律儀

律儀・・などと言う言葉は、今は、もう消滅寸前ですかね？
福祉亭にいると、くっきり年代次第ということがみえるような・・なのです。
関係性の維持の基本は、信頼。
ある時は、それが、人を縛り、ある時は、人を救うものかも。
信頼関係があると思っていても、そうでなく、裏切ったの、裏切られたの・・などという関係性もなくなはなかった。
長い昭和の時代を生きてきた人間の中にまだ生きている律儀・・というものに、福祉亭にいると時折出会っている。
福祉亭を始めた頃、年寄りは、律儀だから、心配することない・・と立ち上げに関わっていた行政職がアドバイスしてくださった。
正に、その通り・・で、福祉亭の20年がある。
今は、そんな関係性を市民と共に築く行政職も少なくなっているのかも。
それぞれの中に、お互いさまが、言葉で表現されなくても、しっかり根付いているようにみえた時代。
カタカナ語に変わることで、、昭和の社会を支えていたそんなものが、薄れ、ワタシたちも、あっさり捨て始めていった。
人間関係が、なにか契約・・のような、そんな乾き方を持ち始めている・・かも。
あっさりと言えばあっさり。
若さと言えば若さ。
忙しさと言えば忙しさ。
でも、福祉亭界隈には、まだまだ、ムカシの昭和が生きている。
忘れることなく、福祉亭を訪れてくださる方。
忘れることなく、気づかってくださる方。
ワタシや福祉亭のほうが、失礼していることのほうが多いかも。
申し訳ありません。

解消

ワンオペ解消するようにと、ずっと言われてきた。
説明し、理解して頂き、やって頂いて、それを確認・・組織の中間管理職的な仕事と言える。
それが苦手。手間と時間がかかって。
でも、ずっとそんなふうな仕事をしているとチームが分業状態に。
先月の理事会で、とうとう、アンタが邪魔・・とまで言われて、猛反省。
任せる・・を実行中。
やって頂いているのを見れば何かが気になる。だから、見ない！作戦で。
簡単に説明して、その場を離れる。
とにかく、優秀なボランティア集団。
福祉亭の前、経験してきた場は、それぞれでも、経験に加え、思考力もおあり。
考えながら自分ペースであれば、必ずできる。
実行してみると、確実に成果。
アンタが邪魔・・で、ワタシには、別の仕事の時間が流れている。
やったね・・です。両手に抱えていたモノが、随分軽くなっています。
ボランティア仕事ごときで、みなさんがご苦労されているのを見るのがキライだった。
苦労と思われるモノも、分け合えば、分かち合えば、どうってことない・・ということですね。

造られた街

故郷に帰られるんですって・・と、夕方福祉亭に行くとふっと耳に。
以前ボランティアもされていたご利用者さん。
細々とした修理作業を引き受けて頂き、大層お世話になった。
フロント仕事もお手伝い頂いた。でも、どうも接客仕事は得意でないご様子だった。
お身体の具合を理由におやめになって、その後は、週一日だけ福祉亭に、ご利用者としてみえていた。
もうお一人、数年ぶりにお顔をみせてくださった元監事さん。
本業が忙しくなられ、おやめになって数年が経過。
変わることのない柔らかい表情。
運営が長くなると、こんなふうに、別れと再会がある。

仕事に応じて住む場所を変えざるを得ない。
NTは、コンクリートで固められた街で、根っこが張れない・・とも言われている。
サラリーマンと言われる職業人が大方。
その土地に踏みとどまる理由に、必然が希薄。
一代限りの街・・と表現してみたこともあるけれど。
偶然のような選択で、この街に住まいを得て、家族と共に過ごして来た街。
初めて、今の部屋を訪れた時の記憶が、まだ残っている。
2DKが、広～～く感じた。そして、とうとう終の住み処になっている。
故郷に帰る選択肢もなかったわけではなかったし、家を買うという選択肢もあったけれど、どれももう消えている。
最後に手元に残った住まいカードで、今がある不思議。
いや、本当の、切るべきカードは、これからかも。まだ先のことと思っていますが。
自分でそれを決める時が、いずれ来るのかも。

