福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

もののあはれ

2018-11-30 06:23:01 | 日記
もののあはれを、記した平安のむかしびと。
平成のみなさんにも、もちろん、その心が、脈々と受け継がれている。
日本人の中のDNA。

託されたかねのなる木は、結局、引き受け手が見つからず、処分の色合い濃厚に。
とにかく、もう一鉢かかえている福祉亭ですので、新たにお引き受け・・・は、考えにくい。
でも、福祉亭の鉢類に混じって、どことなく、なにげに言葉かけされ、手入れされていると、
数日の経過で、緑が、鮮やかさを取り戻しつつあるようなのです。
愛情を注がれる・・って、ジツに大したものです。

断固処分の気持ちが変えられないワタシが、処分します!!と言うたびに、
周囲は、そのかねのなる木を、あはれと思うようで、しかも、日にちが経つにつれ、その気持ちが強くなるよう。
あらあらあら・・
でも、処分!!
根底に、どうしてもかねのなる木に愛情を注ぐ気持ちが薄い・・、つまり、好きになれないワタシ。
処分・・を言い張るワタシに承服できず、とうとう別の場所に移設・・となったようです。
半ば、むかっぱら・・でしょうね。
すみませんね。

ワタシは、やれやれ・・ですが、周囲の反応が、内心うふふ・・。
言えば言うほど、真逆になる人の心。
おもしろいですねえ。
そのことは、よくよく肝に銘じないと。
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留守

2018-11-29 08:32:47 | 日記
ばたばたと都心へ。
福祉亭には、大勢の力のあるみなさんを、お留守番役に。
福祉亭のプレゼンという仕事をすませ、
大急ぎで、戻ると、留守の間のいろいろな話が耳に。
笑って聞いたり、えっ?と驚いて聞いたり。
ほんの数時間の間に日常の様々なドラマが進行。
地域は、おもしろいです。

その中でも、特に、笑ってしまったことがありました。
なあんと、先週からTV取材が入っているのですが、
とうとう意気投合したみなさんは、巣鴨にまでお出かけ・・というホットなニュース。
福祉亭の役者さんたちは、たいしたものです。
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会議

2018-11-28 06:51:26 | 日記
東京駅周辺での集まり。
どこか気が重く、迷う。
ちょうど気持ちの良い晴天。
やっと、出かける気に。

東京駅の変貌ぶりには、び~~っくり。
改装してから、何度か訪れている東京駅なのですが、とにかく、また、びっくり。
キーステーションとしての巨大さと、多種多様の店構えに。
公共放送のショップというものまで、ありました。
間違いなくお上りさんでした。
はあ~~~・・目は、ずっと、まん丸のまま。

会議のほうは、さすが、全国をリードするみなさんですから、知恵の宝庫。
日頃の??をつぶやくと、即刻、的確な答えが戻ってきます。
もう、手を打っておられます。
それが、ワタシ自身の考えと相反するものであっても、どこか納得感が得られます。

福祉亭のシフトを離れる難しさの状況がずっとあって、なかなか外の世界がつかめない日常をなんとかしないと。
文章になったものを読むこともしてはいますが、解決が早いです。
ボラ集団の安定は、ワタシのお役目のひとつという自覚は、ありますが。
ただ、外の世界で、どんなに立派な意見や、しっかりした情報に接しても、それを地域活動や、福祉亭の日常にキチンと投影できなければ、なんにもなりません。
自戒。





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わたしの地域

2018-11-27 07:45:15 | 日記
介護保険制度で要支援1と2と認定されたみなさんは、総合事業と言われる各自治体の事業となっている。
H30年度の本格稼働に向けて、どの自治体も準備中。
昨日は、制度の変更の中で設けられている協議体によるフォーラム。
基調講演は、制度を根幹から作られたかたのお話。
大変わかりやすかった。
ご参加されたみなさんは、民生委員さんや、事業者や、各関係者が多く、
一般のみなさんは、少なかったような印象。
結局、市民が主役と言われながら、専門職と言われるみなさんも新しい制度のため、
勉強中というのが、今の段階。
お上にお任せしていれば、なんとかしてくれる・・という長い時間を経験しておられる肝心の高齢市民たちは、まだまだ、安穏の眠りの中。
いやいや、そうは、いきませんよ・・あなたたちの出番です・・と、各データーが示されての基調講演。
ワタシも、分かっている・・と思いつつ、現実の目の前の諸相と、データーとの説得力で、やっぱり、改めて緊張感。
だいたい協議体の構成メンバー。
学習は、常に大事。
日常に流されていることを自覚させてくれる。

