木になる 木の合う 事柄

今 こんなことをしています。

力板 荒彫り終わる。

2018-06-29 22:23:10 | 木彫
製作中の力板  荒彫りを終えました。


  欅ですから堅いのは当然ですが 木目が板目 コブの部分のようです。
  強く打ち込むと 目がめくれそう・・・。
  金槌も大き目ですから 腕も疲れます。


  雲文様  二枚とも荒彫りを終えました。


 波文様も 先日荒彫りを終えていますから 粗い仕事は終えました。

 この後 ノミも金槌も一回り小さなものに変え コツコツと細かな部分を仕上げて行きます。

天神様 木取り・資料

2018-06-28 19:24:04 | 木彫
担当している木彫講座   受講者の希望で天神様を木取りました。


 天神様  福井では男子の子供が生まれると 天神様を贈る風習があります。
      普通ですと掛け軸なのですが 木彫りの像を贈る方もあります。
      この風習は 北陸地方だけのようです。  金沢には無いそうです。


 材料を木取りました。
    衣冠束帯  袖を広げています。
    立木で作りますから 幅広の材料が必要ですから なかなか大きな材料がありません。
         予定よりちょっと小さ目にしました。


 作るための資料も準備します。
     これも講師の仕事・・・・
 座像 かなり大きい作品となります。
        受講者の方には 頑張って作って頂きましょう。
     

スプーン作り

2018-06-27 19:42:10 | 木彫
体験観光   その動きに私も参加しています。


  足羽川の堤防の桜 雪で倒れた木を頂いて残しておきました。
  それを半分に割りました。


  それを板状にしました。


 スプーンの形にして


  削って スプーンにしました。
  上は 今までに作ってあったヒノキで作ったスプーン
  下が 今回 桜の木で作ったスプーン
     桜の木はヒノキに比べれば堅いですから 彫る時間は倍ほどかかりました。
     これだけ時間が掛ると 体験の時間としては掛かり過ぎ。

  体験観光ですから 何か福井の関係するものをと思い 足羽川の桜を使ったのですが・・・・。
  狙いは良いと思ったのですが・・・・
  話題性はずっとあると思ったのですが・・・・

  ・・・・残念ですが ちょっと無理かな・・・・・
  

ヤナギ

2018-06-27 19:25:57 | あんなこと こんなこと
最近 近くの河川の水際に生えていたヤナギが 切られていました。


 どうしてかな?  と思って見ていたのですが 今朝の新聞記事で分かりました。
 こんな所にも 国体のためでした。


 水際に生えていた木がきれいに切られてしまい 見た目は良くなりました。
 梅雨の大雨の水流を良くするためと 思っていたのですが 違ったようです。


 我が家には 春に切り皮を剥いたヤナギがこれだけあります。


 皮を剥いてしまいますから 白い肌になっていて いろいろ絵を描いたり 
                  消しゴムハンコで捺したりしています。
 芯を入れて 色鉛筆・鉛筆にしていました。

 今までは何時でもどれだけでも作れる。  材料が不足して 困ることは無い。と思っていました。
 それなのに 材料が無くなってしまいました。

 もっと上流まで行って切ってくるか。
 根は残っていますから しばらくすれば枝を伸ばすでしょうから それまで待つか。

 切った人は 無くなって困っている人がいるなどとは 考えていないでしょうね。

見学旅行

2018-06-26 21:12:27 | あんなこと こんなこと
県立美術館友の会主催の 見学旅行が行われました。
   私も会員ですから 久しぶりに参加しました。


  久しぶりの北陸地方の美術館見学です。
  石川県 県立美術館で開かれている展覧会  「若冲と光遥展」
   若冲は福井県立美術館でも紹介されていますから 光遥の作品の方が心惹かれました。


 富山県 水墨画美術館で開催されている「日本画の美人画展」
    上村松園・伊東深水・橋本明治・・・・画集では見ている作品が展示されていました。
 それより 美術館自体   広々した芝生広場に感激しました。


 富山県立美術館で開催中の 「千住博展」
  金剛峰寺の障壁画が展示されていました。




  普通の照明で見るとこのように見えます。




  蛍光塗料で描かれていますから ライトを変えるとブルーに光ります。

  最近の展覧会では SNS拡散用に撮影OKとなっていましたから 紹介出来ました。
  興味を持った方は 是非会場に足をお運びください。

  富山県立美術館は昨年完成したばかりの真新しい建物です。
  屋上からの展望が素晴らしかった!!

