福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

お子たち

2021-06-30 06:56:36 | 日記
八街の事故で、また、あらためてNTの歩車分離の値打ちを思う。
お弁当の配達の帰り、小学校の南門から出てくる低学年の子どもたちと出会う。
荷物を一杯持って、どの子も、明るい表情。
学校生活が楽しい!ことが、カラダ全体から分かる。
そんな姿を見ると、その光景の向こうに、自然に、八街の事故がアタマに浮かぶ。
どれだけの人が涙を流したことか・・と。あまりに無惨。
 
夕方、食材を置いて、スーパーのところにさしかかると、向こうのほうに、知り合い。
あれ?
二人ともマスクしているのに、満面の笑顔とわかる。
近づくとやっぱり。
福祉亭を立ち上げた頃から、保育園のお仲間たちと、遊びに来ていた。
うん?お母さんの隣のこの子は??と、一瞬アタマがクラクラして、大きなハテナ?
でも、すぐ、気がつく。
あのハナちゃん!!と。
お母さんより背が伸びて、お顔には、にきび。
え?ハナちゃん??と言いながら、アタマの上から下、前から後ろと、見回す。
なんだか魔法にかけられたような気分に。
魔法使いが、あの小さなハナちゃんを、大きくしたような驚き。
ハナちゃんには、弟くんがいる。タロウは?って聞いてみる。
タロウくんは、福祉亭にひと夏、三日間だけ、ボランティアに来た。
タロウは、がんばっていると、お母さんがちょっと考えながら言う。
ハナちゃんは、時々学校に行く時、ワタシに会っていると。
え?いつ?どこで?
朝、福祉亭に行く時・・と。
なあんだ・・ですが、遠慮せず、声かけてよって言う。
だって、ワタシの中では、ずっと小さなハナちゃんのままの子が、こんな魔法を使えるなんて、ちっとも気がつかなかったから。






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フレイル状況

2021-06-29 05:56:26 | 日記
コロナ禍の影響は、徐々に地域に具体的な姿として見えてくる。
久しぶりにお友だちと待ち合わせで・・と福祉亭にみえたご利用者。
腰が曲がられて。
内心びっくり。
お友だちのほうは、週に何度かお弁当を注文されるので、お体のほうの変化は、確認している。
日々励ましている。
きっかけは、転んだ・・ことから腰が。
お二人とも、腰。
足元は、なんとか。
ただ、もう80代半ば。
或いは、よし、としなければ・・なのかも。

ご家族が入院されたかた。
緊急搬送の病院から、転院。
処方が、変わったと、メモを見せて下さる。
複合的な高齢期特有の症状が並ぶ。
もと相談員をされていたかたが、ボラの中に。
少しでも安心して頂くようにと、そのかたに声かけ。
5階に住まわれているということで、在宅での療養を悩まれている。
いつまでも元気・・は、ない。
それがわかりつつ、でも、ついつい先送りして高齢期に入った時の対応が遅れる。
居合わせた別のボラさんが、オレは、もうやってきたんだ、がんばるしかない・・と励ます。
苦笑いされるご相談者。
ご自分の時は、外科処置で、回復もよく、周囲もびっくり。
なかなか、同じようには、いかない。

細身の体型のご利用者さん。
お元気。
子ども時代、町内の山登りのお仲間に入っていたので、鍛えているから・・と。
お母さんから、ごぼう・・って、言われていたそうです。
でも、結局、骨も筋肉も鍛えられ、それが80になってみると、宝と。
いや~~、人生は、長いです。
短いようで、長い。
それが、つくづく、しみじみ分かります。



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気忙しい

2021-06-28 08:00:05 | 日記
あれ?気忙しい「しわす」が、夏に移動??・・
慌ただしい6月。
高齢期のワクチン希望者は、そろそろ接種を終えたり、予定日が決まってきた様子。
既に終えたみなさんは、それぞれ副反応というものを経験し、報告してくださる。
倦怠感、発熱、痛み、腫れ・・それぞれ。
ワタシもなんとか希望日に予約でき、やれやれ感。
7月末までに65歳以上完了の枠に収まる。
あじさい祭りの時、久しぶりにお会いできた、もと保健士さん。
やっぱり、ワクチン接種のお手伝いで夏には大規模接種会場に出向く予定と。
ニュース報道が、間違いなく、足元の動きにまで連動している。

