夏バテ

ソロソロ夏バテ。
この暑さ、まだ９月一杯続くらしい。
聞いただけで、疲れを覚えますよね。
脳天をガツンッ！と張り倒されている今夏。
台風の雨は、各地に被害をもたらしているのに、永山には、時折の強い雨だけで終わっている。
ありがたいと言わなくてはいけませんが。

一日でも気を許せない花壇の水遣り。
常に気を配り、土の乾き具合をみる。
それが、ず～～～っと植え替えの時から続いているのです。
風さえ、大敵。
土をカラカラに乾かす元凶。
この暑さに不向きな苗は、枯れ始めているし。
とにかく手をかけさせます。
昨日、スタッフの会話は、今年の秋の秋刀魚漁どうなりますかねえ・・・

旧知

日常の細々した事務処理などを終え、明日の食材の準備のために福祉亭に。
福祉亭のドアを開けようとした時、バッタリ出くわした友人。
自主保育仲間。
ハナシを聞いてみると、毎週お弁当を注文してくださるかたの知り合い。
以前おいしいからと、お弁当を頂いたことがあるのよ・・と。
結局、定食を食べてみると。
それにお付合いして、自主保育時代のお仲間の名前を上げつつ、四方山バナシ。
福祉亭が入っている前の店、書店の奥さんともお友だち・・などと。

そうこうして食材を探しに駅前に。
サービスデイだった。
思わず２日分の食材を買い込み、レジに並んで気がついた。
持参した経費では、足りないかも・・と。
心配しながら合計の数字が出るのを待つ。
やっぱりオーバーと分かった。
すぐ戻りますので、このまま取り置きしておいてくださいと頼み込む。
レジのスタッフは、なるべく早く戻ってください・・と。
あれこれやりとりしていると、レジの次ぎのかたに、何やってんの？と声かけされる。
全く気づかずにいたけれど、もとボラさんの友人。
あ！ねえ、お金貸して・・と頼み込む。
あんまり持っていないのよ・・と言いつつ、財布を覗いてくださる。
なんとか、借りられることが分かって、無事、レジを通過。
その友人も、福祉亭の近くに住まわれている。
だから、先に福祉亭で待っていてもらって、即、返金。

なかなか会えない友人たちに出会い、助けられた日。

お！お！

食材の搬入は、ほぼどの曜日も、前日になっている。
月曜朝、厨房に食材が入っていない。おや～～～？？！！
シフトミスしたかなあ？？
念のため担当に連絡。
今日は、福祉亭になっています・・と。
やれやれ、ほッ！
しかし・・でした。
肝心のシェフさんから遅れて電話が入る。
ごめん！来週と勘違いしていた・・と。
お！お！どうする？？
力のあるチームなので、半分心配して、半分ま、なんとかなるさ・・と。

パパッ・・とメニューが決まり、近隣スーパーで買い物となる。
こんな時、開店時間が早い近隣スーパーは、大助かり。
さしあたって対応できるもので調理をスタートして頂いて、買い物調達をワタシもサポート。
こんな時の２０年来の付き合いは、力を発揮する。
何をどうすれば、整うか瞬時に判断可能。
調達できないものは、１０時開店の駅前に、と。
とにかく、ボラさんも、仕事に手慣れておられるベテランさんの編成。
あじゃこじゃするまでもなく、無事に定食時間に間に合いました。

積み上げてきた経験と、時間。
あうんの呼吸。
改めて、そのコトの意味を知った月曜日。

片付け

お祭りらしく賑わった土曜日。
日曜日は、前前から、そろそろと言われていた冷蔵庫の更新。
パッキングがヘタっていた。
冷蔵庫から中の食材を取り出して掃除を始めると、庫内のプラスチック引きだしが壊れていて、穴。びっくり！
・・といった具合で、限界でした。

三人がかりで冷蔵庫の搬入。
以前お隣の電気屋さん。
三人とも変わることなく、お顔見知り。
懐かしく、思わずいくつになられました？お歳を聞いてしまった。
お一人は、なんと７０代に。腰痛で・・と言いながら、お元気。
腰痛になって当たり前。
かなりの重量を動かす仕事。
でも、それぞれ連携しながら要領よく搬入を終えてくださる。
使い勝手を心配したけれど、なかなかの構造。
その上、使用電力量が下がるとなれば、やれやれ。

冷蔵庫の搬入の後は、お祭りの片付け。
ほぼほぼみなさんで終えて頂いていたけれど、こまごま。
納めるべき所に、納めていく。
物を相手にした後は、自分のズノウと向き合う仕事。
どこをどうかき回せば、与えられている答えとなるのか。

