今でも同じ？スポーツ界の現実

　昔の五輪の選手って、お国のために頑張れと送りだされていたが、世界に届く実力はなかった。

　けれど、日本人の体格も欧米化し、十分に勝てる要素が育ってきた。

　選手も、試合前にお国のために頑張りますとは言わず、自分のために楽しんでするというようになった。


　一見、変わったかに見える。


　でも実態ってそんなに変わってないんじゃないかな。


　どうしたって、世界基準で戦おうと思うと練習に継ぐ練習をしないといけない。

　そしたら休みなんてない。他のことを考える余裕もない。友だちと学校にいる以外に遊ぶ暇なんて到底ないだろう。せめて学校の勉強だけはあとのためにしているかもしれない、その程度かもしれない。


　昔は、競技の練習しかせず、五輪の選手じゃなくなるとなにをしていいか、将来のことを何も考えておらず、特に多くの賞金が国から出るわけじゃないから普通の暮らしをしていく選手がほとんどだった。


　あんなに頑張って、普通の暮らしを手に入れる…。こうなると五輪もある種の修行みたいなものか？

　中には名前が有名だから利用されて、犯罪に落ちて行く例やなにをしていいか判らず自殺という選択を選ぶこともあった。


　実態は今もあんまり変わってないのかもしれない。

　１日数時間の練習をしたら、他にできることなんて限られるものね。五輪後のことを考えて…なんて余裕もないだろう。



　変な話、橋本聖子元選手の子どもの名前が、聖火（せいか）亘利翔（ぎりしゃ）朱李埜（とりの）と名付けられているのを見ると、頭が五輪でいっぱいと言うのがよく判るというか、それしかなかったんじゃ…と思えてしまう。みんな男の子みたいですけどね。

　話は違うけど、漫画家の中尊寺ゆつこさんのお子さんの名前が 倭央（わお）と言うのも違う意味で驚きましたが…。

　生まれた時に、わお！と叫んだのが理由とか。将来中央に立つ人になってほしいという意味はあるらしいですが…。 　

　どちらも…子どもはどう思っているのだろうかと…。橋本元選手の子どもが五輪に出るくらいになったとして、ギリシャ君の出る大会が南米で行われたり、アジアだったりすると、ややこしいような…。

　ちょっと違うか。

　どうしても１つの競技を極めようと思うとそれに必死にならないといけないというのはある。
　あるけど、それだけだと、選手としての人生が終わった後の人生が見えないから…と考えだすようになったと聞いたけど…やはりそこまで頭が回らいでいる…んだろうか？

誰でもＯＫになってきた安藤選手の出産…でもこれだけは絶対に出ないだろうな

　多分、そうと言われていた２人が違うと否定されたことから、５０代男説、４０代男説が上がってくる中、世間もずい分、放っておけばいいんじゃないの～～という雰囲気になってきた。

　元コーチは３０代、同棲している（本当は同じマンションに住んでて付き合っていない）といれわれる彼は２０代。

　がんばれー。６０代って気になります。


　子ども１人が生まれるって大変なことなのよ。普通の家でもね。

　日本っていうか、アジアは父を求めて…って多いけど、それ以外の国ではあんまり気にしないという説もある。

　フィギアスケートで子どもを産んで五輪に出るかも知ない選手は初めてらしい。


　判らないことと初めてのことで、大変ですね。


　ただ女心として思いますが、好きな男の国の花を名前につけるというのは…ないんじゃない？


　私の場合、フランス好きだから…調べてみたら国歌が２つある珍しい国だった。

　ゆりとアイリス。

　どちらかというと、アイリスの方が強いらしいけど、私が子どもを産んで父親が判らない場合、きっと「ゆり」か「あい」とつけることになるでしょう。


　でもアイリスってなんか微妙に可愛いのかどうか判らない花だな。

　百合って花粉がつくととれないしね。匂いもきついしね。花粉症にはきつい花ですわ。


　まー、普通、つけるとしたら、相手の母親や祖母の名前なんかじゃない？

　普通、相手の国の国花を思いつく方が珍しいように思うんだけど？

　でもこの説だけは絶対に出ないだろうな。




　人工授精説。


　どちらにしろ、１人の女性が子どもを育てること、それが１番大変で大切な、回りが見守るべきことなんだけどね。

エンジェル・ハート 新たな運命との出逢い篇 第30話 この街は私の全て

　酒に酔い眠しりこけている小百合を香兼今はシャンインのベッドに寝かせたシャンインはずっと小百合の寝顔を見ていた。

　そして、余りにも似ている面影に思わず近づくと、眠っているはずの小百合には「ねえね」という幼い香の声が聞こえ、目を覚ました。
　シャンインが近くにいることに気づき、シャンインは謝るが、小百合に小百合イーマと呼んでいいかと聞く。おばさんってこと？