この気忙しさで、6月もあと数日に。
7月の都議選の候補者の街頭演説に、初めて出くわした。
数人の人だかり。
近くの窓からは、拍手も。
立候補は、4人。議席は、2。
でも、掲示板には、3人のポスターだけ。うん?
選挙公報で、やっと、確認。

やっとアルコールも解禁となった福祉亭。
酒屋さんにビールタンクを三ヶ月ぶりに買いだしに行く。
街は、同じ動きをしているようで、タンクは、売り切れ。
かろうじて一樽をゲット。
テイクアウト用の弁当箱やビニール袋も、ずっと、売り切れ状態が続いていて、調達に苦労している。
福祉亭もテイクアウトの数が増えている。
日々、全速力。




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あじさい祭り

2021-06-27 05:35:12 | 日記
商店街として計画した「赤土の街から緑の街へ」のキャッチで、
入居50周年の一環として、「あじさい祭り」。
宣言中で、恒例の「さつき祭り」を一ヶ月繰り下げて開催。
とにかく、準備らしい準備もできず、ほぼぶっつけ本番。
福祉亭も、あ!明日だ!・・その声が、前日。
居合わせたみなさんに声かけして、福祉亭として「NTわたしの好きな風景写真展」を、
即、「わたしのアート展」に。
これは、ワタシの中のつぶやき。
とにかく、絵でも、写真でも、額に入っているものを持ってきてね!
この無茶振りにもかかわらず、それぞれ、お手元の額装のものを持参してくださり、なんとか、即席アート展。
自己満足ではありますが、アーケードが、なかなか良い展示場に。
親子連れさんが、鑑賞してくださったり・・。
お母さんが、かろうじて女優吉永小百合さんの水彩画に反応。
連れ添う子どもさんたちは、ハテナ?だれ??とアタマをかしげていました。

久しぶりのお祭り気分が商店街に。
子どもフリマは、出品の絵本に子どもの字で5円と値が付く。
え??5円じゃあ・・と慌てるお世話役さん。
ぐちゅぐちゅと5が消され、50円に。即、10倍のインフレ。
あれやこれやと、気ぜわしい一日。
アルコールも二人までなら・・で、提供。
コップ酒のコップが行方不明。いや、正確に言い換えると、割れて姿がみえなくなっている・・です。
おかげで、いつもよりずっと大ぶりのコップ酒に。
これがいいねえ!!と、のんべいさん。
あれもこれも、あははは・・。楽しみました。



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2021-06-26 06:08:35 | 日記
早朝、花壇の見守りに。
空は、気持ち良く晴れ上がり、雲が青空の装いとして浮かぶ。
前夜の植え付けの見逃しや、バランスの見極め。
早朝の公園を目にすることは、めったにない。
ゴミを拾いながら歩く男性を発見。
企業人ふうでした。
作業をしているうちに、裸足で歩く男性が。
ハナシかけてみえる。
どんな靴でも良いので、靴をください・・と。
うん??
どちらからいらしたんですか?のお尋ねに、東京・・のお返事。
うん??
東京のどちらですか?・・多摩市。
多摩市のどちら?と、順々にお尋ねしていく。
認知症。
う~~ん・・困った。
ちょっと前だったら、お巡りさんが、通り過ぎたのに・・。
困っていると、そのお巡りさんが、なあんと!戻ってみえる。
よかった!!
隣の街区の、○○さん・・と、お尋ねできた内容を伝えると、あ~~○○さん、と合点がいく様子。
パトカーを呼びます・・と言ってくださって、やれやれ。
結局、しばらくすると、ご家族が靴を持って、お迎えにみえました。
いや~~よかった!!やれやれ。
認知症からくる徘徊でしょうか。
晩年の父の姿を思い出す。
やっぱり、一晩中歩き通して、みなさんの助けもあって戻って来たり、パトカーで戻って来たり・・だったようです。
娘のワタシは、母から聞くだけでしたが。
徘徊以外は、特別変わった様子もなく、フツウの印象でした。
隣の街区の○○さんも、裸足以外は、フツウ。
住所も言えました。
共生を共に生きる・・と言いますが、共に生きている・・って言い換えたほうが、現実に近い。
スーパーでも、奥さんに手をやく旦那さんの姿も、おみかけすることも、幾度か。
人として生まれて、人として迎える晩年の厳しさ。
医学が、早く追いついてくれると良いです。
原因は、ほぼ解明されているようですから。
個人の努力に任せられるだけでなく、なんとかそれぞれの晩年と言われる時間が、穏やかで、安心できる時間で、あって欲しいです。
年をとるってことの心配が、一つひとつ社会から消えていくように。
あらためて福祉亭としてのがんばりを考えてみます。




