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剣王国四天王 威厳候『メビウス』(レミル) (エストさんと双子の姉妹)再掲

2021年06月10日 14時19分00秒 | 登場人物紹介
2010-08-02の再掲


レミルさん
エストさんと双子です(エストさんが姉を主張)。

剣王国四天王 威厳候『メビウス』


本来エストレミルさんで生まれる予定が
エストさんと双子に、
出がらしのえすとさんじゃない方になります。

えすと
「・・・偽者ネタは、やめて下さい。
 夢は、
 華やかな人生を生きることです。」

レミル
「そんな、偽者だなんて、
 私はあなたの事を、
 そんな風に思ったことはありません。」

えすと
「うわっ・・・、
 なんかパラメーターで全部負けてる気がする。

 甲冑の向こうのナイスバディに比べたら、
 私なんて、ただの丸太だわ。」

レミル
「エストさん、
 共に、この世界をより良く導く為に、
 頑張りましょう。

 そうですね、
 私はあなたを『ライバル』のように、
 思っているかも知れません。

 共に何かを競える相手がいるのは、
 幸せな事だと思いますので。」

えすと
「ライバル発言、来たーーーーっ!!」

えすと
「いいわ、受けてたとうじゃない。
 だから、名前を『エスト』戻してくれない?」

……。

エスト
「フフッ、
 例え色々あれこれ劣ろうとも、
 私は、あなたに勝ってみせるわ!!

 私に奇跡の力が眠っているのなら、
 その眠りを叩いてでも起こして、
 栄光を、握りつぶすくらいの勢いで、
 手に入れまくってみせるだけよ!!」

レミル
「・・・。
 エストさん、あの。」

エスト
「何!?
 先制攻撃なら、許さないわよ!!」

レミル
「あ、いえ・・・。
 共に励みましょうという感じで
 申し上げた言葉なのですが、

 誤解されてる気がします。」

エスト
「生まれながらにして、
 そんだけ立派なモノ持って生まれてるから、
 そんな余裕、こけるのよ!!

 私なんか、あちこち失って、
 それでも必至に王宮で生き残っているのよ!!
 王宮で生き残るってのは、
 とーっても大変なことなの。

 いわば『人生すなわちサバイバル』よッ!!」

レミル
「・・・何だか、
 たくましい事になっていますね・・・。

 私たちは、そう、双子のようなものですから、
 仲良くやりましょう。
 ねっ?」

エスト
「双子なら、せめて同じ容姿にして!!
 あなたの方が、明らかに成分を持っていっているわ。」

レミル
「え、あ、その・・・。」

エスト
「そりゃ、あなたなら、
 仮面取って、ドレス着たら、
 モテまくりの、ときめきライフが待ってるでしょうけど!
 私の場合は、王子様から選んでもらう側の、
 数多いる女どもの、
 その中の一人なの。」

レミル
「えっと、
 そういうのは、私は苦手かもしれないです。
 ……。
 私って、地味ですし、
 そのおしゃれとか、わからないので。
 その、ごめんなさい。」

エスト
「何じゃーー!!
 その野郎どもが喜びそうな、
 清純派娘的発言はっ。

 あなたみたいのが、
 隠れヒロインとして、
 横から、油揚げを掻っ攫って行くのよ!!
 あげの乗ってないキツネうどんの気持ちが、
 あなたには、わかると言うの!?」

レミル
「・・・。
 あの、正直わからないです。
 でも、ほら。
 みんなが心から笑顔になれるって素敵なことじゃないですか。

 私が何処まで出来るかなんてわかりませんが、
 エストさんも一緒に、この美しい世界を守る為に、
 頑張りましょう、ネ?」

エスト
「見知らぬ誰かの笑顔より、私が愉快に高笑っているほうが、
 よっぽど大事だわ。
 レミルさんは、世間を知らな過ぎなんじゃない?
 世の中、平和になってしまったら勇者様なんて要らないの!!

 努力無くして真の勝利は掴めないの!!
 困った人がいたら職業安定所のパンフ配ったり、お仕事を探してあげる。
 景気はいまいちだけどみんな頑張ってるの、

 そうして得たお金は何よりも尊い、自分へのご褒美なの。
 そして、うまいものを食う!!
 生きてるって感じが満ち満ちるのよ!」

レミル
「・・・。すいません、勉強になります。」

エスト
「・・・。
 素直に返されると、ちょっとやりにくいわ。
 もっと、噛み付いて来てもらはないとね。」

レミル
「・・・エストさんは、
 お強いですね。

 なるほど・・・、という事は私も少し欲を出して、
 王子様を狙うくらいの気概が必要なのですねっ!!」

エスト(ん!?、それはいかん!!!)

エスト
「コホッ、コホン。
 ……んん、個性は大事とおもうわ。
 あなたは、もっとあなたの個性を大事にすることよ。
 清楚系のあなたがガツガツしては、駄目。」

レミル
「ほっ・・・。そうですよね、
 世間知らずなのに、経験豊かな
 無理はいけませんよね。

 どう、男の人に声をかけていいかわからず、
 困ってしまうところでした。」

エスト
(この人にはしばらく仮面のままでいてもらう必要があるわ。
 こんな娘をポップさせようものならば、
 王子もろとも、男を持っていかれかねない。
 どきどきガールズサイドでは、ライバルには出来るだけ潜伏状態で、
 そのまま潜伏していて欲しいから。)

エスト
「無理はしない、以上。いい?」

レミル
「そうですね、自然体でいることも大事なことですよね。」

エスト
「全然、無理しなくていいからね、無理は身体によくないの。
 みんな働き過ぎで海外のスローライフを見つめ直すのネ!」

レミル
「お気遣いありがとうございますっ。」

エスト
「そ、そんじゃね!!」

レミル
「はい!では、また。」

自己紹介欄を無効化してエストさんは消え去った!
……隠れキャラ的なので問題ないのですが、
それを分かった上で、レミルさんは温かな視線を送って
時期を待つことにしました。

・大英雄の能力を受け継ぎ、
良い成分をほぼ全て持ってる方の双子の妹?さんです。
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