森の中で迷った男女がいた。ここで死ぬんだと女が騒いでいるとき、同屈が見つかった。休もうとそこに入った2人は既に先客がいることに気付いた。
その2人は既に白骨化に近い状態だった。
もう白骨化し20-30代の男女、そこまでは現場でテンペランスが判ったが、後はラボに持って帰らないと判らないという。
アフガニスタンに赴任していたブースには政府付き記者のハンナ・バリーと戦場で出会い、恋人関係になっていた。しかし彼女が残りたいというからブース1人で帰って来た。
死んだ2人は撲殺ではないかと思われた。いくつもの骨折あとがある。
そんなとき、残ったはずのハンナが寂しいからとブースを追いかけて戻ってきてしまった。
サローヤ博士ペンテがハンナが戻ったことでショックを受けていないか気にするが、そんなことはないとうけながすテンぺランスはやはり気にしている。3人で食事をしながら、平気な顔をしていてもなんだか心に引っかかる。でもそれはハンナも同じだった。
女性の名前はヒラリー・フラーと判る。マーケティングの部長をしていて、その上司から失踪届けが出ていた。
上司を疑うが、何度かデートに誘われて断られたが、殺すほどではなかったという。
ブースはハンナと幸せそうだ。アンジェラもホッチンズと結婚するとは思っていなかったという。
みんな想定外ということね。想定内なのは私だけだとテンペランスは意地を張る。
本来同屈の会った場所は国有地なのに、10年前あそこでやはり殺人があった。勝手に住みついていたウィストン・ヒンクルが殺したのだ。
ヒンクルは出所していた。スイーツとテンペランスが訪ねると後悔しているという。そしてまたここで殺人が起きたことを告げる。1度あんなことがあれば疑われてもしょうがないが。ヒンクルは妄想性を伴う双極性の病気で大丈夫だと思い外へ出ることができた。
そして保護監察官に付き、週2回のセラピーも薬も欠かしていないという。
13日の出所にブースは難色を示す。11日だったら、あの2人を殺すことができたからだ。この日2人は死んだと思われていた。
女性のヒラリーは片側だけを殴られている。それを男性がかばったのが死因だとうという。助けを男性が呼びに行かせることができたが、彼女に付き添いそれをしなかったのだろう。
でも片側だけ殴られるとはどんな殺し方なんだろうと思う。
男の身元は判らない。アンジェラがどうにか作り上げた似顔絵からジョージ・クルニ―とずっと呼ばれて言る。
山にはもっと上にハイカ―が立ち寄る山小屋があるという。恋人達がロマンチックを求めてよく来る。
そこへ行くとそこに恋人たちが名前を木に書いていく。ヒラリーの名前と男はF・Bのイニシャルが木に彫り込まれていた。
でもどうしたらこんな殴られ方をしたんだろうという。
女性は片側だけ骨折していた。男性はそんなことはない。
どうしたら、こんな骨折の仕方になるんだろう。
その後の調べで男はグアテマラで成人するまでそこで暮らしていた。季節労働者だったらしいと判る。だからいろいろ出てこないのだろう。
会社の地位のある女性と季節労働者。
階級差があるカップルは少ないし、もたない。他に2人を結びつけていたものがあったのだろう。
女性も男性も骨原型症でアルコール依存症だった。この依存症が、2人を結びつけていたのかもしれない。
2年以上女性は断酒していた。
男性は1年以上断酒していた。
そこが2人の共通点だろう。
断酒会をしている所を調べると、ジョージ・クルニ―似の男はフィリックスという名前が浮かんできた。
他に彼女がいたが、フェリックスはダメ男だ。元彼女が怒ってヒラリーがよく間に入っていた。
国では教師をしていたらしいが、ここでは刑犯罪の経緯もあった。
元彼女は彼をめためたに言い、あんなダメ男と、森へは行かない殺していないとそれだけだ。
テンペランスはなんだかハンナとのことでイライラしていると言われれる。
助手を叱りつける姿にサローヤがいう。
助手は想像と遺体をもう1度見て。撲殺じゃなく、岩の上に落ちた。男性が女性のの上に落ちたからこういう骨折の仕方になったんじゃないかという。
落ちた場所を割り出し、洞屈まで行くのが精一杯だった。心中か?という声もあるが、2人は幸せそうでその必要はないという。
元カノがここへきている証拠が車のタイヤから出ていた。
元カノはアレルギーがあるから森まで言ったがくしゃみが止まらなくて引き返したという。
そのアレルギーのテストをしてみる。
サローヤはもう1度調べてみると、目のあたりだけ動物が食べていない。
目の周りからペッパースプレーが出た。だからその辺は動物たちも避けたのだ。
そして、子のペッパースプレーの発見とパークレンジャーの男のクローズアップされる。
愛し合う2人はそういうもんだろうか。自分を守って子孫を残してこそだと思うというテンペランスに人を愛するということはそうではないと自己犠牲もいとわないとブースは教えた。
そりゃ、長い関係なら、価値観が合わないと不調和音が出るだろう。
愛も階級性なのかな。