熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉だより・・・瑞泉寺梅はまだまだ

2018年02月05日 | 鎌倉・湘南日記
   わが庭の梅の花が、かなり、華やかに咲き始めたので、鎌倉の古社寺はどうであろうかと、まず、梅林もあり、境内の本堂前には立派な梅の古木もあるので、期待して出かけたのだが、昨年に全くの肩透かしを食っているのを忘れて、今年も早く行き過ぎて、一二本チラホラ咲きかけたいる程度で、全く残念な思いをして帰ってきた。
   寺の人の話では、20日以降、月末くらいが最盛期であろうと言うことである。

   昨夜、NHKの山中伸弥教授の”脳”凄いぞ!を見ていたので、殆ど人が居なくて気が遠くなるような静かさであったので、何も考えずにぼーっとする「デフォルト・モード・ネットワーク」の再現を決め込んで、暫くたたずんでいた。
   まず、通用門を入ってすぐの梅林だが、少し、ほころび掛けているのは紅梅一本だけで、殆ど音なしの構えである。
   山寺の雰囲気を残す石段を登って行くのだが、このアプローチは雰囲気があって良い。
   左手の古い石段の上、山門左手に、吉田松陰留蹟碑が立っている。
   この古い石段の方が正式なのだが、すり切れていて滑りやすいので避けていたが、今日は、人がいなかったので、ゆっくりと歩いてみた。
   山門をくぐって境内に入っても、梅の古木の曲線は美しいが、殆ど無色の空間である。
   私は、まだ、咲き切った瑞泉寺の梅を見たことはないのだが、綺麗だろうと思う。
   
   
   
   
   

   本堂前の境内の梅は、一二本、チラホラ咲きだが、地蔵堂前の八重の紅梅が、少し咲き始めていて、彩を添えている。
   
   
   
   
   

   夢窓国師作だと言う名勝瑞泉寺庭園の池の島に一匹のアオサギが小休止していた。
   以前、円覚寺の池でも見たのだが、殆ど動かずにじっとしている。
   
   
   
   
   
   境内に咲いている花は、蝋梅、サンシュユ、ミツマタ、
   
   
   
   
   
   

   面白いと思ったのは、水戸黄門が植えたと言う「冬桜」
   一輪と二輪、二か所に小さな花が咲いていたのだが、二メートルにも足りない小さな木であった。
   
   

   そして、椿だが、これも、寒椿や侘助のような小輪の花が多くて、かなり大きくなった木で咲いているのだが、数少ない園芸種の大輪の椿は、まだ蕾が固い。
   この瑞泉寺には、山肌の斜面も含めて、侘助椿など小輪の椿が多いのが特色のような感じである。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
コメント
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