基調講演の後は、わたしの地域・・のワークショップ。
各地域ごとのまとめは、聞けなかったけれど、福祉亭のある永山地域の深堀。
ファシリテーターも顔見知り、ご参加のかたがたも、顔見知りという気楽なメンバー構成。
それぞれ日常的にも連携しているので、ついつい気楽な会話となって、ワタシは、おもしろかった。
後で、しかられるかも。
もっと、まじめに・・と。
地域の実情は、待ったなしですから。



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かねのなる木

2018-11-26 06:24:25 | 日記
カラオケ。
定食だけで。
午後の呑み会のみなさんがそれぞれご欠席で。
手が空く。
世の中は、三連休中。
外は、晴れ晴れとした晩秋の気配。
暖かい。
こんな時には、雑談の花。

17年育てられたという「かねのなる木」。
前日から福祉亭のお仲間のように置かれていて、ジツは、あらあら・・。
処分をお願いと、福祉亭にご依頼されたかたは、ベランダでは、大きくなりり過ぎて・・と。
木の処分を依頼したボラさんが、すぐには、とりかかれなかった様子。

見るからに古木。
鉢も体の大きさに合わず、窮屈そう。
そんなことで、葉の色は、緑を失い黒っぽく変色。
ところが、いじめられると植物は、力を発揮するもの。
なんとか振り向いてもらいたいかのように、一杯のつぼみをつけている。
でも、もちろん、処分の気持ちのワタシは、揺るがない。
福祉亭のベランダにも、ほったらかし状態でも、生きている「かねのなる木」がありますから。

ところが、面白いもので、処分を哀れと思うボラさんが、隣のお兄さんにその処遇を話す。
すると、お兄さんも、ついつい、同情??・・・された様子。
別のお兄さんに、ウチでもらっても・・と同意を求める。
そのお兄さんも、そうだね・・・と。
その話しが伝わって来て、ちょ・ちょと、待って・・と、ワタシが慌てる。
上司さんに合意して頂いてから・・と。
ご迷惑でもいけない。
生きているものは、手がかかる。
特に、長命の植物は、ずっと手をかけていかないといけない。
そこには、人の手がなければ。

・・・とまあ、こんな調子の厨房でした。
おかげで、福祉亭のベランダの「かねのなる木」に、久しぶりに水をどっさりあげました。
もう誰にも振り向いてもらえていません。
この木も、もとの所有者から、福祉亭に提供されたもの。
持ちこまれたその時も、ワタシは、いやいや・・でお引き受けしたのに、
長いおつきあいになりました。




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経済力

2018-11-25 05:42:26 | 日記
高齢期、どのくらいのお金があるといいのですかね。
ちょうど、どこかの会社のトップの何十億というお金の問題がニュースになっていますねえ。
傍目には、どうみても、そんなお金があっても、使いきれないでしょう・・と思うような金額。
どんどん増やし、どんどん貯める・・その先の人生って???
どこかの国の大統領ですかね。
ビジネスマンから、大統領に上りつめているかたも世界には、おられますが。

最近、社長さんと言われている高齢のご利用者さん。
いくぶん聴力も落ちておられる。
でも、目の輝きや、ご自分の身分を説明する声には、陰りがない。
善意と誠実さが、溢れている。
必ず、お仲間の分まで、お支払いになる。
うらやましい財力。
それでいて、福祉亭の支払額は、多くても、二・三千円どまり。
安いなあ・・と。

世の中には、もっと、もっと楽しくさせてくれて、た~~くさんお金を使わせる場所もあるようですから。
そんな世界を見てきておられるかたも、福祉亭の定食を、喜んでくださる。
ありがたいことです。
上を見たらきりがなく、下を見たらきりがない・・と折々、母が言っていた言葉どおりのようです。