  参加者は 福井県立美術館友の会会員ばかりですから 以前担当した講座の受講者の方も居られ
  久しぶりにお顔を拝見し お話しし 楽しい時間を過ごせました。

研ぎ直し

2018-06-25 19:28:17 | 木彫
知り合いの方から ノミの研ぎ直しを依頼されました。


  これだけの種類です。


  小さなものは 5厘 1分 の平ノミがあります。
      これだけ幅の狭いノミを研ぐのは 本職の私でも大変です。
      つい 斜めになったり 丸くなったり・・・・難しい!!


  大きなのは1寸ぐらいあります。   
    幅の広いノミは研ぎ易いです。


  角の部分を丸して研いでほしいとのことなので そのようにしました。


 問題は カツラ(ノミ先端の金属の輪)が踊っている 潰れている。   
    これは直さないといけません。  
    使い始めの時に きちんとノミの柄に嵌めないまま使い始めるから こうなってしまうのです。



  金属の潰された部分を削り取り 柄に嵌め 頭を叩いて潰す。
   これで しっかり叩けるようになりました。

  一日でこれだけのことをすると 腰を痛めてしまいます。
     二日に分けてしないと・・・・・。

災害訓練

2018-06-24 19:23:33 | あんなこと こんなこと
今日 恒例の地区の災害訓練が行われました。


  避難場所の近くの小学校へ集まります。
 この時期に行われるのは 70年前の福井地震の時だからです。
  集まったのは約1000人   地区住人は8000人ですから 参加人数は8分の一。
                    多いのか 少ないのか??


  AEDの使い方訓練    私も使ってみましたが・・・・いざとなったら使えるかな?


 地区の災害対応機械  こんなにあるのか?  これで足りるのだろうか?


  訓練に参加すると 帰るときに災害備品の乾パンを頂いて帰ります。
  ちょっと塩味があり 香ばしく美味しい!!  ・・・これを楽しみに参加するのですが・・・


  よく見ると 賞味期限ギリギリ   
  賞味期限のきた乾パンを新しくするために 古い乾パンを皆さんに配るのでしょう。
  甲板の保存期間は 相当長いでしょうから 製造年が記入してあると面白いのだが・・・・。

  10年とすると 乾パンは地区住民の数だけ保存してあるということになります。
  災害担当の職員の人も 管理には気を使っているのだろうなァーーー。

木育フェスタ

2018-06-23 19:49:13 | 玩具
木育フェスタが 今年も開かれました。



  木が好きな人を育てるプロジェクト
  森林大国日本で暮らす私たち・・・・木の文化を次世代へとつなげ・・・・暮らしをもっと豊かに・・・
  木の良さ 普及を目指しているイベントです。
    



  木のおもちゃ博も開かれています。
  30余のブースが並び ワークショップを行っています。






  とにかく子供連れの多い事!!
  これだけ賑やかなイベントも少ないのではないでしょうか。


  今年は大きな遊び場も登場していました。
  カンナクズプール 木の球のプール・・・・手に持って遊ぶだけでなく 木の中に入って遊ぶ。

  木のおもちゃの仕入れもしてきました。
         工夫して 新しいおもちゃを作らなくては・・・・
 

桜の枝の印

2018-06-22 22:56:33 | 篆刻
桜の木の枝で小さな印を刻しました。


  桜の枝  印用に作って置いた切れ端が乾燥して 使いやすくなりました。
     その一つで作りました。


  彫り具合もしっかりしてきて 彫りやすいです。
      これくらいの硬さが 私は好きですが・・・・
              一般の方には 硬すぎると思われるかもしれません。


  直径 9mm   
     ハガキ・一筆箋・・・・書・絵画の小さな作品にも良いでしょう。

  桜の枝の小さな印です。   かわいがって頂けると嬉しい。

削ろう会

2018-06-21 22:10:14 | あんなこと こんなこと
私の職業に関係しますから ジャンルは職場としました。
                     。


    彫刻と大工ではかなり違います。  しかし木を扱う事では同じ 関係は深いです。
   大工と木彫職人の人数の違いでしょう。  木彫の世界にはこの様な組織はありません。
  かなり専門的なことまで記されていますから 役立つことも多いです。


  会報中に今では珍しい存在になってしまった 鉞の記事がありました。


  実際に使っているところを見ると 大きな鉞を振り下ろしますから 見ていて怖いくらいです。
  今では機械で形を整えてしまいますから 鉞ではつられた痕は魅力的です。
  研ぎ・取り付け・柄の長さなど 鉞には鉞の扱い方があるのでしょう。


  削ろう会は 年に一回全国大会を開いています。
  今年は福岡県の久留米で開かれるとの事。  その案内チラシが同封されていました。
  しかし このモデル 何ともかわいい若い女性。
  最近は女性も大工を目指す人がいますから 実際に修行している人なのかもしれません!!

  小さく ヘア&メイク協力・・・・店と記されています。
  このためのモデルかな? 実際の若い大工かな?
                       ・・・後者であることを期待したい。・・・