相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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不動岩、幕下Vを逸す

2023-09-30 21:32:46 | 日記
 昭和十八年春、東幕下四三枚目
不 動 岩〔後関脇〕の星取表です。

●米 川(幕下44)=後幕内 二瀬山
〇柏農山( 〃40)=後幕内

〇髙見山(幕下42) 非関取

〇佐田岬(幕下38)

〇浦ノ里(幕下34)


〇鶴 渡(幕下48)

〇金鯱山(幕下35)
〇戦 山( 〃22)

 当場所の幕下優勝は、同位・同部屋
(双葉山道場)の土山〔後幕内 双子岩〕。
 尚、白星の相手は鶴渡以外みな上位
との対戦だが、例えば8番相撲の相手
は前日まで2敗を記録していた。
 相撲雑誌グラビアで土俵下で三宅記者
の隣に坐る不動岩の姿を思い出す。
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白星に「掛け投げ」はない…

2023-09-30 13:46:14 | 日記
※昨日の閲覧…473・訪問者…284
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 大正時代の三流横綱、鳳(おおとり)の
十八番(おはこ)は、「掛投」とされてい
るけれども、彼の在幕 個人別星取表の
決り手━勝利数108番に「かけなげ」と
の記録は皆無なのである。
 畢竟、攻・防の過程のなかで「掛投げ」
をみせても、それが白星にむすびつかな
かった訳だ━と、解釈するほかはあるまい。

 戦後の双璧、栃錦や若乃花(初代)の決り手
分析(多→少数)は、『なんでも七傑事典』で
詳述。でも、昭和No.1双葉山の決り手検証
は採りあげられてない。そこで、近日機会を
みて、「打棄り」が何番めに多いか等々調査
してみたい。たしか、「ひねり」は皆無だっ
たと思っているが……。
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『相撲史発掘』第104号 堂々完成 !

2023-09-29 21:42:05 | 日記
【九月末日が土、十月朔日が日曜の為繰上げ】
 拙作&私家版『相撲史発掘』第104号が
できました。内容は、次のとおり。
〔題簽は元大相撲立行司40代・式守伊之助氏〕

1~4頁
〇“時代”を超えた力士たち (第4回)
 ●明治→大正篇 ②
 玉椿・浪ノ音・伊勢ノ濵・Ⅱ西ノ海・Ⅱ朝潮・碇泻

5~8頁 上段
〇江戸大相撲熱戦譜 (第84回)
 ●天保十四年冬場所
折込み 両面
●幕内関係勝負&星取表

8頁下段~10頁
〇大正期の新聞記事から
 ●大正七年の『國民新聞』

折込み表面
〇鳥取県出身入幕力士一覧
 ●雷電為五郎から伯桜鵬まで23名
折込み裏面
〇還暦に達した元横綱力士
 ●阿武松から北勝海まで29名

11ページ
〇古今平幕最優秀力士星取表(34)
 ●神風や力道山も登場。

 頒布を御希望の方、二つ折り定形郵便なら
94円切手、折らずに定形外郵便ならば120円
切手を同封のうえ…
〒852-8113 長崎市上野町14-11
       田   中       健
 お問合せは jhisa104@ybb.ne.jp まで…お気軽に。
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次は「…伊之助」が空席なの…?

2023-09-29 13:41:40 | 日記
※昨日までのトータル訪問者数
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 秋場所後日程で、「番附編成会議」の翌日
は日本相撲協会の「定例理事会」〔「緊急」
じゃぁなさそうだ。〕なのだろう。新弟子検
査問題の他、附出し基準の問題では、逆緩和
みたい━昭和四十年代以降、何度変更するの
さ…? 『大相撲』誌「笑待席」では、一般
新弟子があれは「裏口入門」と云い、親方衆
曰く「推薦入門」だって━諷刺的揶揄が載って
いたのを思い出す。

 もうひとつは、「立行司」の懸案。41代…
伊之助が38代庄之助に昇格が確定は結構だ
が、今度は式守伊之助が“空位”なのかね?
 現三役格首席の木村玉治郎を42代…伊之助
に出来ない理由はなんなのさ。彼が、「差違
い」常習者なら話は別だけど……。

 行司処遇の在り方にも改革が必要。最近、
土俵下へ落ちる下手な行司が少なくないみたい。
力士の動きに対して、機敏に反応する能力が
不足気味じゃぁないか。
 私案だが、行司の停年を65から満70歳に
引上げ、土俵下転落行司には「体力テスト」を
…。それに65歳以降は年一度「認知症」検査
も実施したい。
 停年延長に因り、庄之助が1年で退職の
マイナスイメージが低減されよう…。
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35周年記念号の紙面構想

2023-09-28 21:49:36 | 日記
 もと武藏山 武の「八百長華やかなりし頃」
は、約2年さきに発表の天竜三郎「讀物・大
日本相撲協會」同様、“長篇”のため全文を一
挙に転載するのは不可能。
 それで、妥当性を欠くと独断で判断箇所を
カットすると同時に、天竜論文のときの如く、
前・後2篇に分割掲載せず、来春の創刊35周
年記念号に一挙転載しよう━と熟慮している。

 そのため、古資料の援用記事「大正期の新
聞記事から」を休載、更に場合によっては、
「古今平幕最優秀力士星取表」を休載するか・
もしくは折込み面へ移すかも知れない。

 ひとつの構想としては、1~4頁に武藏山
稿、5~7頁に「江戸…熱戦譜」、8~11頁
に武藏山稿の“後半”部分━兎に角、通常号より
も特別編成気味になりそうだ。
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