現代日本はデフレなのにもかかわらず、讀賣新聞社刊
『大相撲』の定価が四桁の千円にまで値上りしてしまった。
小生は過日、三宅充氏に尋ねた「売行きはどうですか」
曰く「一番売れたとき〔昭和三十二三年頃だろう…〕の
七分の一か八分の一か売れない」大関貴ノ花(故人)初Vの
ときは、かなり売れた「それでも最盛期の半分までいかぬ。
半分売れれば“御の字”ですよ」との応答でありました。
最近について邪推すれば、十分の一も売れないだろう。
庶民の財布の紐が固いのはわかりきっているつもりだが、
それが原因のすべてではあるまい。
第一、問題なのは相撲雑誌の企画・編集の当事者たる
スタッフが角界に関してまったくの素人というよりも、
相撲通ではない人たちであり、大相撲の史実に詳しくない
と思える。それで充実した誌面ができるはずがありません。
『大相撲』の定価が四桁の千円にまで値上りしてしまった。
小生は過日、三宅充氏に尋ねた「売行きはどうですか」
曰く「一番売れたとき〔昭和三十二三年頃だろう…〕の
七分の一か八分の一か売れない」大関貴ノ花(故人)初Vの
ときは、かなり売れた「それでも最盛期の半分までいかぬ。
半分売れれば“御の字”ですよ」との応答でありました。
最近について邪推すれば、十分の一も売れないだろう。
庶民の財布の紐が固いのはわかりきっているつもりだが、
それが原因のすべてではあるまい。
第一、問題なのは相撲雑誌の企画・編集の当事者たる
スタッフが角界に関してまったくの素人というよりも、
相撲通ではない人たちであり、大相撲の史実に詳しくない
と思える。それで充実した誌面ができるはずがありません。