卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

オンナゴエ@マグネット

2008-04-21 23:13:48 | ロックライブ
初めてアマチュアのバンドたちをマグネットに観に行く!
実質マグネットも入るの初めて。ドラム叩きに貸しスタジオには行った事あるくらいである。

18:00スタートなので、外はまだ明るく、途中弘前公園の堀の桜を堪能し、近くのサンクスで発泡酒購入。別途ドリンク代500円かかるので、とりあえずビールを頼むのが普通だけど、ビールを頼むと缶ビールでしかも、350ml缶を出されるのからバカらしいので、135円の発泡酒を店の前で一気のみして気合を入れてから中へ。

「オンナゴエ」という企画ですが、これは弘前を中心に活躍している女性ボーカルのバンドたちが複数出演するというものです。

出演はキャメル、エッセンスター、ルーセントバーグ、ハマダユウのみなさん。
アマチュアバンドなど観る気もあんまりないけど、女ボーカルだから観ようと思った。現代のロックに女は不可欠だと思うからである。

場内はまばらな客・・・。満員御礼の一流アーティストのライブしか観た事ない自分にはこの状況が辛く、仕事の為に遅れてくることになっている友人が早く来る事を切に願って、とりあえず飲まなきゃと思い、バーボンをロックで頼み、早くから泥酔状態。
全く持って始まらないライブに苛立っていたが、15分遅れで開演。

まずは「キャメル」の登場。といってもプログレバンドのキャメルじゃないよ。
キャメルは全員女の3Pバンド。こいつらは弘大の二年生で、チャットモンチ-のコピーバンドをやっていたが、今ではオリジナルを演奏している。演奏はまあまあ。ギターボーカルのえっちゃん役もあっこちゃん役もブスッとして演奏。ドラムのクミコ役がかなり頑張っていた。ドラムがきちんとプレイしていたので、そこそこ演奏は聴けた。
歌は何言ってるかわからないほど弱かった。一曲くらいチャットやって欲しかった。どうでもいいけど自分はチャットのツアーTシャツ着てた。ボーカルも着てた。5曲位やって終わり。ちょっと弱かった。チャットのコピーしてるくらいだからと勝手に期待膨らましてた自分がバカだった。
演奏後、ドラムのコがアンケート用紙を配ってた。ここでもドラムだけ頑張っていたので、正直に「ドラムの人だけ頑張ってましたね。」と記入。今後にあまり期待できないかも。

次の出番までまた酒を飲む。バーポンソーダを呷っていたら友人が合流。もう泥酔だけど、その方がいろいろ気にせずに観れる。

次は「エッセンスター」登場。ボーカルのマミ率いる4Pバンドだが、ギターのやつが一身上の都合により来れないので、マミがアコギ弾いてのアコースティックな感じでお送りした。
マミは物凄い小さい小動物のようであり、顔は千秋のようであるが、かなりメゴかった。ホホホーイ。
歌はクリアボイスで、そんなに上手いわけでもないが、印象的な澄んだボーカルだった。
ギターがいての普段はどんな感じでやってるのか知らんが、はっきり言ってソロでいいのではないかと思った。
リズム隊はほぼただのバックバンドであった。作曲がバンドメンバーのやつが(マミ作詞作曲もあるが)やっているので、バンドとしてやるのもわかるが、ソロの方が彼女はもっと映えるのではないかと感じました。もちろんオリジナル曲は全然知らないけど、「シンガーソンガ-」の「初夏凛々」をやったのが良かった。もともと良い曲だけど、マミの声が曲とバッチリ合っていた。
ここも5曲ほどで交代。またバーボンソーダ飲む。

次は「ルーセントバーグ」登場。ルーセントバーグはボーカルのマユを中心とした4Pバンド。マユは元スキャンティのベースだかに似ていた。
曲はロックでポップ。バックバンドは普通に聴ける。爆裂プレイしていたがバンドの音を出していて、徐々にこっちもノッテき始めたくらいであった。
MCが軽快で面白かったが、ボーカルがバンドの音に負けていたのが残念か。
でも結構好きになったかも。今度ライブあるとしたら行ってもいいくらいである。5曲くらいで終了。

トリは「ハマダユウ」。ハマダユウは多分一度くらいどっかで聴いた事あると思う。かなりの強調的な顔。
バックにはオッサンたちがサポートメンバーとして出演。ラップペダルスチールギターを座って膝の上に置いてキーボードのようにプレイする「ビートルーズ」の社長に目が釘付け。ギターのことは詳しくないのだけど、超絶プレイだったに違いない。
アコギのオッサンも上手かった。この二人のギターにばっかり目がいってしまい、あんまりボーカル聞いてなかった・・・。
彼女は「蔓灯篭」というところでちょくちょく歌っているみたい。力強い歌声だが、正直あんまり好きではなかった。オオトリらしく、人気もあったのか、いつのまに客が結構増えて聴いていた。一応アンコールも礼儀的にした。

そんなわけで結構満足した。たった1000円だったし。弘前のアマチュアロックも熱いということがわかったのである。
ロックな女は美しい!