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患者

2021-06-25 04:20:37 | 日記
病院からの帰り、福祉亭に立ち寄られたかたが。
すぐには、伝わらなかったその内容。
終いの仕事をしていると、聞こえてきた。
徐々に病が進行している・・と。
さらに深く尋ねる勇気もなく、その現実の厳しさに言うべき言葉を探す。
しかし・・
本当に久しぶりの訪問者が。
お~~~!!
久しぶりの挨拶と、近況。
事細かに、報告が。
生活は、一変。
でも!!
あと半年と言われ、覚悟をしたけれど、こんなふうに元気だと。
新聞も、電話も、TVもない生活を、ジツに良いねえ・・と。
え??思わず聞き返したのですが。
そして、引っ越し先の街区に開設された居場所のボランティアをするように登録したの・・と。
89歳。
福祉亭の最高齢のボラさんは、86歳。
これは、福祉亭の負け~~。
朗らかなご性格が幸いしているのでしょう。
変わることなく、目をキラキラさせてお話される。
福祉亭の定食も、ほめてくださる。
メニューの肉巻きの豚肉に火が入らず、随分苦労しましたから、内心、やったね!・・でした。

そうそう、TVで、ガン患者さんたちの居場所づくりのハナシが放映されていた。
ボラさんたちみんなが、それぞれガン患者。
ここに居ると、ガンという病気が特別な病気ではないって、分かるんです・・と。
あなたは、何ガンなの?って言うのがフツウの会話・・と。
食事づくりを、みんなでする明るい空気が、画面から。
もちろん、お別れをするかたも、出てくることでしょう。
でも、一生懸命にみんなと生きた、その時間がどれだけの支えになっていることか。
画面のみなさんは、目には力が、顔に笑顔が。
患者ということを忘れさせます。


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おしゃべり

2021-06-24 04:44:36 | 日記
偶然、花壇の傍でおしゃべり。
とりとめなく会話が進む。
孤立死が出たと。
発見時の様子。
そして、残る死臭。
いつか、似た経験。
でも、やっぱり、自然にハナシは、福祉亭のハナシに向かう。
日々、楽しいことも、そうでないことも。
自分の力で、どうなるとも、こうなるとも、しがたいことも。
考えかたを変える・・これが一番手っ取り早い。
おしゃべりしたのは、福祉亭のベテランボラさんたち。
もちろん、深ぼりしていけば、いろいろ。
深掘りしない・・も、一つの知恵。
それでいて、福祉亭っておもしろい・・と思っているワタシがいる。
もう職階も、あるかたは、同居家族もいなくなられている高齢期。
それが寂しくない・・なんて、言い切れる人は、そう多くはない。
寂寥を支えるものは、やっぱり、人という存在。
良き友と言える存在。
あじゃこじゃしつつ、傍らに友人たちがいる。
こう言える福祉亭。
日々、ご利用して頂いている姿が同じでも、日々変化しているワタシたち。
あっという間に時は、経過し、ふっと気がつけば、人生の最終ステージ。
杖をついて、ご利用になる。
杖をついても、ボラしてくださる。
思いかえせば、「場」を作る時、ここまで福祉亭の今を、予想していたかどうか。
笑顔が一番。
でも、笑顔も曇る時がある。
そんな時にでも、足が向かう先に福祉亭がある。
ご飯の炊き方を尋ねられる時もある。
うん?と思いながらも、答える。
なにも聞かず。
そして、後ろ姿を見送る。黙って。