花火大会

８月の自治会主催の花火大会。
みんなが期待！！
昨日がその日。
午前中は、どことなく浮き浮き気分の地域。
それぞれの店舗は、準備に余念がない。
のんびりの空気が一変したのは、午後に入ってから。
子どもたちが公園に出てくると、もうお祭り気分。
でも、これは、ほんの序奏。
生ビールの看板があるのをやっと思い出して、店頭に。
さあて・・そこからが戦場。
生ビールを出しているところが福祉亭ともう一箇所だったらしい。
そちらが、高価格。
福祉亭のほうは、そんなこととも知らず、いつも通りの値段。
そしたら若いファミリーが来ました、来ました。
こんなに若い世代がいるんだ！！
持ち帰り用のコップを買い出しに走ったり・・は、まだ、序の口。
とうとう10ℓタンクが空っぽに。
予想もしていず、・・・・び～～くり！！
だって、コロナ禍の丸３年、タンクの生ビールをどれだけダメにしてきたか。
生ビールを調達していた酒屋さんは、とうとう店舗の片隅の酒屋に模様換えまでに。
こんなお祭りの日が来るなんて、夢のよう。

そうそう肝心の花火。
地域のおやじさんたちの手で、400発。
ヘロヘロ・・パ～～～ン！ヒュ～～！・・と。
でも、やれた！ってことが、素晴らしい。
夏の思い出、風物詩。
そして、日常のモヤモヤをド～～ンと吹き飛ばして、また、明日に向かう。
地域みんなで楽しみました。
お祭りは良いですね。

働き者

福祉亭のボラさんたちは、働き者。もちろん！！
ハナシは、そうじゃなく、子どもたち。
フードパントリーに、アリさんの群れのように。
小さな子どもたちにも、欲がある・・これがジツにおもしろい。
欲しいもの、好きなものを、たくさん！
人間というものの原型を現わしている。
たくさんの食材を袋に詰めて、その後は、安心したように、ファサードでゲーム。
子どもの生活そのまま。

福祉亭を２０年やっていると、アリとキリギリスのイソップ童話が時折アタマを過ぎる。
イソップさんが生きた時代から、ずっと人類は、同じように生きている。
どうも、それが、人類という種族。
２５００年前から。

ハナシは、変わって、一昨日、救急搬送となったかたが、いつもと同じように福祉亭にみえた。
お！！良かった！
緊急時の連絡先不明で、普段お付き合いの地域は、バタバタした。
さて、肝心なことは、同じことを繰り返さないこと。
そこで、早速、緊急時連絡先をお尋ねする。
実の娘さんのことなのに、なかなかストレートに応答が出てこない。
福祉亭にご一緒に連れだって来られて、ご挨拶は、以前すませているのですが。
必要性を盾に、しつっこく迫るので、なんとか情報としてメモさせて頂けた。

ちょうどその席に、同席していたメンメン。
それぞれ、娘さんが緊急時の連絡先・・と言われる。
ワタシもですが。
娘は、恐いよね・・と持ち出すと、それぞれ深く頷く。あはは・・・
ずっと娘にしかられる・・とボラさんや、ご利用者さんに、折々聞かされてきた。
ワタシもやっと、そのことを実感。
親も高齢期になると、小さくて、かわいかった娘が、恐～～い存在になるのです。
全く～～・・

他愛なく

なんとか予定していた食数を完了した後、二手に分かれて他愛ないおしゃべりの輪。
福祉亭での出会いの不思議。
一つは、年齢は違うものの、故郷がごくごく近場のスタッフ同士と、ご利用者と故郷が同じという関係性を福祉亭で得たスタッフが、それぞれ賑やかにハナシに盛り上がる。
もう一つは、終い仕事をしながら、別の客人を待つワタシ。
この客人は、福祉亭がボラ運営になった直後、福祉亭構想に最初から関わっておられたもう一人のキーマンと一緒に、福祉亭のテーブル4台を製作。
20年前。
今も、何度かの補強が試みられて、当時そのままに使われている。
アイデアを出したのは、ワタシ。
振り返れば、良き時代。
まだまだそれぞれ若く、地域で培ったそこそこの社会的な力も得て、霧の大海原にこぎ出した福祉亭創設時のメンメン。
そのお一人。
その後も、それぞれの役割を担いつつ、密な関係性はなくなっても声さえ掛ければオ～～と。
昨日も、しばらく離れて暮らしていた家族との再会に似て。
まだ、オレが必要とされるところがあるのか。嬉しかった・・と。
話しているうちに途中で気がついた、聴力が落ちてきている。聞き取れる内容が8割という現実。
お互いに流れた20年という時間がある。
でも、それもこれも、どれもこれも、ま、いいか！の笑顔。ま、いいか！！