夜スーパーに行くと、以前、時たま福祉亭をご利用になられていたかたが、笑顔。
挨拶をかわすと、近頃は、お金がまわらなくなって、福祉亭に行かれないと。
そうですか・・
また、よろしくお願いします・・としか、言葉は、見つからない。
様々な姿が混在して、一見何事もないかのように、人生の時間が音を立てることなく流れていっているということですね。
福祉亭の厨房では、お金は、なくては困る。
でも、家族が笑って過ごせる程度のものがあれば、それで、十分・・という会話が、時たま交わされます。








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遠出

2018-11-24 05:34:17 | 日記
国際展示場まで。
フォーラム。
在宅医療と介護の連携をテーマに。
ほとんどが、専門職に属するみなさんのお集まりのよう。
会場で、声をかけてくださったかたも、お顔みしりの専門職さん。

人生の最期を、病院医療でまっとうすることは、今後少数になる・・と。
昼食時間に、会場モニターでは、病院に救急医療で入院し、その後、在宅で療養しつつ、亡くなられる・・その経緯を素人劇団が演じていた。
いかにも!!という場面場面の切り取りで、大変参考になったし、おもしろくもあった。
玄関ドアの問題だの、薬の多用だの、緊急時の救急を呼ぶのは、どこ?だの、現実に起こっているので、わかりやすかった。

福祉亭の日常で、食の問題を抱えられるご利用者さんの姿もお見受けするようになってきている。
在宅療養で、問題のひとつは、確かに食。
医療保険でも、介護保険でも、食は、今のところその世界に入っていない。
スーパーでも、町のお弁当屋さんでも、食は、存在する。
それだけで、十分かどうか。
食と、さらに言えば、楽しみ・・の部分。
生きていく・・ことに、ずっと、見え隠れしている。

前日、ふっと、在宅で療養されていたかたが、亡くなられたと耳に。
お弁当をお届けしても、食べられなくなられて、その後2年もの長い間。
福祉亭に出かける朝、帰る夜、時折ベランダごしの気配を遠くから見て過ごしていた。
気温が下がってきたある朝、かすかな気配が、途絶えていた。
あ~~亡くなられたなあ・・と、思ってはいた。
そして、また、福祉亭のお弁当を配達してという新しい依頼が。









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笑顔と・・・

2018-11-23 05:04:52 | 日記
毎月定例でお集りのみなさん。
先月は、なんと、3人。
会としても、しょぼん。
奥さまが亡くなられたかたがおられたり、別の会合と重なったり・・で。
メンバーのお一人も、他界されましたし。
手術の前のかたも。
へぼへぼ、しょぼん・・つい、しめっぽい。

でも、今月は、違いました。
落語スタート時は、2人。
ありゃりゃ・・
厨房のほうが、しめっぽくなりました。
でも、時間が経つにつれ、一人、また一人と、増え、なあんといつものメンバー構成。
よかった、よかった・・本当に。
厨房のほうも、やれやれ、ほっ・・の空気。
お料理もすっかり出来上っていましたから。
久し振りにそろったお顔ぶれは、どのかたの笑顔も、輝いていました。
恒例のラジオ体操の歌で、しめくくり。
ほらっ、♪希望の朝だ~~♪の歌です。
その場に居合わせたみなさんと、みんなで、大合唱。
高齢になってからの地域のお仲間って、いいものです。
歌の歌詞を、改めてかみしめました。

ところが、ところが・・
いつものご利用者さんが、電気がつかない・・と、傍らで騒ぐのです。
お隣のおにいさんが、電気料金の未払いと、その通知をみつけてくださったのです。
でも、会社の都合で、それ以上は、関われないと、福祉亭につなぎにみえたのです。
大急ぎで、コンビニにチャリで。
だって、もう夕方。
夜、電気が点かないとなると、もっと、大変な騒ぎになるのが、十分予想がつきましたから。
そこからまた、電力会社とのやっかいなやりとりがあって・・
ご本人は、いつのまにかどこかに行ってしまわれたのですが・・・まったく。
でも、ご自宅に確認に行きましたら、電気は、点いていましたので、一件落着・・・です。



