相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「横綱 霧島」は時機尚早…!

2024-01-17 21:53:35 | 日記
 所謂「横綱候補」の取口をみて、彦山光三
がスポーツ新聞N紙へ寄稿した「横綱栃ノ海
は時機尚早」と題する論文を聯想した。
 去る昭和三八年九州場所で14勝1敗の優勝
を成し遂げたが、翌三九年初場所は横綱大鵬
が全勝優勝、後大関の清國が14勝で「準優勝」
だから13勝2敗の栃ノ海は「第3位」なのに
連覇に“準ずる成績”だ━と、横綱審議委員会
が「拡大解釈」して横綱推薦OKの答申を相撲
協会が“尊重”して新横綱を誕生させてしまった。

 栃ノ海が横綱初土俵を踏む前から「地力不足」
を鋭く指摘したのが横綱力士のお目付役、彦山翁
であった。その後、栃ノ海は3場所連続8勝7敗
の不名誉な記録も…。総評座談会で「首投げ」や
「小手投げ」を喰うのは拙いと発言したのも彦山
翁だと記憶する。
 尚、大正期の三流横綱 鳳(おおとり)の決り手で
10番ほど「小手投」での白星を得ていた。
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32年前の相撲書籍を無代進呈

2024-01-17 13:42:21 | 日記
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 古雑誌『大相撲』(読売新聞社刊)の連
載「…大相撲図書解題」(21)より転載。

★窪寺紘一「日本相撲大鑑」(21.6×15.4㌢
466㌻、平成4年7月、新人物往来社)
相撲に関する知識・データを集大成した書。
世界各地の格闘技から書き始め、相撲の成
立、大相撲の組織と制度、歴史的由来、相
撲と芸術について記している。資料編とし
て、年表、相撲部屋案内、力士人国記、決
まり手などがつく。著者は平凡社勤務の後
フリーになった人で、歳時記関係の著書が
多い。

 この『日本相撲大鑑』(定価5千円)を御希
望の方、先着1名様に無代進呈します。
送料は御負担をお願いいたします。
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