唱歌

昨日の厨房、なんだかいつもに比べると、定食づくりが楽。
暑さのせいと、老化によるズノウの働きが鈍い。
日々、気になりながらできない細々した用事をすませているうちに気がついた。
メニューが夏モードのせい・・ではなく、ボラさんシフトがお一人多いということに。
手っ取り早く言えば、手のかかるメニューにしていないし、作り手が多い・・と。
とにかく、エアコン、扇風機2台をまわしても、厨房温度計は、40℃。
フロントと厨房との境に、壁はないのですが、そのほんの50ｃｍで、室温が全く違うのです。
各家庭なら、冷やし麺でササッとすますところを、とにかく汗だくの毎日の定食づくり。
ボラさんたちに感謝感謝です。

午後は、唱歌の日。
昭和の清らか系の歌が流れていました。
かなり高音域。
厨房で聞いていると、なかなかの歌上手さんがおられるようで、キレイなハモリ。
心が洗われる、と同時にだいぶダーク、ヨレヨレなワタシは、なんだかちょっと気恥ずかしさも。
70代80代になられても、清らか系を歌える心模様は、長寿の秘訣に違いありません。素晴らしい。

夏の日

予報では、降雨あり。でも、降りそうで降らないままに16時の閉店時間に。
食材調達に行くか・・と外に出ると、ポツポツポッ・・。
一瞬、そのまま行くか戻るか迷う。
自宅の窓を開けたままでは・・と気がつき、戻る。
その時には、もうどしゃ降り。
雨も上がり、福祉亭に。
すっかり片付けが終わって、穏やかな空気。
前日のアウトモードのご利用が気になり、今日は、どうでした？と尋ねる。
ご利用少なかった。売上は、・・と。なんのなんの、十分ハードルを越えておられる。
安堵し、まだ、微かに降雨が残る中、駅前に。

明日は、早出しないとなあ・・とふっと。朝の立上げのボラさんがお休みの日。
朝、もたつかないように、準備。
外に出ると、雨雲の向こうにキレイな夕焼け。
グレーと鮮やかな光を放つオレンジ色の対比。
積乱雲がそれぞれのお役を果たしているかのように林立。
厳しい暑さが続く今夏。これまでのデータを次々に塗り替えている。
でも、そんな時にも、自然界は、その豊かさを示す。

夏バテ？

ニッパチ・・ですかね。
またまたご利用の少ない月曜日。
ありゃあ～・・
高校野球見ているんですかね～・・
暑いしねえ～～・・
厨房で、みなさんとボヤく。
ヒマ疲れ・・って、ワードも思い出しました。
ジツに、疲れを覚える一日でした。

何がどう・・とも言えもせず。
ボラさんたちに、食材をなんとかお持ち帰り頂くようにお願いして、なんとか厨房がスッキリ。
ま、しょうがないか・・の空気感。
ところが、そこに、お二人定食のご注文。
大慌て。
でも、一旦片付けたとは言え、食材は、あるし、ボラさんたちが残っておられたし・・で、素早い対応。

あんなこんなの一日の最後。
ジャン！と、レジを閉めると、さすがにドキッ！
売上が・・・

子ども食堂

夏休み中の子ども食堂。
団地から、子どもの姿がすっかりみえなくなっていた近ごろ。
不要不急の外出は、控える・・が、ＴＶ画面でみられる今夏。
それだけの理由でもないとは思うけれど、いつもの半数の参加。
ちょっと、空振り。
でも、厨房には、ゆったりした時間が流れていたし、
戦場と化すフロントにも、ゆとり。

終わって、反省会という名のおしゃべり会。
思い出した！
去年の８月の子ども食堂の参加人数は、たぶん記録に残る。
担当は、その数をくっきり記憶されていた。
９名。
お～～！そうだった、そうだった。
まだ第４週開催で、前日の自治会花火大会の次ぎの日で、全く勝ち目のない子ども食堂だった。
６月に第一回の開催で、なんとか少しずつでも参加人数が増え始めていたのに。
愕然！
でも、９月からは、捲土重来。
どんどん右肩上がり。
９名に比べれば２0数名は、３倍！！
よくやって来ました。
ボランティアのみなさん、本当にご苦労さまです。