会議

任期もあと数ヶ月の委員会。
昨日を合わせて残り3回。
若い世代も含め、どう地域活動に参加してもらうか。
自治基本条例の改定にまで踏み込んで。
平行して論議されている第6次総計ともからんで。
地域にある資源の発見、そして、担う市民の姿と関わり、その広がりの中に、新たな息を吹き込んでいく・・テーマはこんな感じですかね。
議論の中身が、言葉遊びになっていないと良いのですが。
でも、そろそろ任期も終り。まとめ段階に。
さすがです。日々の些事に右往左往しているワタシとは違い、一歩一歩歩みを進めているみなさん。
まとめの姿が見えてきました。
でも、な・なんと！
お隣の自治体でも、既に2030年を見据えて市民への呼びかけのリーフレットができていました。
ずっと革新自治体として三多摩をリードされていた自治体。積み上げている社会資源、社会力の違いでしょうかね。
もう革新なんてワードがあったことも知らない世代が社会を担っている時代です。
自治なんてワードも死語になっているかもなあ・・と何度も思いながらきた団塊のワタシ。
昭和の背中が、次第に遠ざかっていく。
会議を構成する若い職員、若い委員の頼もしさ。
お仲間に入れて頂いていたんだ・・と、やっと気がつく。

豊かさ

地域が気持の良いものに・・と願ってきた。
やりかたや、やることは、それぞれで。
そうそう簡単に、その成果や答えが見えてくることはない。
分かってはいるけれど、それでもどこかしらで、日々努力を重ねるみなさんがおられる。
ラジオ体操も始まっていない時間帯に、ごみ拾いしてくださっている方。
そのラジオ体操の音源を毎朝自宅から公園に出してくださっている方。
公園の花壇を毎日手入れし、欠かせない水やりをされてい方。
公園で、子どもたちの遊びをリードしているお兄さん。

その他にも、もちろん、仕事で、地域に入っておられる方も。
ここ続けて土・日にブースを開いて、安売りスマホの案内をしておられるみなさん。立ち仕事。
もちろん、これは、仕事。だから、平日休暇もとれて、お給料も頂けているのは、間違いないでしょう。
それにしても、昨日ふっと見かけた姿は、乗ってきたワゴン車の外で、壁を背中にしゃがみこんで遅い昼食をとっておられる。
相棒さんは、もうとっくにお返しされた様子で姿が見えない。現場仕事の厳しさ。
ご家族にしても、そんなふうに仕事をされて、疲れて家に戻ってみえるとは、たぶん、想像することもないことでしょう。
冷房のきいたオフィスで働くだけが、働くではないですよね。

こんな地域の諸相をみていると、やっぱり豊かさを実感できる地域であって欲しいなあと思うのです。
それぞれに人生の充足と安らぎがあるような、それぞれが、支え合う、助け合う姿がみえるような・・と。
仕事として地域に出ている方への支え合い・・というと、ワタシは、挨拶・声かけと思っています。
一人の人として遇する。
今日は、暑いですねえ・・、ご苦労さまです・・、などなど。

ジャーナル

売上のまとめ計算をしていて、内心驚いた。
ジャーナルと言われる一日の動きのまとめ。
これは、自動的にレジが、客数や定食数や軽食数の動きをまとめる。
記録は、A件。出した定食は、B数と。
売上金額と現金には、誤差はほぼないが、件数がその異常さを示していた。
ふたつの数字は、記録される項目。
不可解な数字でも、記録していくのかどうか、さあて・・。
一晩たってみて気がついたことは、たぶん、全数把握を試みたのかなあとは、思う。
全数把握は、別の項目でレジが機械的にやっている。
数字は、運営の基礎。
個人の追求感で、対応されたのでしょうが。
レジ件数と実数の開きがあるのは、時折。ハテナ？？？がないわけでない。
やりかたの変更は、困る。しかも、全体の中の特異例のようであっては。
手書き伝票から修正をしていくか、ジャーナルの記録から拾っていくか。
その作業が気苦労に思えることのもうひとつは、精算時、ジャーナルの紙がきれ、新たなロールに変えているのが、さらにやっかい感を増幅させる。
弱小NPO法人でも、社会的な信頼の上にたっての運営。
日々のやりかたに手直しをかけるとなると、理事会での協議。

