大歳家を知ろう
前号で「大歳家の認知度」をみました。
「あなたは、江戸時代の大庄屋・大歳家が新野辺にあることを知っていますか」という質問に、98%の人が「知らない」と答えているのです。
ある程度予想していたのですが、それにしても少なすぎる数字です。
大歳家は歴史的に大切な遺産(レガシー)だといっても、このままでは「大歳家の保存運動」は盛り上がりません。
何らかの仕掛けが必要のようです。
まず、大歳家を地域(加古川市民)に知ってもらうことにしましょう。
大歳家はどこ?
地図をご覧ください。地図の下の方にある比較的広い東西の道路は県道718号線(旧浜国道)です。
地元では、今でも「浜国」の名で親しまれています。
そして、写真下の茶色い部分がありますが、ここは別府小学校の敷地です。
だいたい、大歳家の場所は分かっていただけましたでしょうか。
もう少し付け加えますと、別府公民館から西へ約500㍍、新野辺住吉神社の約南50㍍のところに大きな屋敷大歳家があります。
そのあたりは、民家が密集し、路地が入り組んでいますが、その大きさから、すぐに大歳家であることを知ることができます。
大歳家を訪ねていただきたいのですが、傷みが激しいこともあり現在一般に公開されていません。
ですが、学習会等で年に何回かは公開されます。その時は見学することはできますのでお知らせします。
なお、大歳家の歴史と大歳家の写真になりますが紹介することにしましょう。(no3550)
*地図:大歳家の場所