大阪での仕事が終わった11月1日の夜、以前からお邪魔しようと思っていた、大阪・北新地のワインバー、Vin de Vinへ行ってきました。
11月に入ったとはいえ、この日の大阪はかなり暖かな陽気でした。そこでまずはさっぱりと泡から入りたいと思ったので、名前は忘れてしまいましたが、ベルナール・ピトワのシャンパンから。シャルドネとピノ・ノワールのブレンドということですが、上品な甘さと酸味のバランスが良かったです。
お通しはグジェールといって、シュー生地にチーズを練りこんで焼き上げた、フランス・ブルゴーニュの郷土菓子。サクッとした皮からチーズの香りがふわっと漂い、ワインと良く合います。
早速ですが、ワイン赤・白5種飲み比べ。赤ワインと白ワインをそれぞれ5種類、30mlずつ味わうことができます。
この日の赤ワインは次の通りです
・ブリスメルロー
・アルミレス
・フエディ・デル・ピスチオット
・フレール・ド・クリネ
・ボーヌ・ロマネ
この内、僕が飲んだのは「フエディ・デル・ピスチオット」と「ボーヌ・ロマネ」。「フエディ・デル・ピスチオット」は一言、樽。ウッディーな感じとタンニンが感じられ、口当たりは滑らか。落ち着いてくると飲みやすくなります。
「ボーヌ・ロマネ」は華やかな香り、酸味とタンニンのバランスが良く、しっかりとした果実味も感じられます。
ハンガリー産鴨のスモーク生ハム、そして白肝と豚肉のパデ・ド・カンパーニュ、これらと非常に良く合いました。
つづいて、白ワインは次の通りです。
・グリーン・ペップ
・アレッサンドロ
・岡山
・シャトー・ニュフ・ドゥ・パフ
・シャトー・ムルソー
この内、僕が飲んだのは「グリーン・ペップ」、「アレッサンドロ」、「シャトー・ムルソー」。「グリーン・ペップ」は水のように淡い黄色をしており、キリッとした酸味とすっきりした果実味から夏の山の爽やかさと、そこで湧き出る清らかな水を思わせます。それでいて、フィニッシュはしっかりとしています。
「アレッサンドロ」は見ての通りロゼですが、控えめな甘さとほんのりイチゴのような香り。程よいタンニンもあってスッキリと飲めます。
「シャトー・ムルソー」はまるでグレープフルーツのような酸味とやや苦味が感じられました。まさにグレープフルーツを楽しむ感じです。
蝦夷鹿のチーズグラタン仕立て。これに次の赤ワインを合わせました。
シャトー・フルール・カルディナル2003。みた目にも分かる滑らかさと、鮮やかなルビーレッド。ベリー系の上品な香り。果実味たっぷりでフィニッシュも長く楽しめます。料理と合わせるだけでなく、単体でも楽しみたい、素晴らしいワインでした。
三種きのこのグリルと仔羊のトマト煮。
秋の夜長をゆっくりとワインで…
Vin de Vin
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-3
好陽ビル1F
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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