銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

こちらもタイヘン

2011-03-16 16:03:44 | 日記
地震の影に隠れてはならじ、と「痛風」について。この病を患ってると言うと、贅沢病!などと皆さまニヤニヤなさるけど、医者によれば、尿酸という排泄物の一種が体外に出にくくなる症状はやっぱり体質から来るものらしい。放っとくと内臓疾患にも発展すると聞くが、一日一錠、丸薬を服用さえしていれば問題なしなのです(なんでそれが出来ないかなあ)。痛風でやっぱり有名なのは、風が吹いただけでも飛び上がる程痛いとウワサされるその発作であるが、確かにこりゃ痛い!ライブラリもこれまで2~3度、発作が出たことはあるけど、今にして思えばあれは余震、直撃を喰らうとこんなとはホント今まで知りませんでした
右足親指の付け根が腫れてる様は、そう、ゴルフボールでも一個埋まってる?って感じ。痛みの方はですね、足の親指の骨、これが中空で、その中に棒が一本ぶら下がってる、と想像してみて下さい。これが骨の内壁に触れるとトンデモナイ電流が流れるのだ。足を宙ぶらりんにしてそっとしてる心算でも、その状態だと棒が内壁の上側に触るわけ。そんな風にして容赦なく電流が流れまくるもんですから、これは来ますですよ
私の兄貴分は自分より長くこの病にかかってるくせに、発作に遭遇したことがない。どんな風なの、とか楽しそうに訊いてくるけど、お楽しみはこれからなのじゃー

生存証明2

2011-03-15 19:50:45 | 日記
(気が付いたら、2日ブログを跳ばしておりました。「何か」あった時こそ、「いつも」やってる事はやる、てっのが原則、といつも思っておりますのに、やっぱりこの始末です。私は元気です、以下の如く若干病んでる部分はございますが)

仕事柄、3/15休んで家に居る、なんてちょっと考えられない事態なのだが。とは言え、大地震の発生に呼応するかのように発生した通風の大発作、流石のライブラリも為すすべなく(昨日の階段の上り下りなんて、ほんとに悲惨だった)、朝8時過ぎには病院のロビーに到着。予約表は既に3枚目になっている。ヴォネガットの「ジェイルバード」を持参して時間を潰す準備だけは万全だったのであるが、待合室のテレビで放映される原子力発電施設の惨状がどうにも安心できないものであるので、心安らかに読書とは到底いかない午前中。痛み止めの薬を10日分、それに湿布、そのあと通常分の薬を30日分処方してもらい、帰宅。途中コンビニに寄ったが、目欲しいものは何もなかったな。あとはFMラジオ付けっ放しにして安静にしております。お陰さまで患部の腫れも引き、痛みもずいぶん和らぎました。福島の原発もこう行ってくれればいいんだけどねえ~

生存証明

2011-03-12 23:30:52 | 日記
ということで被災地水戸からお送りしております。やー、なんとか連日更新がつながりましたな。自宅のパソコンは机から横倒しに畳の上へ倒れたらしいが、このように無事です。おまけに第三皇子が持ってった焼酎(高かったのよ、これ)がだいぶ残ってたのが判って、ぐびぐび飲みながら書いておりますので、そのような環境で書かれていることをお含みおきの上、お読みくださいませ。お、チータラが無くなったぜ
昨日の当該時刻は自席でいい加減やらねばと契約書および請求書を書いておりましたら揺れがやってまいりまして、いつまで経っても収まらない上、左右の揺れが入ってきたあたりでようやく全員社外へ非難、田舎はのんびりしてる訳ですが、社屋裏手の芝生がまっすぐ歩けなかったんですから、やっぱり相当なものだったのでしょう。社外に出ていた6人のうち半数の安否が判明したあたりでライブラリも帰宅の途に着きました。もちろん徒歩。すでに会社近くの交差点からぴくりとも動かない渋滞。もう時刻も6時を廻ってましたが、停電ですから見渡す限り真っ暗で、信号も僅かな箇所しか付いておらず、そのなかを延々車のテールランプの動かぬ列が続いてるのを見るのは、ちょっと終末的な眺めでした。なんとか家まで歩けたけど、主要道路はどこもかしこも車の列、やれやれ
機転を利かした第一皇子は帰宅途中にカップ麺とコーラ類を買ってきてくれたので、生活力の全然ないわれら夫婦もなんとか生き延びまして、ストーブ(いま入ってる灯油がなくなるとコチラもお手上げ)で沸かした湯でズゾゾと夕食、そのあと便意に襲われて困りました。余震なんかよりよっぽど怖い。まず電気が付きません、それから水が流れません。第三皇子の懐中電灯を借りて小部屋にこもるライブラリ、どうにかこうにか体外にハイセツした後はこれまで51年生きてきて養われたカンを最大限に発揮して尻を拭き、あとはフロの残り湯を汲んで5回、これも懐中電灯のお世話になりながら、なんとか後始末をつけました。下水管が壊れてないのを祈るのみ
ようやく人心地付いて母屋に父と母をたずねると、今日は鹿島神宮へ遊びに行ったて、だと!
明けて今日は本来なら出社日なんですが、ま、誰も行かないよね、と愛犬連れて土手を散歩、水田に不思議な造形を見ました。泥が一面、異様に平らに広がり、中央付近に地蜂の巣を逆さまに開けたようなすり鉢上のホール。液状化現象ってやつなんですかい?ブロック塀は原型を保ってるところが多い中、大谷石の塀は被害が出ているところが多かった。妹が無事を確かめにわが町内まで来たので、その帰途に便乗して会社へ行き、愛車を回収して参りました。夕方頃には電気、ガス、水道とライフラインも復旧し、息子の部屋で倒壊したタンスから転がりでてきた恥ずかしい写真とかを眺めながらモチを食い酔っ払っておりますが、流石にもう寝ようかな。ただ明日、上京して弦楽四重奏を聴きにいく予定はちょっと微妙。JR常磐線が正常運行できてないこともあるんですが、なぜーか地震に併発したライブラリの持病通風の発作、これが過去最大となっておりまして歩くのが容易でありません。関係各位、ごめんなさい。(って、ブログで伝えるな)
近辺では湊の方々(その中には mojo でご一緒してるM渕さんもいらっしゃいます)、それから北上したあらゆる港、海岸でたいへんな被害が発生していると聞いております。みなさま、復活を期して共に参りましょう

