※台風接近でのアクシデントに備え更新を前倒しでします。
売り方や買い遅れた投資家にとっては「もうはまだなり」の格言が
胸に沁みる相場展開になってきました。2月以降あれほど日本株を
売り越してきた海外投資家の豹変には今更ながら驚きを隠せません。
2万4000円の大台割れから僅か一日で再び大台を回復した東京市場
はどうやら本物の上昇相場にあるようです。
経済紙を読めば読むほど米中貿易戦争終結には予想以上に時間が
かかりそうです。大幅な減税効果で今年絶好調の米国景気に貿易
戦争が足を引っ張るという論調も目立ちましたが、最近になって
確かに影響はあるが景気を大きく冷やすほどの影響は出ないとい
う強気の見方も浮上してきたようです。
今まで米中貿易戦争で中国経済が変調をきたし日本企業への影響
も無視できないということで東京市場は中国関連銘柄中心に下落
基調を続けてきました。また自動車銘柄は円安よりも米国による
追加関税に影響が株価の重しになってきました。中国関連銘柄も
自動車銘柄も一時よりは持ち直しましたが、尚も年初の水準には
程遠いのは中間決算で会社側の見通しを聞かなまでは正しい判断
が出来ないからでしょうか。
1月の高値時には半導体関連銘柄やFA・ロボット関連銘柄が相場
の柱でしたが先週の2万4000円回復の原動力になった銘柄は医薬
品や石油と一部の小売りの内需系銘柄だったようです。市場には
113円まで進んだ円安効果で上方修正を囃していますが円安でメ
リット受ける電機や機械、自動車銘柄の多くは相場の主役ではあ
りません。
円安メリットと無縁な医薬品や石油それに小売り銘柄が人気化
している背景には日本株は確かに割安だが貿易戦争の先行きが
読めない。円安メリットはあって割安でも景気敏感株は買い難
く、PER面では割高でも影響の少ない内需ディフェンシブ銘柄に
資金が向かっているという皮肉な展開になっています。
相場全体では円安メリットで増額修正が期待できると囃しながら
買いが集まっている銘柄は円安メリットとは遠い存在の業種です。
それでも日本株売買の7割を握っている海外投資家に逆らっても
良い結果は出ません。ヘッジファンドなど海外短期筋が主導する
相場では数週間単位或いは数か月単位で相場が上がるのか、下が
るのかが重要な意味を持ちます。
海外短期筋が仕掛けてきたら四の五の言わず提灯買いに走るのが
正解のようです。数か月間売り越しが続いていたのにあっという
間に買戻しそれだけでなく一転買い越しに転じるのが彼らの投資
の形です。東京市場のエンジン役である海外勢には逆らわない方
が懸命のようです。
売り方や買い遅れた投資家にとっては「もうはまだなり」の格言が
胸に沁みる相場展開になってきました。2月以降あれほど日本株を
売り越してきた海外投資家の豹変には今更ながら驚きを隠せません。
2万4000円の大台割れから僅か一日で再び大台を回復した東京市場
はどうやら本物の上昇相場にあるようです。
経済紙を読めば読むほど米中貿易戦争終結には予想以上に時間が
かかりそうです。大幅な減税効果で今年絶好調の米国景気に貿易
戦争が足を引っ張るという論調も目立ちましたが、最近になって
確かに影響はあるが景気を大きく冷やすほどの影響は出ないとい
う強気の見方も浮上してきたようです。
今まで米中貿易戦争で中国経済が変調をきたし日本企業への影響
も無視できないということで東京市場は中国関連銘柄中心に下落
基調を続けてきました。また自動車銘柄は円安よりも米国による
追加関税に影響が株価の重しになってきました。中国関連銘柄も
自動車銘柄も一時よりは持ち直しましたが、尚も年初の水準には
程遠いのは中間決算で会社側の見通しを聞かなまでは正しい判断
が出来ないからでしょうか。
1月の高値時には半導体関連銘柄やFA・ロボット関連銘柄が相場
の柱でしたが先週の2万4000円回復の原動力になった銘柄は医薬
品や石油と一部の小売りの内需系銘柄だったようです。市場には
113円まで進んだ円安効果で上方修正を囃していますが円安でメ
リット受ける電機や機械、自動車銘柄の多くは相場の主役ではあ
りません。
円安メリットと無縁な医薬品や石油それに小売り銘柄が人気化
している背景には日本株は確かに割安だが貿易戦争の先行きが
読めない。円安メリットはあって割安でも景気敏感株は買い難
く、PER面では割高でも影響の少ない内需ディフェンシブ銘柄に
資金が向かっているという皮肉な展開になっています。
相場全体では円安メリットで増額修正が期待できると囃しながら
買いが集まっている銘柄は円安メリットとは遠い存在の業種です。
それでも日本株売買の7割を握っている海外投資家に逆らっても
良い結果は出ません。ヘッジファンドなど海外短期筋が主導する
相場では数週間単位或いは数か月単位で相場が上がるのか、下が
るのかが重要な意味を持ちます。
海外短期筋が仕掛けてきたら四の五の言わず提灯買いに走るのが
正解のようです。数か月間売り越しが続いていたのにあっという
間に買戻しそれだけでなく一転買い越しに転じるのが彼らの投資
の形です。東京市場のエンジン役である海外勢には逆らわない方
が懸命のようです。