柳と、入幕4場所めの
黒雲の両者で28歳。生・歿年未詳で入幕3場所めの
三ッ鱗を除く23名の平均年齢は数え36・3歳と算出した。
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角界に“見切り”をつける?

2024-01-25 13:37:23 | 日記
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 戦後初の本場所である昭和二十年秋場所、
東十両十二枚目 越 後 山 の星取表。
●鏡 里(十両15)=後横綱
●岩 平(幕下2)=後小結 若葉山
〇葦葉山(十両9)=元幕内
●新 川(〃 11)
〇斜里錦(〃8格)=元幕内
〇明瀬川(〃 13)=前幕内
〇穂波山(〃 2)=後小結 大起
〇小松山(〃 6)=元幕内
〇大平山(〃 8)
〇八幡野( 仝 )

 翌場所は最高位の十両四枚目だが
出場せず角界訣別。その後の消息不明。
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