相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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『相撲史発掘』 第91号 堂々完成 !!

2019-05-31 21:37:27 | 日記
 拙作&私家版『相撲史発掘』第91号が
できました。内容は次のとおりです。

◉讀物・大日本相撲協會【後篇】
 =『文藝春秋』への天竜三郎寄稿

〇江戸大相撲熱戦譜 第71回
 ●天保八年春場所
 ◉幕内略歴・関係勝負・星取表つき

●大関緋縅の相手地位つき星取表

〇明治後期の重量力士

◉明治・大正の新聞記事から③

〇江戸大関落武者物語
 ●幕下〔以下〕に陥落した〔看板〕大関

〇長崎県出身入幕力士一覧

●古今平幕最優秀力士星取表

☆一世一元について★
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全敗が消えた星 その349

2019-05-31 13:33:19 | 日記
※昨日の閲覧…1,000・訪問…312
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 昭和五十六年九州場所、初日から六日目まで
の星取表を真っ黒に塗り潰したのは、元関脇
蔵間だった。
 翌七日目、白星を得て連敗脱出━幕内全敗が
消えている。
 彼も「近江冨士」みたいな、ちゃんとした醜名
をつける噂があったな…。

 『大相撲』誌「笑待席」欄へ寄稿したのは、

 蔵間にのぞむ  タコになるな─鞍馬天狗

 ところが、他の投稿に

 男なら蔵間、女ならグラマー

 蔵間からglamourなんか聯想でけへん。
grammarとの“発音の相違”もわかりません。
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情けない江戸力士…

2019-05-30 21:31:14 | 日記
 天保七(1836)年春場所、序盤戦の
好調な幕内力士を列記。

東関脇 黒 岩
初日 〇桐 山(幕下)
二日目〇待乳山(〃)
三日目〇武藏川(前四)

東小結 平 石(…いわ)
1 〇天津風(幕下)
2 〇桐 山
3 × 頂 (前三)

東前頭筆頭 鰐 石
1 〇小松山(前六)
2 〇大童子(幕下)
3 や

東前頭三枚目 荒 礒
1 〇岩ヶ根(幕下)
2 〇駒 立(〃)
3 ●緋 縅(関脇)

 以上の如く、初日から3連勝したのが
関脇黒岩ひとり。但し、鰐石の三日目は
現代ならば不戦勝かも知れない。

 翌天保八年冬場所も初日から3連勝の
幕内力士は1人だった━詳細は後日に…。
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大関が横綱より強い??

2019-05-30 13:40:14 | 日記
※昨日の閲覧…1,030・訪問…304
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 幕末、慶應二(1866)年春場所に
おける幕内取組順序の検証の最終回。

 九日目中入り前
西前六×綾 浪─玉ノ戸(幕下)
〃前四〇両 國─鶴ヶ滝●東前六
東前四△簗瀬嶽─君ヶ嶽△西前七
西小結〇小野川─白眞弓●東前三
大関〔横〕●不知火─鬼面山〇〃大関

 中入り後
西前五〇武藏川─田子ノ浦●東前八
〃前二〇千賀ノ浦─湊 川●〃前七
東小結×千年川─東 関×西前三
〃関脇〇陣 幕─鷲ヶ濱●〃関脇

 事実上、実質的な千穐楽はまた中入り前
に東西の両総帥が対戦し、明治最高齢横綱
鬼面山が三流横綱を破った。
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「天保八年冬場所」 序章

2019-05-29 21:23:08 | 日記
江 戸 大 相 撲 熱 戦 譜 第72回

☆天保八年冬場所★

 天保八(1837)年の冬場所は、旧十月二十日(新暦
十一月十七日)より本所回向院にて晴天10日間興行。
 看板力士梶ヶ濱が姿を消したので3場所ぶり幕内全員
の“数え”が判明。最年長3人は春と変らず、4年ぶり
二十代〔尤も、30歳も“満”ならばその部類だろう〕での
新入幕となった和田ノ浦(後大関鏡岩)が最年少である。
 20力士の平均年齢を算出すれば、36・4歳で前場所
よりも若返っている。
 番附編成を批判すれば、東方4人が勝越しながら降下
━でも、平幕陥落の鰐石(後大関劔山)以外は休みが多く
実質的には不成績だった。逆に、負越しての昇進はない。
 長州藩お抱えの大関小柳が、姫路藩に変って手柄山と
改名した。横綱阿武松が…免許前の文政十(1827)年春、
小柳の醜名から改めて以来10年ぶりの“大関改名”で
あった。〔両者は元兄弟弟子→師弟関係。〕
 尚、小結平石ら丸龜藩の力士たちの番附頭書が「四国」
と書かれているのは異例で、一時的に抱えを解かれた?
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