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ボランティア

2021-06-23 05:27:17 | 日記
よく耳にする言葉として、ボランティア楽しい・・。
昨日は、厨房裏手で、そのハナシ。
閉店後、もう仕事は、ほぼ終わっていたようなので、ボラさんたちと。
ほったんは、その日にあったという、チームのイラ感から。
ボランティアは、楽しくなければ・・と、新しいボラさん。
ベテランボラさんは、黙って聞く。
「ボランティア=楽しい」
これは、求める姿と、思っている。
日々、格闘。
ボランティアしている内容が、「仕事」というものだったら、「=楽しい」は、変容しがち。
給与も出ないのに、楽しくなければ・・とも言われる。
楽しくないなら、やめる・・この図式。
厨房で、「楽しい」と「やめる」この言葉がこの20年間大勢のボラさんが、語り、それでも、まだなお、空中を漂う。
語れるだけ、まだ、いい。
言葉に出して言ってみて、みんなで、話せる・・ここ。
なんとか、「楽しい」に到達するために、到達して頂くために、それぞれの立場で、それぞれのやりかたで、どれだけの努力がなされてきたか。
個人の努力と、集団としての努力。
そして、その努力にお互いに気づき合う、気遣い合う。
その時間の積み重ねが、福祉亭と、福祉亭を支えるみなさんの歩み。
ひと言で、沸点に達してしまうのが、日常。
お互いに己の正当性で、ぶつかり合う。
その中から、なにを拾い上げるか。
魔法の言葉は、リスペクト。





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つぶやく

2021-06-22 05:09:29 | 日記
午前は、久しぶりの分科会会議。
開催場所のチェックをせず、時間ギリギリに福祉亭を出る。
いつもの場所で、開催の気配なし。
ぎゃあ~・・言葉にならない言葉が、カラダ全体に広がる。
あ、そうだ!もうちょっと永山寄りの場所のお知らせがあったっけ・・と、引き返す。
しかし!
そこの会議室にも人影なし。これは、別の日の会議連絡ですから。
おりゃ~~・・
仕方なく、電話。
今日の会議どこ?
○会議室。
え~~~!!
いつもとは、ちょっと違う、でも、使ったことのある場所。
とにかく、自分のミス。
チャリをすっ飛ばして、戻る。
途中の道路は、工事中。
つい、さっき通り抜けたばかり。
工事の道案内さんに、おはようございます!ご迷惑をお掛けしています!って、声をかけてもらったのに。
そこをまた、通過する。
さっきと同じように、ご迷惑をおかけします!って、声をかけてもらった。
いえ、ご迷惑は、こちらです・・なので、こちらこそ、すみません!の気持で、アタマを下げながら、通過する。
結局、25分の遅刻。
席について、それから5分間、筆記用具をゴソゴソ探す。
もお~~!!と、自分の整理の悪さに、イカリつつ。
ありとあらゆる日常必要と思われる物が、乱雑に放り込まれているので、肝心な物がみつからない、いつも。
しかも、資料読みに必要になっている老眼鏡を忘れてきたことがわかる。
おいおいおい!の一日。
今朝、起きて、ふっと、カレンダーを確認すると、や~~っぱり昨日は、仏滅!!
なあんだあ~・・でした!!
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人流

2021-06-21 06:34:05 | 日記
コロナ禍の前からこんなじんりゅう・・という言葉が、あったかどうか。
人の流れ・・と言っていたような記憶。
専門家のみなさん、関係機関のリーダーさんたちが、専門用語のように、聞き慣れない言葉を使い始めて、とまどう。
今日から、まん防に。
このまんぼう・・は、あらたに作られているので、聞き慣れなくて、まあ当然。
こんなふうに、日常に、コロナ禍以来、たくさんの造語、カタカナ語が繰り返し、危険!のシグナルを出している。
私たちの暮らしは、一日の感染者数から始まって、最近は、重傷者数、死亡者数が、その危険!を表すものに。
発生から一年半。
増加と減少の大きな波を繰り返しながら、それでも、日常が続くありがたさと、窮屈さ。
人流が、銀座に増えている・・らしい。
渋谷なら、もう少し暮らしに密着した外出理由が想像できるけれど、銀座となると、ハテ??のオバサンの私。
出かけたくなる何かが、銀座に、あるらしい。
大都会の片隅から、その情報に接すると不思議。
優れたものに接する魅力。
進歩、成長、美、そして、歴史・・と形容される魅力があふれている街ということでしょう。
へ~~~・・
さあて、昭和の商店街に位置する福祉亭。
宣言でも、まんぼうでも、変わることなくシャッターを開ける一日が、また、始まる。
最高度の感動も、最高潮のなにかなどとは、縁遠いけれど。
ゴングは鳴る。






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メニューづくり

2021-06-20 05:22:26 | 日記
家族の食事メニューでも、窮する時がある。
それが、福祉亭の・・となると、ジツにたびたび。
ご利用の多くは、毎日みえる。
毎日配達のお弁当もある。
手を抜けない。
メインのメニューが続くことは、いくらなんでも避ける。
小鉢には、窮する。
毎朝、今日のメニューを張り出す。
そのために、今日のメニューは?と、いつも尋ねられる。
アタマがすりきれてくる。
小鉢は、以下同文・・って、言ってしまう日も。