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訪問者

2018-11-22 06:59:18 | 日記
昨日は、訪問者が重なってしまった。
大学が、3チーム・・!!
あらあら・・
それに加えて、急きょの、TV取材チーム。
事前に予定していたのは、大学2チームだったはず・・??
電話でのやりとりもしていて。
その時、新たなチームの依頼と思わず、事前の再確認と思い込んでいた可能性。

でも、まあ、なんと、ご高齢のみなさんの大活躍の姿。
たぶん、中には、ご迷惑のかたもおられたかなあ・・
すみませんでした。
でも、ワタシがお見かけした範囲では、どのかたも、普段お見せにならない笑顔と、輝きで、
女子学生さんたちのヒアリングに応じてくださった!!ような・・印象です。
でも、きっと、シツレイもありましたよね。

一番ちょっと??の空気をかもしたのは、若いTV取材チーム。
イメージされている高齢者像が、現場に合わない。
トントン拍子で、話を運んでしまったので、結果的に事前の打ち合わせが不十分だったということです。
でも、カメラ取材に手慣れた社交的なみなさんに、前もってお願いしてあったので、こちらもなんとかセーフでしたかね。
放映の運びになるかどうかは、今のところは、わかりかねます。


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年齢の壁

2018-11-21 06:44:40 | 日記
ばたばた日々を過ごすうちに、70才を越えた。
今のところ健康にも恵まれているので、そのことにさして不便や不自由は感じず、過ごしている。
しかし!!
世の中の規範というものに、ふっと、気付かされる。
とある講習の応募資格に、概ね70歳までの市民・・という一文。
確かに。
それは、高齢期の様々な状況を考えてみれば、当然至極。
・・・とは、思うものの、う~~ん・・と、改めて、ジブンの年齢と向き合う。

福祉亭の運営上必要と思われる、多少の知識は、備えてきたつもりでも、
やっぱり、ブラッシュアップをしたくもなる。
日常の様々な場面で、ふっと、素手に近い状況の自分自身に、勉強したいなあ・・と思うこともある。
だいたい忙しさのあまり、まとまった自由になる時間は、少ない。
それをジブンへの言い訳にしてきたことも、なかったわけでもない。
年齢の壁となると、万事休す・・ですねえ。

人生100年時代・・と声高に言われている時代になってきた。
学びの年齢の壁を、少しハードルを低くしてくださるといいですね。


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ほんと~~!

2018-11-20 06:54:49 | 日記
静かな月曜日。
夕方になって、TVで大手自動車会社会長逮捕・・のニュース。
び~~っくり。
え~~~ほんと?!!と。
本当らしい。
びっくりして、逮捕だって・・と、いろいろなかたに伝える。

ジツは、その後、もっと、びっくりしたのは、
厨房で、逮捕されたんだって・・と終いのボラさんに伝えると、
そうなの・・と、びっくりも驚く様子もない。
そのことに、びっくり。
いやいや、ご高齢になると、外のニュースなんて、どうってことなくなるのですかね。
とにかく戦争をなんらかの形で経験されておられるみなさんは、強い。
自動車業界の巨人といったところで、一経営者の逮捕・・ということでしょう・・でしょうか。
いちいち、驚いたところで、少なくとも自分と自分の周囲や生活が、変わるわけではない・・です、確かに。
福祉亭が、何かに巻き込まれることもないですし。

・・と、こちらも落ち着けば、ふ~ん・・程度のことですかね。
驚かない心を学ばないと。


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イートイン

2018-11-19 07:32:37 | 日記
近くのスーパーにできたイートイン。
使われているような、そうでもないような・・
でも、時折、子どもたちが、使っている。
地べたに座り込むより、ずっと、いい。
できたばかりの頃は、楽しそうに、子どもたちが群れていた。
昨日みかけたのは、フードを被って、顔がわからないようにした子どもたちの姿。
う~~ん・・

