太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

小さなミス

2024-05-05 06:46:06 | 日記

 日本中でしまったと思った人は多いのではないだろうか。昨日のドジャース戦、NHKがBSではなく総合TVでLIVE放送した。8回を終わって同点、勝っても負けてももう大谷選手に打順は回ってこないだろうと思ってちょっと外出した。ところが帰ってくると1点ビハインドの10回裏、大谷選手が同点の適時打を打っていた。11回裏チームはさよなら逆転勝ち、一体朝から何を辛抱強く見ていたのだろうと後悔した。勝負は下駄をはくまで分からないということわざがある。将棋や碁由来の言葉らしいが英語を調べると「It's not over until it's over」らしいが何とこれは某大リーガーが言った言葉だそうだ。大谷選手も今言っているのだろうか。

勝ち負けを成功と失敗に喩えるのは必ずしも適当ではないがカリスマ経営者は次々と手がけるベンチャー事業を悉く成功させた。秘訣はと聞かれた時「成功するまで諦めないことです。」と答えた。当たり前のことだと思ってしまう。これには裏話がある。諦めない為にはそれを支える資金が要ります。多くの人は本業が傾いてくると新しい事業に手を出して一発逆転を狙います。それではうまく行きません。新規事業を支える資金は本業からしかでてきません。その意味では新規事業以上の力を本業に注がなければなりません。何でもカリスマ礼賛のOグラ氏ほどではないが時々あの時はと納得することがある。

野球の世界では東北楽天の野村克也前監督の座右の銘として有名になった「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というものがある。元は「甲子夜話」の著者、平戸藩藩主松浦静山が残した言葉である。意味は、負け(失敗)を虚心で反省すれば必ず原因が見つかる。予期せぬ失敗やミスをしたとき、人は往々にして「運が悪かった」「ついてない」で片づけがちだがそれではいけない。一方偶然に勝つ(成功)ことがある。この時は必死で勝った理由を分析しないのが人の常である。

もうこうなるとどっちがどっちやら。詰めていえば、勝ちにも負けにもそれなりの理由があると言う方が正しいか。しかしそれでは格言にならない。ラッキーの綱渡りでここまでやってきた我が人生、そろそろつけが回ってくるのだろうか。回ってこないラッキーを願う。

 



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