　小百合の胸には、可愛い、この子、その思いが溢れていた。
　そして私とＮＹに行かないかという。

　遼にそれを小百合は言うが、シャンインが眠っている時の様子を見ただろうという。眠っていても敵の攻撃から自然に身を守ろうとする。あの子は普通の生活はできないっていってるのに。
　しかし、小百合はシティーハンターの生活をさせてるからじゃないですかという。

　それにドクは心臓の専門医じゃない。ＮＹにもっと優秀な医者がいるという。

　小百合は遼にとって１番痛い言葉を投げつけた。
　香を守るって死なせたじゃない。シャンインだって。


　小百合は老人に声をかけられる中華屋をしてる陳だ。シャンインは元々ある大富豪の娘で、その方が直々に冴羽さんにシャンインのことを頼んだんだと事情を説明する。あなた、冴羽さんに頼まれたのねと小百合は言うが、安心させてやってほしいと言われたんだと、中華屋の地下に連れて行く。

　もしものときはこのこの施設へ運びこむようにと言われている。そこには十分な医療設備が整ってああｐいた。

　大富豪の娘と言うのは本当かもしれないと小百合は思う。でも施設だけあったってと反論する所に、ｄｒ・シュクリーが姿を見せる。心臓の世界的権威の医者だ。

　実に面白いという。香とシャンインの適合率はとても高く、そしてこの街がそれをより守っているという。

　小百合は伝言板の前に立ち、ここを離れるのは嫌かと再びシャンインに聞いてみる。シャンインは嫌だと言い、何故か黒板に

　はやくかえってきてパパ

　と書く。　

　香は幼い頃伝言板にそう書き、香の兄だった槙村が迎えに来るまでここで待っていた。

　そして警察官に槙村がなると務める交番で槙村が仕事が終わるまで待っていた。

　シャンインは、楓荘で暮らしていたと、小百合を案内する。もう壊されてなくなってしまっている。

　シャンインは、私も勝手に足が動いて自分でもいつもどこいいるのか判らなくなり遼パパに迎えにきてもらったことがよくあったという。

　そして、ここは香の兄、槇村が死んだ街だという。
　シティーハンターになった槇村の後を継いで遼がシティーハンターになった。でも遼を責めようとは思わなかった。遼を手伝おうと思った。話している途中からシャンインは香になった。


　明日ＮＹへ小百合は帰るという。
　この街ごとＮＹには持って行けないものねと何かが吹っ切れたようだ。
そしてシャンインに最後の夜だから一緒に眠ってくれという。
　並んで眠る２人。小百合は夢を見た。香は友だちと公園を走っていた。そして香の幼い頃の思い出を夢の中で見せられていた。
　父を育ててくれた父を、楓荘の窓からいってらっしゃーいと見送る香。、あなたはいつも笑顔だったんだね。優しい家族に包まれて…。小百合は思っていた。

　しかし駅に向かい伝言版の前に立つ香に笑顔がなかった。父が死にもう帰ってこない事実が受け止められないままでいた。まだ学生の槇村が迎えに来る。困らせないでくれという兄に、香はお兄ちゃん知ってる？これは魔法の伝言版なんだって。ここに書いたことは叶うんだって。だからみんなこんなたくさん書いていく。
　そして交番にも通うようになり香に笑顔が戻った。槙村の上司はここはもう１つの香ちゃんお家でいいじゃないか。そして槇村は警察権志望じゃないと聞いたが、何故なったんだ…と聞かれる。


　槙村は思いだしていた。俺は警官にはなりたくない。父にそう言っていた。父親もなってほしいとは思わないという。お前は優秀だから違う道を歩みなさいという。


　香が飛び込んでくる。パパが帰って来ないのと言う。
　槇村は誘拐事件の有力情報が入り朝出かけて行ったきり戻らないという。

　探しに行った槇村は倒れている父を見つけた。雪の中。誘拐されたこの子…香…が凍死しないように懐に入れた。
　最後まで人のために…。槇村はそれを知り、警察官になんかなるものかと叫ぶ、が。

　もう１度上司になんで大学に受かっていたのに警察官になったと聞かれ、槙村は笑顔を守るためかなと答えた。

　夢の中で香の育ったいきさつを知り、小百合は深い思いに落ちて行った―――。