フードバンク

スーパーの値下げ品コーナーを見ても、ジツに日々発生するフードロス対応の難しさを痛感する。
消費者は、商品がどれだけ新鮮か、値段に見合うものか、瞬時に判断していく。
上のほうにのっている商品から消費者が購入することは、ない。
貪欲な消費者。美味しさは、当たり前。
ちょっとでも良いものを、ちょっとでもお値打ちのものを・・と峻別していく。
そのなんとも否定しきれない消費者行動から外れた生鮮品や賞味期限、消費期限が近づいたものが、善意の手で福祉亭に届く。
手元に届けられたものは、その日のうちに、次ぎの子ども食堂用と、その日のフードパントリー用に当てられる。
それでも、地域の親子さんたちから残る野菜類等がある。
消費者の目を持つ地域のみなさんから、残されるもの。
この一年、それを眺めて過ごしてきた。
近ごろは、その向こうの農家のみなさんの姿や、企業側の様々な姿が、浮かんでくるようになった。
なんとか期待に応えたい・・と言ったような気持が沸く。
一消費者としては、冷蔵庫の不要品は、無造作にごみ箱にいれることは、当たり前になっていた。
その当たり前が、大転換。
なんとか使えるように・・と。
昨日も届けられたニンジンと格闘。
対応する多くの様々な手がなければ、フードロスに対応できない。
DXだの、仮想だの・・の世界で働く手も大事。
でもね・・人間の手が本来的にもっている働きが、社会の下流で力を発揮します。
「食」を支える。これって、すごいことだと思います。いや、思いたいです、やっぱり。

植え付け

毎年6月は、定例のアダプト花壇の花苗の植え替え時期。
お花好きさんは、世の中には大勢おられます。
でも、植え付けに手が出せるかたは、多くはなさそうです。
特に、地域の高齢化が進んでいる昨今です。
キレイね、ご苦労さまです・・いろいろ言葉かけを頂いても、そのキレイをつくり出す時間と労力と手・・は、なかなか得がたいです。
でも、声かけは、ありがたく、励みにもなります。感謝です。
知らんぷりよりず～～～っと、ありがたいです。
地域の環境整備は、行政と事業者と、市民の力です。
アダプトを立ち上げた当時のメンバーは、年齢を重ね、福祉亭のボランティアから手を引かれたりされてもいます。
まだ福祉亭のボランティアをされているかたも、植え付けにまで参加して頂くことは、さすがに無理になっています。
でも、長い間には、いろいろありましたが、なんとかアダプトを維持できているのは、ずっと後からご参加のボランティアさんたちの常日頃からのご努力のたまものです。
その時々、力を注がれるボランティアさんが、必ずおられ、感謝感謝感謝です。

昨日、公園アダプトの植え付けがすみました。
午後から雨予報でしたので、とにかく植え付けしましょう・・と声かけ。
前もって痛んだ花苗は、抜かれ、整地されていましたので、なんとか1時間ほどで完了。
植え付けしている時、穏やかな声でハナシかけてくださっているのに、それさえ煩わしく思えるほど、集中した時間でした。
花壇も、見違えるように明るく華やぎを取り戻しました。
予報どおり、雨も降り始め、せっかちな植え付けの最後の、ありがた～～い仕上げとなりました。天にも感謝です。

チコちゃん

永遠の5歳のあの有名なチコちゃん。
毎週答えに窮する質問が、放送されています。
質問を受ける大人たちは、ほぼほぼ答えられず、結局、専門的な知識を持つかたが、対応して答えらしいものが出されます。
うちにもその5歳児がいました！
「どうして、けんかは、とまらないの？」
お母さんと始めたという交換日記の最初の質問だそうです。
字は、まだやっと書ける程度ですが、なんとか読み取れます。
おりゃ～～！の、び～～っくり！！です。
お母さんから、ばあばなら、なんて答えますか？と。
う～～～ん・・・

福祉亭にもけんか（とは言えないものですが・・）があります。
そもそもボランティア運営として立ち上がる前年は、まるまる会議のたびごとに激論でした。
そして、ボランティア運営がスタートしてからも、その激論は、しばらく続きました。
激論を経て、福祉亭に踏みとどまったメンバーたちは、日々、自分たちの仮説ともいえる運営上の課題と地域課題に立ち向かう20年でした。
今、激論はありませんが、日々いろいろな勃発があります。
自ら発生させるケースもあれば、周辺の強風にさらされるケースもあります。
けんかではありませんが、なぜ、とまらないのでしょう。