普段は、ほとんど厨房に入りっきり。
昨日は、閉店後、遅くお弁当をとりにみえたご利用者さんと、久しぶりにおしゃべり。
メニューの組み立てについて。
若人塾の日、火曜日、それ以外の日・・と、特別意識せずとも、やっぱり、組み立てが違う。
微妙に変化するのが、おもしろいと言えばおもしろい。
週4日担当すると、さすがに、変化をつけにくい。
料理として世の中にあっても、知らなかったり、チームの力量に追いつかないようなものもあって、どこかパターン化。
でも、冷凍食材を使うわけでもなく、国産で取りそろえたい、という基本ラインの他に、コストでも足かせの中で、です。

なかなか見た目には、わかりにくいでしょうが、昨日は、きんぴらゴボウの切り方が変わっている。
この差、わかってくださったかなあ。
もっと言えば、調理方法も違うのです。
と、言ったところで、ちがいが分かる出来栄えになっていたかどうか。
おいしければ、いい・・だけですよね。
時折、勉強のために、スーパーのお惣菜コーナーを覗かせてもらう。
圧倒的に違うのは、お惣菜の色と臭いです。
おいしくできているのでしょうが、やっぱり、福祉亭の小鉢は、シンプル。
シンプルそのもの。
ワタシは、大事にしたいです。






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ヒマ

2021-06-19 07:08:03 | 日記
コロナ禍なんとか運営を支えているものの、ヒマ。
用意した食材も大余り。
とにかく、状況に対してウロウロ迷ったり、ドキドキしたり、動揺しない、を
自分に覚悟させるしかありません。
それでも、支えてくださるご利用者さんもおられ、
あまりのヒマさに、ご自分の食事をすませた後も、ずっと、おしゃべりをして踏みとどまってくださる。
そのお二人に、長居賞代わりに、おやつをさしあげました。
ありがとう。
開業当初は、9時にみえて、3時にお帰り・・のご利用者さんもおられた。
定食のご利用が増えるにつれ、落ち着かず、食事をすませると、気を遣って他の店に移動してくださるように。
もしかして、それは、福祉亭としては、喜んでいいハナシでもなかったかもしれない。
でも、さらに時間が経過して、このコロナ禍。
催事を設けることもできず。
マスクをつけたままのおしゃべりだけ。
おしゃべりも楽しいけれど、やっぱり、笑う口元が見えないって、張り合いがない。
高齢者のワクチン接種が終わる夏には、なんとかなるでしょうか?
6月21日からは、まん延防止に。
1チーム2人までの飲酒の方向性が出された。
政府より、都は、厳しい措置。
当初、リーダーさんは、一人飲み・・を考えていたらしい。
アクリル板もあるので、二人といっても、一人飲みに近いことは、近いのですが。
それにしても、黙食、黙飲み・・人という存在への挑戦みたいに思える。
ジツに、さびしい。


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会議後

2021-06-18 05:13:17 | 日記
ほんとに、うっかり、夜開催の会議を忘れそうに。
なんとか、間に合わせられ、やれやれ。
大事な内容であることは、重々承知している・・つもり。
しかしなあ・・が、いつも。
どうカタチを見えるようにするか、
どう市民という地域住民にとって、そして、組織にとって、これはいいね!ってものにしていくか、
自治基本条例制定の過程と、その後を、どうとらえていくか、
果実は?・・・アタマが。
いや、まず、報告書。
これを市民に届けることによって、さらに、多くの市民の考えで進化させる。
あれこれ迷わず、この方法が、きっと最善。

会議後、そうそう、こんな機会は、そうないぞ・・と、ふっと思いたち、お顔見知りの職員さんを探しに。
案の定、庁内には、職員が各部署に数人仕事中。
夜8時過ぎ。
昼間用事がある時に、気に掛かっている職員さんを部署のカウンター越しに探す。
新年度になってから、それを数回繰り返すのに、姿を確認できないままに昨日。
でも、いました、いました・・やっぱり、仕事中でした。
アクリル板と、たくさんの資料に囲まれて。
ちょっと、他愛ない会話して、次の部署に回りました。
そちらは、もう不在。
でも、気になっていた異動された?の確認は、残っておられた職員さん情報で、異動されていない・・と分かりました。
地域にいると、時折、この誤情報。
でも、なんとか分かりました。

