福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

一日

2020-09-30 06:08:43 | 日記
口げんかしてしまったボラさんには、ごめん・・を言い、
数日前、転倒されたかたのその後の報告のために包括に立ち寄り、
ちょっとご参加が少なかったラウンジも、みなさんのご協力でなんとかでき、
今度の日曜日の公民館講座のことを確認し、
連絡なくラウンジをお休みされたかたには、おやつを届け、
いきいき新聞の10月号の原稿もなんとか揃い、
スーパーのサービスデーも、欲ばることなく、一日分だけの購入にし、
福祉亭を一日担ってくださったリーダーさんに、一日の様子をちょっと尋ね、
会計集計に目を通し、
最後のタオル洗濯も、しっかり干し、
そうこうしているうちに、次の日に花苗講習に行ってきますの報告を聞き、
前日の会議資料と、新たな送付資料には、目を通し、
・・昨日は、変わることのないこんな一日でした

地域を耕す・・って、毎日変わることなくやり続ける農作業に似ているかも。
農業分野に入れてしまうといいかな?・・とちょっと思ってしまう。
この先に、どんな地域像が見えてくるかを楽しみに待ちつつも、日々の中に注意を払う。
地域の諸相は、かなり複雑と気づかせてくれる。
高齢化の進展は、徐々に個々の家のなかだけにとどまらず、外にまでその姿を見せ始めている。
ついつい明るい若い世代の姿に目を注いでしまう。
でも、静かな時間の経過は、先をいく世代を確実に老いの道に向かわせている。
ラウンジだけ見ていれば、老いることに、それほど不安感はない。
福祉亭のご利用者さん、ボラさんも同じ。
でも、お弁当の配達を希望されるかたの姿は、徐々に進む老いの道の険しさを教えてくださっている。
ほんの些細な日常のつまずきから、始まっていることの意味も。

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秋晴れ

2020-09-29 06:41:57 | 日記
コロナ、颱風・・と、身の回りのことに意識が集中して、それに対応しているだけで、精一杯。
昨日は、気持ちのいい秋晴れ。
あれ?秋だった・・!!久しぶりの青空。空には、白雲。
誰しもが、気持ち良さを感じた日だったでしょう。

福祉亭は、なんと、12時15分で定食を完売。後は、まかない分だけに。
おいおい、12時15分でお終いとは、さすがにご利用者さんに言いづらい。
慌てて、食材を買い足し、つくり直し。
その間も、まかないとして取り置いた定食は、どんどん出していく。
出すスタッフと、つくるスタッフに分かれて、厨房は、必死。
やっと大波が引いて、やれやれと思っていると、また、オーダーが入る。

定食のオーダーを止めないんですもの・・とボラさんがぐち。
フロントから、ごめ~~んなさいの返答。あれ?聞こえた??と、バックは、苦笑い。
フロントの気持ちも分かる。
だって、ほぼ毎日みえるご利用者さん。お断りしにくい。
とうとうつくり直しの分も、すべて出せるものは、出し終わり・・となって、やっと戦闘態勢から解放される。

それからも、結局、厨房は、返ってきた食器洗い、ガス台の片付け、油の始末が続く。
途中つくろうとしていたゼリーは、慌てているので、うっかりサラダ油が少量入ってしまって、つくり直し。
それを別の容器に入れて固めているうちに、冷蔵庫内で滑り落ちて扉を開けると、うわあ・・汚してしまった。
あ~~あ~~あ~~の連続。
やっと、閉店。
シャッターを下ろすと、なにげに立ち寄った別の曜日のボラさん。
いつものように楽しそうに、おしゃべり。
いつもと違う疲れかたの聞く側。
こちらの不機嫌が高じて、終いには、口げんか。
あ~あ~あ~・・が、ずっと続く一日でした。