それぞれの経験がベースになっているからかもしれません。
経験は、人生の宝でもあり、そのかたの思考を形成してもいます。
性格と同じように千差万別。
千差万別の基盤に思考という家が建てられ、ゆるぎなくある？あるようにみえるものだからでは、ないでしょうかね？
5歳の子にも流れる日々があって、そこから獲得された経験があって、家をつくりつつあるのでしょう。
その家が災害に強いものになるには、家族という支えが必要でしょう。
福祉亭の家族は、ボランティアさん。そして、ご利用者さんです。
家族があってこそ、立ち向かえる地域課題です。

お名前

福祉亭は、できるだけご利用のかたのお名前を把握することになっている。
客A・・もあるけれど、お馴染みのご利用が比較的多いこともあって、お名前で。
ところが、年齢があがってきた昨今。お相手に伺っても、アタマに定着しないお名前が増えてきている。
しかも、定着していると思っているお名前さえも、うん？どなただっけ？？
とうとうワタシは、アンチョコをつくっている。
お名前一覧が、次第に増え、とうとう二枚目に。
書き直しもしている。
最近窮するお名前は、外国籍のかた。
比較的耳に聞き慣れていれば、定着していくけれど、とにかく難解。

昨日4月に一時帰国された張さんの弟？？さんが、昨日みえた。
6月には、部屋の鍵をとりにみえるからと、4月に伝言はあった。
そろそろ6月も終りに近い昨日。しかも、突然・・連絡なしでみえた。
ところが、生憎、そのあたりの事情を説明していない曜日の昨日。
ワタシが、所要で永山を離れていた時に、みえた・・！！！
しかも、お名前が親しんだ張ではなく・・。
でも、随分長時間お待たせしてしまったけれど、メールでそのことを知って大慌てで福祉亭に出向くと、大きなキャリーバッグを一つ持って、外のイスに座っておられた。
お目にかかってみると、張さんに紹介されていたかたで、一度お目にかかっている。
やれやれでした。
お名前がまた、難解。漢字が不明ですが、カ・・さんらしい。
タイから時折訪れて頂くかたのお名前も、何度伺っても耳に残らず他のかたには所属大学で説明してしまう。
交流は、まず、お名前から・・ですね。

やるべきこと

諸事たてこんでいて、どうももの忘れが激しい。
忙し過ぎ・・って、ボラさんは慰めてくださる。
しかし・・それにしても。
ヒマになれば、なったで、もの忘れがなくなるとも思えないところがツライ。
とにかく、最優先しなくてはいけないことが、目白押し。
一番は、福祉亭の日々の運営。
その肝心なところが、なんだかヒマ。
で、結局気に掛かっている周辺のやるべきことで手一杯になってしまう昨日。

気になっていた厨房換気扇フードの清掃。子ども食堂の前に・・と思っていたのに、できかねた。
ついこの間やったような気がするけれど、油煙で、油がしたたる寸前。おっと～～・・で。
フロントの換気扇フードも、思い切って外してみた。
こちらは、12月の大掃除以来。だから、それ相応の汚れ具合。
製氷機のフィルターもついでに。
フル稼働する夏季に入っている。
日々、様々なものがしまわれる冷凍庫。
結局、何があるのかも分かりかねていた。思い切って中身を整理し、処分。
これって、年末にやるべきことだったかもなあ・・
理事会で要望の出たゼリーづくりも、やっとできた。
ついでに、作り方の簡単メモも忘れないように、しておいた。
可燃ごみは、結局、40ℓが3つ。20ℓ1つに。いつもの1.5倍に。