四角豆

畑仕事をされているご利用者。
これ珍しいだろ・・と、見たことのないものをくださる。
うん？？
居合わせたスタッフ、ご利用者みんなで、それを覗く。
確かに、全く出会ったことのない物。
インゲンが、四角の形状になって、縁がギザギザ・・こんな感じのもの。
おいしいよ・・と。
へ？？
もちろん、だ～～れも見たこともないし、食べたこともないもの。
早速、ハナシどおりに茹でることに。
一つひとつ作業工程を聞きながら。
作業って言っても、茹でるだけなんですが。
塩を入れるの？
茹でた後、どうするの？
食べる時は、醤油？
結局、マヨネーズもあり・・らしい。
味は、全くクセのない、ちょっと甘み？苦み？のある・・インゲンほどのはっきりした味でもなく。
こわごわ試食。
好きとかキライとか、そんなことを言うような個性もなく。
へ～～～～！！

福祉亭は、言ってみれば山あり谷ありの人生を乗り越えて、今があるメンメン。
それなのに、未だ、未知のものがこの世界に存在するのです。
世界の大きさと広さ、不思議さと驚き。

しかし！・・・

夏休み明け２日目。
ほんの２日目なのに、なんだか、ぼんやり、ノンキに時間が流れていたことなどすっかり忘れさせてくれる。
例年にない今夏の暑さのせいか、定食の利用のピークの山が少しなだらか。
どちらかと言うとダラダラと。
ほぼほぼ１４時頃には、定食提供時間の終了となるのに、１４時過ぎてもご利用が続く。
いつものご利用者さんも、新しいご利用者さんも。
一日のリズムがくっきり刻まれていない暮らしぶりになっていることが伝わってくる。
空腹を感じる体内リズム、体内時計の狂い。

昨日驚かされたのは、次ぎの日の食材探しに出かけて戻った１７時過ぎ。
いつものご利用者さんが、朝から食事をとっていないらしいと、金曜日の定例になっているフードパントリーで時間延長されていた留守居役のかたから伝えられる。
えッ？？
さらに、何かつくれる？？と。
朝から食べていない？？今から何かつくる？？二つのびっくり！にアタマが混乱。
もう夕方の時間でのハナシですから。
なんとか、絞り出すようにつくり、おいしかった！と言って頂けた。
まあ、それは良い。
留守居役さんは、パントリーのフルーツも提供されたという。
偶然、シャッターが開いている金曜日だから良かったものの・・しかし！です。
スーパーが傍らにある商店街の一角の福祉亭です。
福祉亭を頼りにして頂くのは、ありがたい・・しかし！です。
支え合いのある街づくりを目指す福祉亭です。
でも、しかし！が、ぐるぐる自分の中で回るのです。

暑い！

台風７号がやっと、温帯低気圧に。
永山は、時折の強い降雨程度で、なにごともなく終えられた。
しかし・・暑い！
久しぶりの厨房は、にぎやかな声。
ついついの揚げ物メニューで、厨房の温度は、上がる。
それぞれの夏休みが口々に語られ、それぞれ近況報告。
ご利用も、不発・・と思っていると、普段のご利用以外のご利用もあって、なかなか興味深い一日。

二日目になったフードパントリーのほうは、うっかり月曜日と勘違いされたご利用者さんチに、大勢の孫たち。
そこに、無事残ったフルーッを差し上げる・・ことで、なんとかパントリーとして機能。
お店で購入されて持参しておられた同じフルーツを福祉亭に置いていくから・・と。
あはは・・でした。

とにかく暑い一日が、無事、スタート。
お祭りの下うち合わせもなんとかすませ、今月の子ども食堂の下うち合わせもでき、休み前にふっと起きた心痛を、みなさんに聞いてもらい・・・７０半ばになってもまだ、口を尖らせる自分の未熟さを自覚しつつ、言い合える存在がある福祉亭のありがたさを再確認。

準備

１７日夏休み明け。
昨日は、ぼちぼち準備。
ぼちぼち･･始めて、食材の調達に。いつものように。
福祉亭に戻ると車が一台厨房裏手に。うん？？
夏休みしていると世の中もみ～～んな夏休み・・みたいな気分になってしまうのですが。
しかし！違うんですよね。
な・なんと！フードドライバーさんの車。
しかも、青果市場がお休みに入っているということで、青果の運送。
しかも、いつもより多い！！
大慌てて、子ども食堂担当者さんに連絡。
急遽、フードパントリーのラインを入れて頂く。
入れると同時に、子どもたちが大きな袋を持って駆けつけてくれました。
この早さにびっくり！
昭和のアナログ世代は、とにかくテマヒマ。
テマヒマかけているうちに、自分にいやけだの、疲れだの・・となるのですが、時代が変わって来ていますね。

そんなこんなで、いつものように夏休み明けの準備の一日が、無事に終了。
やったことですか？
布巾の糊落としと、コップ洗い、麦茶の準備。
普段は、もっとあれやこれやですが、なんだか、おしゃべりで終了・・でした。
さあて・・良い一日になるように。がんばらないとね。みんなで。