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整理

2020-09-28 06:21:01 | 日記
気持ちの整理の仕方は、きっとそれぞれ。
ワタシは、どうしても自分の中に残って、しかも、どう考えても納得できない言葉は、記録する。
どういう状況で、誰に、何を言われた・・の項目を作って。
日付と共に。
福祉亭で起こる様々な何か。
その処理のしかたを、見聞きしていると、ジツに人によって様々。
女性に多いのは、おしゃべり。
おしゃべりの、たぶん、良い効用でしょう。
何年、何十年の前のハナシを、昨日のことのように、聞く側が、止められないような勢いで・・のようなことも。
ワタシの言葉の記録は、最近は、全くない。
残ってしまっている言葉が、ないってわけでもない。
聞いた直後に、びっくりついでに、こんなフウに言われてしまった・・と数人にハナシた程度で、記録までは、していない。
以前、記録してきた言葉は、おしゃべりでは、どうしようもなく解決できなかったこと。
「ワタシ」というものに対する激震。

記録の他に、ワタシが心がけることは、身体を動かすこと。
土いじりなら、特に、グット。
タイミングよく、予定どおりではあるけれど、昨日は、土いじり。
花苗が余っているよ・・の情報から、頂くことになった葉ボタンの植え込み。
この土いじりに関しても、いろいろな言葉が耳に入る。
入れば、煩わしい。気持ちがざわつく。
煩わしさは、避けたい。
モクモクと土に向き合う時間。
これが、ジツにいい。
若く亡くなった相棒も、土いじりしていると、指の先からストレスが抜けていく・・って、言っていた。
その相棒と過ごした時間を思い出したりしながら、同じ花壇の土を掘り起こす。
語り合った言葉・・
記憶に残っている言葉・・
作業する相棒のその時・・を反芻しながら。
作業が終わると共に、気持ちもすっきり。






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支援

2020-09-27 06:30:06 | 日記
台風12号の後の低気圧で雨。
時間にゆとりなく急ぎ足で、福祉亭に。
目の前に男性お二人。
お一人の様子が、どうも。何かを感じさせる。
付き添っておられる感じのかたが、被っている帽子を脱ぎ挨拶。
やっと、普段から、同じ時間に出会う商店街のかたとわかる。
転倒されているところに通りかかり、ご自宅まで送っていく・・と。
何かお助けしますか?と尋ねると、商店街の店舗の名前を言われる。
うん?そこ?・・と思いながら小走りに福祉亭に。
ひとまず、包括に連絡。
でも、そこで把握されている年齢層より若い印象。
伝言された店舗は、まだ、開店前。
慌てて開けて頂く。
ざっと説明。
さあて・・です。
ご本人の要望がどうも不明ということで、とりあえず、ワタシが伺った住所にお尋ね。
そこから転倒されたかたの日常が、徐々に分かってくる。
難解。
包括にも出向く。説明。やはり難解。
もともと行政の支援もすべて断られている・・と。
そうこうで、結局、支援できないが、結論となってしまう。
う~~ん・・なかなか。
市民としてできること・・
専門職としてできること・・
それぞれ、もちろん、ある。
でも、当事者が抱える様々な属性や、日常行動が、こんな風に色濃く出るケースがある・・ということに驚き。

NTは、表札さえ出さない、出せない暮らしができる。
近隣の関係性を断っても、なんとか暮らしが成り立つ。
それでいて、かろうじての関わりから、結局、事があれば、透けて見える日常がある。
見えた日常によっては、支援の手は、届かない。

地域の一番大きな課題は、高齢化。
でも、その他にも気づくことなく、ひっそりと横たわるものがある・・ということを知る。
「地域」という無機的な言葉から、浮かび上がる「人」という存在の姿とありよう。
支え合う、助け合う地域・・というフレーズが、やけに、きれいごとに感じてしまう。
それが、息を吹き返す時があるのかどうか。






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入れ歯

2020-09-26 06:13:45 | 日記
入れ歯がやっとできあがったというので、ワタシは、やれやれ感。
でも、何日経っても、ご本人が、浮かないお顔。
とにかく、食べ物がおいしくない、味がわからない・・らしいのです。
総入れ歯なので、プラスチックの土台が、上顎にもあって。
柔らかいものどころか、流動食に近いもので、日々過ごされている様子。
唯一楽しみにされているのが、今川焼き。
柔らかく、食べ慣れた小豆餡。