なんとか、優先しなくてはいけないと思われることがすんで、外に出ると涼やかな風。生き返る。
抱えるモヤモヤも霧散。

子ども食堂

昨日の子ども食堂。
整理券93人・・でも、もっと多かったかもと。
メニューは、カレー。
子ども食堂を開いて、ちょうど一周年。
準備段階では、150名予定。
さすがにその数字にはならなかったものの、規模100名。
一周年ということで、ボランティアさんには、お礼の小さな栞が配られた。
とにかく、毎月手直しにつぐ手直しで、なんとか100人規模の保護者と子どもたちをお招きしてきた。
昨日は、近隣小学校の担任先生もご見学に。
準備段階では、子どもたちのおみやげづくりを、高学年の子どもたちが、お手伝い。
なんだか、やっとカタチが見えてきた子ども食堂。
子ども同士で行ける月一の日曜ランチ・・というお楽しみに育っている様子。
事前に、いろいろ構想してきたけれど、次々にそれを覆す子どもパワー。
これで良いのですね。さすが！！のパワーです。
♪疲れを知らないこどものように～～♪・・そのまま。
お相手ボラさんは、50代から70代が中心で、大学生、高校生もそれぞれ毎月都合をつけてお手伝い。
とにかく、準備から終いまで、大変な労力。
集まる子どもたちの目の輝きが、ボラさんたちの支えで、パワーの源泉。

聞き上手

民放局からのオファーが。
なんだか安上がりの番組づくりだね・・という声もないわけではない。
どこも苦労しているんだなあ・・そのベースで周囲に声をかけてみている。
どうかなあ・・
少なくともワタシの中には、オファーに応えられる要素は、皆無。
音楽好きさん、芸能方面に詳しい・・などなどの人物を探しながら、手応えを探っている。

昨日、もう店じまいになっている福祉亭の中でボラさんが楽しそうに、おしゃべり。
普段の印象は、口数すくないボラさん。
お相手との気脈が通じるとジツに多弁に。ボラさんのお相手は、笑顔で相づち。
聞き上手とはよく言ったもの。
終い仕事を片付けながら耳を傾けているワタシは、へ～～・・あはは・・と相の手だけ。
ワタシの手には負えない民放局のオファーにも十分手応えがありそうな内容。
人という存在の持つおもしろさ。改めて。
滑らかなおしゃべりは、ワタシの終い仕事が一段落しても続いていた。
福祉亭っておもしろい。人間の多様さ、多面さを知るところ。

街を歩くと

なかなか街を歩くこともない。
歩くのは、用事の時。
それぞれ忙しくしている。
本当の用事であれば、連絡を取り合う。
でも、ついで・・の出会いも、なかなか心楽しい。
この街に住む、住んでいるということに、なんだか安心感と安らぎ。
育んできた時間の重み。
おはよう！と毎朝声をかけてくださる存在に、ジツは、気の重い時期がずっとあった。
自分の中にいるイヤなヤツの姿に自分もウンザリ。
でも、いいじゃないか！聞いてやれよ！と自分にカツを入れてからは、うんざり気分も消えてきた。
会って楽しい、会ってうれしい、・・こんな関係ばかりだと良いですね。
立ち話して、ほっとでき、外の気楽さで、言いにくいことも伝えた。
手短な二言三言で、心が満たされる。

そうそう昨日、なんとか6回目ワクチン接種をすませた。
指定接種日に出かけられず、近隣の内科医先生のところで。
内科医先生のところでできるよ、って情報。地域の関係性での口コミ。
厨房を抜け出して、長時間待つこともなく。
ずっと楽。

閉店後

長いお付き合いになっているご利用者さん。
閉店後に厨房裏に。
福祉亭のご利用者の中でも最高齢グループにそろそろ入られる。
何かと気がかり。
こちらの気持が伝わっているのかどうか確かめたこともありませんが、とにかく、年齢相応のマイペース。
昨日は、来し方の四方山ばなしに。
ご利用者の小学生時代からのハナシから、青春時代、そして、ご家族、そして、今・・と長～～い物語。
どの80代さんも一応に持つ厳しい来し方。
ついついつられて、こちらも、それなりに長い物語を語り、部分部分は、福祉亭物語。
雨模様のフライシートの下で。
折々伺ったハナシもあれば、初めてのハナシも。
たぶん、昼間の時間だったら長い物語を伺うことも、ワタシも語ることなければ、そんな時間もない。
たまたまのできごと。
それぞれに流れている時間。
遙かに来たものです。

それは、そうと、久しぶりに、コロナ第9派の情報が流れました。
やっぱりワクチン接種ですかね。用心にこしたことなそう。なかなかですね。長いですよね。