スーパーに行くと、いろいろな地域のかたの姿をお見かけする。
先日、「金持ち小学生」「おい」・・と、呼びかけている高齢男性が。
小学生たちは、嫌がっている風情。
だから、お金持ちじゃあないと思いますよ・・って、言ってあげた。
でも、おれより金持っているよ、あいつら・・と。
その後は、もちろん、こちらは、無言・・にしました。
まったく・・

ここまで少子高齢化が進んでいる時代。
子どもたちを、大事に見守らなくてどうするんでしょう。
日曜日も、仕事・・の家庭は、増えています。
高齢者は、いろいろなことを訴える力も持っています。
でも、子どもたちは、両親が不在のことを受け止め、お互いに寄り添って日曜日も過ごしています。
学童だって、日曜日は、お休みです。
つまらないこと言ってないで、地域のお仲間として、受け止めてくださると、いいのに。
人としての成長を促す言葉かけをしてくださると、いいのに。
がんばっているねえ・・とか、
晴れていて気持ちがいい日だねえ・・とか、
元気だねえ・・とか。
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年寄り同士

2018-11-18 07:08:41 | 日記
数週間前、お客さまは、神様か?・・とTVで。
ひと昔前は、お客さまは、神様・・という言い回しは、当然とされていた。
でも、最近の神さまは、どうも、コントロールがきかない風潮らしい。
言葉づかい悪くスタッフにオーダーしたりすると、値段380円のビールが1000円・・と、
そのTV番組では、店内に表示してあった。
店主は、お客さまも大事ですが、スタッフも大事です・・と。
よく流行っている居酒屋さんのようでした。
へ~~~・・
こんなことできたらいいなあ・・と、ふっと思ったもの。

福祉亭のご利用者さんは、丁寧ですが、中には、スタッフにバカモン!、ご自宅では、ヘルパーさんに、時に、平手打ち・・というご利用者さんがおられるのです。
最近は、だいぶ、よくなってきてはいますが。
物言い、態度が、ぞんざいと、思っています。
そのかたが、昼過ぎに、荷物を席に置いて、病院、美容院と出かけてしまわれ、かれこれ2時になるというのに、
まだ、戻られない。
第三土曜日は、夕方サンド会という定例の飲み会。
だから、定食は、もう、とっくにとめている。
2時過ぎになって、やっと、戻られた。

飲み会の料理づくりは、とっくにスタートしていて、定食をあらためて作る作業は、スタッフにとって、やっかい。
迷惑。
でも、その作業を誰がやるというのか・・と言えば、午前のチームは、もう厨房を出ていて、ワタシ。
ついつい、いらいら。

お断りすればいいものを、断った時の、面倒な対応を思って、つい、言わず。
作っていると、そこに、また、いつもの土曜日と同じように、もう一つ定食の注文が入る。
食材がなければ、お断りしやすいのに、まだある・・というやっかいさ。
こんな時は、人格に変調をきたすものなんですかね。
ぶつぶつ、ぶつぶつと、ついつい、いやさを口に出してしまう。
しかし・・
ジブンの中の押さえが、以前に比べ、弱くなっていることに、はっ!!と気が付く。
これは、年齢のせいです。
確実に。
年寄り同士のぶつかりあい・・ということになってしまいますね。
いかん!!



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アダプト

2018-11-17 06:08:33 | 日記
11月は、冬から来春にかけての花苗の植え替え時期。
6月の春から秋にかけての花たちは、酷暑を経て、既に、瀕死。
いや、手入れ不足の結果もあると思う。
切り込みし、もう少し丁寧な対応をしていればなあ・・・と幾分の後悔も。
他のアダプト団体の花たちの様子と、つい、見比べて申し訳なかったなあ・・の気持ちも湧く。

