今日から下期相場入りです。8月下旬から当然の株高に沸いた東京市場でし
たが、自民党総裁選2週間前の14日に当面の高値を付けてしまったようです。
短期筋の先物主導の強烈な上昇相場だっただけに動きが止まるとやはり反動
もありそうです。急騰相場では高値から少し下げたからと言って安易な押し
目は慎重になるべきなのでしょう。
個別銘柄でも今年の相場のスターだった海運3社は年初からほとんど調整す
ることなく上昇しました。6月以降は上昇に弾みがつき株価は5月時点の3倍
程度まで急騰しました。青空天井ともいえる急騰ぶりでした、変調は突然や
ってきました。
今週の月曜日に揃って高値を付けましたが、一転その日から大きく下げ4営
業日で高値から日本郵船と商船三井は25%、川崎汽船は31%も下げました。
今日も米株が大きく下げたことから下げ止まるかは微妙なところです。週足
チャートは高値圏で長大陰線を引いたことから当面の天井を付けたことは明
らかです。
海運だけでなく東京エレクトロンなど半導体関連や安川電機など今年の高値
を更新後に一転大きな下落に転じています。相場の流れが大きく変わったの
は明らかです。いずれ下げ止まれば反発する場面はあるでしょうが、どこま
で調整が続くかは相場に聞くしかありません。
海運だけでなくFAの安川電機それに半導体株などは典型的な景気循環株と
いう位置付けでした。それが海運銘柄はコロナ禍でのコンテナ市況の高騰
安川電機などFA関連も非接触というコロナ下での自動化投資の盛り上がり
半導体もデータセンターやPCなどコロナ禍でECやテレワークなどの需要
急増とコロナ禍からの生産急回復に伴って半導体不足が深刻になった自動
車分野などいくつもの追い風が吹きました。
半導体分野は今後も電子機器や自動車の電動化などで先行きは明るいでし
ょうが、短期的にはシリコンサイクルが復活して需要低迷期に突入するか
もしれません。何せ多くの投資家がこれらの銘柄を保有していないと指数
の上昇に運用成績が負けてしまうという理由から組み入れました。
上昇相場が一転下落相場に転じると含み益の大きなこのグループが換金売
りに晒されます。多くの投資家が同じ行動を取れば一時的に需給バランス
が崩れ業績など実態以上に売られる場面も出てきます。
基本的に日本の個人投資家は逆張り投資が多いようです。その行動自体は
間違っていません。株式投資は安く買って高く売るゲームですから。しか
しどこが天井でどこが底なのかをまた見極めることも難しいのが現実です。
値ごろ感から買いに向い結果的に落ちてくるナイフを掴むことになってい
るケースも多いようです。
投資銘柄を選ぶ前に相場の流れが今までどうなっていたのか、そして今後
どこに流れるのかがやはり重要です。早い押し目買いは得てして値惚れ買
いに繋がるケースも多いようです。4月から9月までの上期相場と10月以降
の下期相場の流れを見極める必要がありそうです。
たが、自民党総裁選2週間前の14日に当面の高値を付けてしまったようです。
短期筋の先物主導の強烈な上昇相場だっただけに動きが止まるとやはり反動
もありそうです。急騰相場では高値から少し下げたからと言って安易な押し
目は慎重になるべきなのでしょう。
個別銘柄でも今年の相場のスターだった海運3社は年初からほとんど調整す
ることなく上昇しました。6月以降は上昇に弾みがつき株価は5月時点の3倍
程度まで急騰しました。青空天井ともいえる急騰ぶりでした、変調は突然や
ってきました。
今週の月曜日に揃って高値を付けましたが、一転その日から大きく下げ4営
業日で高値から日本郵船と商船三井は25%、川崎汽船は31%も下げました。
今日も米株が大きく下げたことから下げ止まるかは微妙なところです。週足
チャートは高値圏で長大陰線を引いたことから当面の天井を付けたことは明
らかです。
海運だけでなく東京エレクトロンなど半導体関連や安川電機など今年の高値
を更新後に一転大きな下落に転じています。相場の流れが大きく変わったの
は明らかです。いずれ下げ止まれば反発する場面はあるでしょうが、どこま
で調整が続くかは相場に聞くしかありません。
海運だけでなくFAの安川電機それに半導体株などは典型的な景気循環株と
いう位置付けでした。それが海運銘柄はコロナ禍でのコンテナ市況の高騰
安川電機などFA関連も非接触というコロナ下での自動化投資の盛り上がり
半導体もデータセンターやPCなどコロナ禍でECやテレワークなどの需要
急増とコロナ禍からの生産急回復に伴って半導体不足が深刻になった自動
車分野などいくつもの追い風が吹きました。
半導体分野は今後も電子機器や自動車の電動化などで先行きは明るいでし
ょうが、短期的にはシリコンサイクルが復活して需要低迷期に突入するか
もしれません。何せ多くの投資家がこれらの銘柄を保有していないと指数
の上昇に運用成績が負けてしまうという理由から組み入れました。
上昇相場が一転下落相場に転じると含み益の大きなこのグループが換金売
りに晒されます。多くの投資家が同じ行動を取れば一時的に需給バランス
が崩れ業績など実態以上に売られる場面も出てきます。
基本的に日本の個人投資家は逆張り投資が多いようです。その行動自体は
間違っていません。株式投資は安く買って高く売るゲームですから。しか
しどこが天井でどこが底なのかをまた見極めることも難しいのが現実です。
値ごろ感から買いに向い結果的に落ちてくるナイフを掴むことになってい
るケースも多いようです。
投資銘柄を選ぶ前に相場の流れが今までどうなっていたのか、そして今後
どこに流れるのかがやはり重要です。早い押し目買いは得てして値惚れ買
いに繋がるケースも多いようです。4月から9月までの上期相場と10月以降
の下期相場の流れを見極める必要がありそうです。