貼る近し

2011-03-11 08:26:19 | 日記
盛大に言い訳をさせて貰うんなら‘椅子’が合ってない。腰高で不安定なパイプ椅子ではおっかなびっくり、弾けなくなってトーゼンである。ワシのプレイが聴きたかったら、いい椅子をあてがうんだな

と大きく出ましたが、一体どんな椅子がいいのかと言えば、やっぱり低いやつ(やっぱりね)。カッコつけて足を組まずに弾いたりするし。そんで安定度の高いやつ。ブロックみたいのがいいな、マスターはいつもカウンターの中でビールケースに腰かけてるんだけど、例えばあんなの?
という訳で3/12まで、残す処あと二日。2曲に絞ってサムピックは使わず。弾けても弾けなくても、これでおしまい

ライブラリ、さらに生い立ちを騙る

2011-03-10 12:37:39 | 日記
ヤンコヴィッチ、いかがでした?聴きに行かれました?え、名前違う?そうだっけ・・

楽器歴ならピヤノ⇒ヴィオラ⇒ギターの順だが、このうち複数の楽器を弾く姿を見た事のある人はほとんどいない。ピヤノ時代の知人は、ヴィオラを弾く姿なんか想像できないと言ってたし、mojo hand の住人は皆(とことん弾けない)ギター弾きと思ってるハズ。二足ワラジならぬ三足ワラジだけど、異なる楽器を弾く時期が重なったことは無いという事なのだろう。あともうひとつ言えることがあって、私は弾く楽器が替わるとそれに合わせて知人(と音源等)を全部、入れ替えてしまうのだ!

ライブラり、生い立ちを語る

2011-03-09 08:10:39 | 日記
小さい頃、ラジオから流れるイージーリスニングで物心がついた。5つくらいだったろうか、当時一家四人は埼玉県浦和に住んでいて、毎朝聴いたNHK第一放送の某番組のテーマは覚えてしまった。スウィングするピアノを弦が伴奏する。後年になってもその節回しは忘れなかったので、曲名を探し当てることが出来た。「森を歩こう」というナンバー、ピアニストはなにかロシア系のような名前だった。かくして私の(音楽)人生が始まるのだった

ただいまネットで検索してみたら、うーちゅーぶで聴くことが出来るのね。演奏はホルスト・ヤンコフスキー楽団。ピアノの合いの手を入れる弦のピチカートも思い出したよ

まだ、やる?

2011-03-08 08:07:38 | 日記
K.Yairiの'73年ものやらギブソンJ-50('68年)やらを弾かせてもらって感じたのは、皆一様に和音が出にくい。各弦の音の立ちがてんでバラバラ、一緒に弾(はじ)いてもバランスよく響かない(というより和音に聞こえない)。そこへ行くと我が家の2号機S.Yairiなどは、きれいに聞こえる(気がする)。しかしようやくアクースティック・ギターの鳴りというものが判ってきた昨今、ヴィンテージどもによーく教えを乞うのがよろしいのかも。そいつらで和音がきれいに鳴るようになった時、すごいいい音が出そうな予感がする。
という訳で my dear boy の泥沼な練習が水面下で続いているのだが、連なる和音群をアルペジオに分解して弾いたことがないのに今朝気づいた。まだまだやる事がいっぱいあるのですねえ