福祉亭の日々の仕事量の多さと、3月に相棒を失った痛手は、花の管理にもくっきりと投影されている。
アダプトの継続そのものにも一時懐疑的にもなった。
特に、福祉亭の運営にも、アダプトにも、多大な貢献をしてもらい、頼り切っていた相棒の他界は、応えた。
でも、日々一日いちにちの時間は静かに流れ続け、どちらも投げ出すことは、現実的に、不可。
あ~~そうですか・・と、許されるはずもない。
相棒は、ちゃんと状況を見極め、花壇のほうは、息子さんの手を、残してくれた。
忙しい学業の合間をぬって、夏の水やりをサポートしてもらいつつ過ごした。
そうこうしているうちに、なあんと、
それまで全く、気がつきもしなかった福祉亭のボラさんの中に、園芸仕事が好きなみなさんがおられることに、気づくのです。
力量発揮・・で、その仕事の早いこと。
どんどんボラさんの中から助っ人同士で連携され、どんどん取り組んでくださる。
あらあらあら・・と、あれあれあれ・・と、ばばのワタシは、みとれてしまう。
結果的に福祉亭に新たな園芸班が、誕生・・・という今年度。

とにかく、知識も、技量も、手も、すべて相棒まかせで、
ワタシは、そうだね・・、うん、いいんじゃないの・・と言っているだけで、アダプトをやっている感じ・・という甘やかしぶりの相棒だったので、び~~っくり。
目を見張るばかり。

昨日夕方、予定どおり花苗が届けられた。
準備よく、土も、プランターも整えられいて、後は、ワタシのセンスで、植えるように・・と。
え~~~、センスって言ったって、それなんですか??・・ですが。
でも、四の五の言っていては、時間のない中の庭仕事。
次第に暗くなる中、厨房の片づけ仕事は、お任せして、とにかく、園芸部長さんと、とりかかる。
100株を60株に減らしてもいるので、間もなく完成。

ご協力いただいた皆みなさんに感謝です。







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料理

2018-11-16 06:23:15 | 日記
奇数月には、デリバリーがある。
その料理づくりが昨日。
午後からのとりかかり。
サポートボラさんお二人体制なので、ワタシは外野で、遅いまかないやら、ごみの始末。
午前中の定食づくりで、エネルギーは、全部放出しまうので、大助かり。

食材を揃えておくだけで、次々とシェフさんが、見事な腕前で、お料理をつくられる。
料理のおもしろさと、奥深さを、いつも感じる。
料理は、知識と、工夫と、技量でつくり出されるもの。
世の中には、世界をお相手に、日々格闘されるシェフさんもおられたり、
家族のために、日々工夫を重ねられるお母さんシェフさんも。
とにかく、格闘技。
ワタシは、家族のためにだけ料理を作っていただけなので、
この10数年、いろいろな女性シェフさんに鍛えられ、学ばせて頂いてきました。
料理の奥深さ。
どのかたの手にかかっても、つくりだされる料理は、ただ見事!!でした。
時には、失敗もありました。
それは、食材に起因することが多かったように思います。
とにかく、お安くないと、手が出せませんので。

時間の経過で、否応なく、ワタシが、シェフさんの立ち位置に立ってしまう昨今。
わ・わ・わ・・・わ~~~お!!の連続。
サポートしているエネルギーの数倍のエネルギーが必要と、立ち位置が変わって、やっと気が付きました。
日々の格闘も、さらに。
素材には、季節があって、コストがついてまわり、福祉亭が選べる食材は、家族のために投入するほどには、自由にはなりません。

その中での料理づくり、定食づくりです。
昨日のようにデリバリーとなると、さらに、加重がかかります。
でも!!です。
シェフさんの技量をまた、見なおすような料理が、次々と出来上がりました。
ちょっと、ワタシもお手伝いしたのは、かぼちゃのニョッキづくり。
シェフさんのご指導で、とりかかると、なかなかうまくいきません。
でも、なんとか、自らの経験もプラスしつつ、仕上げます。
その過程でも、シェフさんは、次々と手元をみながら、氷水で冷やしたり固さの調整・工夫をされていました。
ニョッキは、ライスボールのかわいいリンゴに周囲を囲まれたスタイルで、完成でした。
心底感心!!
みているだけでは、わからない、食べているだけでは、わからないいくつもの工程。
仕上げの華やかさ。
これが、プロの仕事ですね。
プロの仕事に対する敬意。
これは、大切です。




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