相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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『相撲史発掘』 第89号 堂々完成 !

2018-09-30 21:11:40 | 日記
 拙作&私家版『相撲史発掘』第89号が
できました。内容は下記のとおりです。

〇しこ名の字音数<補遺篇>
 ◉写真 明治4年冬場所番附(西方部分)

〇天保七年春場所
 ●幕内略歴・関係勝負・星取表

〇越の海VS高根山の取組絵

〇明治・大正の新聞記事から<新連載>
 ●大正14.1.17『報知新聞』
 ● 〃15.1.16『東京日日新聞』
 ● 〃13.1.13『大阪毎日新聞』

〇大正時代の長身力士

〇横綱阿武松の相手地位つき星取表

〇異色の看板…大童子の詳細星取表

〇古今平幕最優秀力士星取表
 ●明治8年春~同14年春

◉相撲絵“採算”度外視で世に出た?

 頒布を御希望の方は送料92円切手同封のうえ
〒852-8113 長崎市上野町14-11
       田   中       健
 お問合せは jhisa104@ybb.ne.jp
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なんで関脇「栃錦」が脱落…?

2018-09-30 13:21:44 | 日記
※昨日の閲覧…840・訪問…242
トータル訪問者数 501,047

 昭和二十六年秋場所の番附は━。

横綱 東冨士・照 國・羽黒山・千代ノ山
大関 吉葉山・鏡 里
関脇 大内山・栃 錦・三根山
小結 若ノ花・若葉山・備州山

 彦山光三著『相撲讀本』巻末の「力士の
基本給」は、小結若ノ花を採りあげながら、
関脇栃錦が抜けている。
 それから可笑しいのは、元大関名寄岩が
載っているのは兎も角、幕尻米川〔後三流
横綱A〕が対象に…。

 思うに、彦山翁のうっかりミスじゃぁなく、
出版社「河出書房」の編輯上の脱落だろう。
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66年前の基本給

2018-09-29 21:22:04 | 日記
 また“受売り”みたいで恐縮だが、彦山光三
の『相撲讀本』━所蔵している方は少数と思える
ので敢えて…。

 おしまいの項は「力士の生態」
一、あくまで稽古第一
二、ちゃんこ料理談義
三、名乗り・しこ名について
四、風俗のうつりかわり
五、収入はどれほどか

 上記のうち、「二」は抜萃したばかり。ここでは
「五」より……。

〔前略〕本秋場所後〔註=昭和二十六年〕における
おもなる力士の基本給はつぎのようになっている。
 照 國  四百七圓二十五錢
 羽黒山  三百五十七圓七十五錢
 東富士  三百二十三圓七十五錢
 千代の山 百八十七圓七十五錢
 吉葉山  百三十八圓
 鏡 里  百八圓七十五錢
 三根山  百四十七圓七十五錢
 大内山  六十九圓二十五錢
 若の花  六十八圓二十五錢
 名寄岩  百十一圓五十五錢
〔以下省略〕
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引分けが精一杯の横綱雲龍

2018-09-29 13:47:33 | 日記
※昨日の閲覧…1,162・訪問…202
トータル訪問者数 500,805

 幕末、文久三(1863)年冬場所に
おける幕内取組順序の検証。

 六日目中入り前
東前二〇千年川─両 國(幕下)
〃前一×明石泻─東 関×西前六
〃小結●梶ヶ濱─荒 馬〇〃前三
〃関脇×鬼面山─鷲ヶ濱×〃小結
西関脇〇小野川─君ヶ濱●東前五

 六日目中入り後
西前五〇綾 浪─大 勇(幕下)
東前三〇照ヶ嶽─秀の山●西前七
西前四●白眞弓─武藏川(幕下)
〃前二〇出釋迦山─湊 川●東前七
大関〔横綱〕×雲龍─千賀ノ浦×西前一

 雲龍は、前場所も同じ六日目に、同じ
相手に金星を与えたので、慎重に取って
引分け相撲だったのであろう…。
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全文転載は無理

2018-09-28 21:06:55 | 日記
 昭和三十二年…の『文藝春秋』へ寄稿の
「讀物・大日本相撲協會」(天竜三郎)にお
ける小見出しに便宜上番号をつけて列記。

1 角界の法皇・大麻唯男
2 横綱は夜つくられる
3 協会革新に力士団起つ !
4 昭和版「め組の喧嘩」の全貌
5 悲劇の名人大関・大ノ里
6 角界の怪物・茶屋制度の真相
7 八百長相撲問題を斬る

 1~6節を非ネット接続PCへ全文を書き
込んだところ、『相撲史発掘』の7ページ分
にもなる。

 創刊30周年記念特別読切り━とても無理で
「前・後」篇の2回にわけないと……。

 けれど、それでも一部割愛しないと駄目だ。

 扨て、浅智慧のあたまで、どの箇所をカット
するか悩ませる…。
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