方向転換

2011-03-07 08:08:57 | 日記
土曜日がぼこぼこだと流石に日曜は元気がなくって、家でだらだら過ごしていたが、それでも夕刻に愛犬散歩、あとは飲酒しながら耳コピを再開、なんとか One-dime blues 終了。と言ってもこの曲、主要コーラス部に挿入句が二種類加えられただけの構成だから、採譜にはお手頃と言える。気になったのは、ブンチャ、ブンチャとやってる伴奏音型のチャの部分で複数弦をはじくのが二音なのか三音なのか、という辺り。でもあまり深入りはやめましょう。前の晩はレンボーンの曲をやったが、一部聴衆からはずいぶん難しそうとの評があり、次回3/12で再演したらそっち方面は当面お蔵入りさせて、しばらくは米国トラディショナルで固める方向を、と思っている。先日せっかく Luke's little summer の譜など頂いたのだけど、あれなんか先の先になりそうだ。行く手は険しい

玉砕

2011-03-06 09:35:10 | 日記
しました。もうダメだあ、の15点

それはさておき、UTSU工房@笠間でギブソンのJ45、触らせてもらいました。以前に弾かせてもらったB25を、そのままアップサイズさせた感じ?木の質感も音の質感もそっくりそのままなので、これがギブソンというギターなんだなと感心しました。おまけに軽い!フワフワしていて安定しないもんだから、それは弾きにくかったなあ。その昔、レンボーンはこのギター(ほんとはJ50だけど)で一時代を築いたことでもあるし、一度、時間をかけてじっくりお付き合いさせていただきたい、とも思いましたが、帰宅してHPで値段を確認してびっくり!

meet the 駅長

2011-03-04 08:05:48 | 日記
3/3 ひなまつり。顧客を訪問した足で寄り道。常時乗務の車掌に代わり駅長ひさびさの運転。昨日から新しい個展が始まり、車内はまた彩りを変えた。陽ももう沈もうという時刻だが、ちらほらと客が姿を見せる。freight train の譜を置きたいんだけど、と原譜を見せると、弾いてみ?と言われ、とりあえず弾く。40点

3/12のライブで弾くんだけど、それで急に不安に。仕掛り中の耳コピが、からだ全体をヤワにしてるらしい。アカンと帰宅途中に mojo 、昼頃まで練習。サムピック、だいぶ使えるように。'73年ものの K.Yairi を持ってレストラン店主登場、ヴィンテージも触らせて貰う。すんごく鳴るのに、俺だと鳴らない?

たまにこういうのもいい(すごくいい)

2011-03-03 08:14:16 | 日記
息子も大量にCDを仕入れていて、気に入ったやつがあると聴け、聴けと机に置いていく。溜まると聴くのがいよいよ億劫になっていくので、じゃ、ちょっとだけと掛けてみると、たまにすごくいいやつに当たる。今回は EGG の The Civil Surface という'74年のレコード。後にハットフィールズに移行していくデイヴ・スチュアートとモント・キャンベルが、いま正に自分たちのサウンドをつかんだっ!という瞬間が収められている。(ま、アルバム制作の背景は複雑なので、そこは置いとくということで)木管アンサンブルが2曲入っているのは、キャンベルがフレンチホルンの奏者でもあるからだが、その相方どもはヘンリーカウのティム・ホジキンソンだったりリンジー・クーパーであったり。女性コーラス隊ノーセッツの写真がブックレットにあるのも嬉しいオススメ盤

あまり身が入ってはいないが

2011-03-02 08:05:36 | 日記
3/12のおめでとう!N脇さんハッピー・リタイアメントで演る曲を考え中。レンボーンのナッシングズ・トイ・パフで始め、6弦をdからeに戻してからアルマン~マイ・ディア・ボーイのメドレー。最後は4カポしてアリスのワンダーランドで締め、というので如何?マイ・ディア・ボーイはきっと、初のお目見え。米国ものは次の機会に譲る。というか One-Dime Blues を始めちゃったら、形の出来かけていた Candy Man も Freight Train も中途半端になってしまい・・・

昨日は雪、でした

2011-03-01 08:20:09 | 日記
なんだかんだで3月なのであるが、One-Dime Blues の耳コピは主要部がおよそ終了、これに各コーラス間に挿入された4つの短いフレーズを加えれば出来上がり、という寸法。ひととおり採って初めて分かったのだが、基本2拍子(2/2)の中に3拍子(3/4)が一小節だけ割り込んでいた。気が付いてみたら、無事渡り終えていたから、あら、ふしぎ。この楽曲はみなさんにいろいろとお話ししたい要素があって、とにかく全体の完成が待たれる