昨日は、昼間どしゃぶり、すぐ、快晴・・が、二度もあって、びっくりの日でした。
外は、涼しい気持の良い夜の闇が広がっていました。
ワタシの前を、別の部署の職員さんが、お一人歩いておられました。残業ですね。
ちょうど来たバスで福祉亭に戻り、やり残したトイレ掃除。ワタシも残業。
なんとか、一日が無事に終わりました。
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別れ

2021-06-17 04:14:50 | 日記
ご容態が思わしくなく、退去されるかたのご家族がみえた。
お付き合いの長さは、ほんの、ここ数年。
人生は、どのかたにとっても、サイコー・・で終われるわけでもない。
死なせてくれ、と言うんです・・と、ぽつりと、ご家族。
それは、ツライ。
その言葉と同じ言葉を耳にした40年数年前。
粟粒結核となられ、あまりの苦しさにご家族に・・と、伝わってきた。
ご家族は、なんとか、がんばって欲しい、なんとか、一分一秒でも長く・・と思っている時のこと。
お世話にもなり、楽しい日々を共に、過ごした。
訃報が伝わってきたのは、突然。
最期のステージに関わてもいず、その日からも、一度もご家族にお目にかかってもいないけれど、
いつまでも、忘れることのない言葉。折々、ふっと、脳裏をよぎる。
その言葉を、また、福祉亭で聞く。
後、半年・・と言われましたと。
返す言葉は、ない。
ただ、黙って、その言葉の重みを思う。
思い出ばなしをする。
言ってみれば、手のかかるご利用者。
その手も、かかることがなくなって、静かなコロナ禍の日々を過ごしてはいた。
退去に関わるお荷物もすべて処理でき、一冊、資本論だけ、手元に残しました・・と。



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代打

2021-06-16 06:20:39 | 日記
PCR検査の余波で、昨日は、一日代打役。
PCRのほうは、夕方遅くなって陰性でした~~の明るい声が届いた。
そうと思ってはいても、検査結果が出るという14時前からずっと、電話が鳴るのを待ち続ける。
でも、結局、閉店時間も過ぎ、ボラさんが三々五々お帰りになって、
ワタシは、植え替え直後の花苗に水やりをして、戻ってからのこと。
手続きが大変でした・・と。
とにかく、コロナという相手をユメユメ軽んじてはいけない。

代打の日のハイライト。
キラキラのほうではなく、ダークのほう。
現場がキラキラするような日は、一年の中で、そうそうあるわけもない。
数年前にお尋ね。
その後も、スーパーの買い物姿をお見かけしてはいた。
昨日は、奥さまをなんとか送った後、誰からも振り向いても頂けない・・
ハナシを聞いてくれる人を派遣してもらえるというようなことはないか・・のご相談。
包括に相談してもダメ、お隣でもダメ。
ふっと、思い出して、福祉亭で活動していたサポートチームの以前の年会費が生きているかどうか・・と。
サポートチームは、解散してもう5・6年。
その後は、日々の運営で精一杯の人員。
しかも、生活支援の業務内容を経験しているだけに、再度チームを立ち上げる気力も起きず。
世の中は、介護保険制度の枠組みの中で、生活支援を窮屈ながらもやれることになっている。
でも、福祉亭は、沈黙のまま。
そのかたのご相談内容は、手短に言うと、傾聴ボラの派遣希望。
でも、世間噺でもなく、そこそこのお相手が必要と思われるしっかり度。
ご自分のお気持ち、お考えに同調してくださるかたを、まず、お一人探してお仲間づくりされるといいですよ・・が、ワタシのお答え。
80代半ばにさしかかろうとしておられる。
気の合うお仲間を今から探すのは、なかなか。
でも、道は、それしかなさそうが、ワタシの判断。
今ある環境、今の求めは、そのかたの人生の歩みそのもの。
その人生とご自分をクロスさせるほど、老年期、心のゆとりと、健康を持っておられるかたを探すのは、難解。
社協のボランティアの仕組を紹介にとどめておきましたが、
もっと早く、そのことに気づく場にご自分を置かれるとよかったのに・・が、ご相談を受けたワタシの内心。
老いは、突然のように顔を出します。
でも、様々なシグナルの出る助走期間があるものです。
シグナルを見逃していては、いけません。





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