そんなハナシから、福祉亭のご利用者さんを思い返すと、
入れ歯もいれず、とにかく、ご飯と味噌汁は、なんとか。
あとのおかず類は、全部口に入れてもかめずに出してしまわれる。
それでも通ってみえていたかたのことを思い出した。
でも、とうとう最近は、見えなくなって、
スーパーで買い物していたよ、おうどんとか買っていた・・と、ボラさんの情報。
公園のベンチにお一人で、ポツンとされておられる時もある。
歯は、大事と分かっていても、加齢と共にどうしても、失う。
インプラントというものもできているけれど、なかなか。
値段や、歯肉の衰えによる変化からくる不具合のハナシも耳に。
歯のない口元は、サビシイ。
きっと研究されているのでしょうが、入れ歯がもう少し、なんとか具合の良いものになると、年齢による老いかたに変化が出るでしょう。
生きる気力、食べる喜び。
100歳代8万人のみなさんは、良い歯の持ち主なのでしょうかね。
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晴れ晴れ

2020-09-25 04:26:01 | 日記
コロナ禍は、激震。
地域の平穏(・・?でもないかもしれませんが)な暮らしそのものをゆさゆさ・・と揺さぶる。
そこから、経済活動との両立としてwithコロナ・・という考えが示された。
リーマンショックを上回る経済の疲弊が報道されている。
近頃、どことなくひっかかっていた小さなこと。
それをひっかりのままに、ツラツラ考えていて、はッ・・と気がついたことがある。
コロナは、福祉の世界のワーカーの仕事量にも影響しているような・・。
うん??
これは、仮説かも。
けれど、ここ数ヶ月のうちに出くわした2例の、ちょっとなにかなあ・・のひっかかりの答えとしてコロナを当てはめてみると、まさにジグソーパズルのワンピースとして、ピタリと腑に落ちないところにはまる。
福祉の世界も、経済で、まわる・・という、そのこと。

福祉亭も、今まで経験したことのない赤字の数字をかかえている。
あと数日で、月末が来る。
今月の赤字幅をはらはらした思いで、見守っている。
毎日の新規感染者数、今日は、いくつ??と見守るのと、ほぼ同程度の感覚で。
感染者数の数字の増減が、福祉亭のご利用者の数に直に、影響する・・ということは、ないのですが。
とにかく、はらはら。

でも、毎月恒例となっているみなさんが、忘れずに、いつもどおりに昨日は、飲み会に。
小雨の中、少人数で。
本当にありがたいし、うれしい。
いつものように、最後は一緒に、相撲観戦。
忙しければ、そんなことしているヒマもないのですが。
みなさんと一緒に、相撲談義。
自然に晴れ晴れした気分に。
晴れ晴れした気分って、いいものです。
みなさんと過ごす時間の力で、気がかりなことのもろもろは、忘れさせてもらえます。






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守秘義務

2020-09-24 07:00:22 | 日記
びっくりした高層棟の火事の後も、さして大きな話題になることもなく地域の日常は、過ぎていく。
自宅でPCに向き合うと、ちょうど、窓越しに火事の現場が見える。
次の日は、作業着姿のかたをみかけた。
今朝は、どうも、ベニヤ板がベランダ側に張られた様子。
でも、結局のところ、原因とか、その後とか、ニュース報道で誰かの口から聞いた話程度までで、全く分からずじまい。
現場検証の消防隊に聞いたかたがお役目上尋ねてみられたと。
火傷程度です・・と、報道されただけの情報しかかえって来ない、と。
ピシャリと守秘義務は、守られている。
ヘタな噂ばなしが出回らないことは、いい。
でも、気遣う地域のなにやかやは、ご本人に届けられない。
福祉亭立ち上げの頃のフレーズ、「鉄の扉で閉ざされた心の扉」の街そのままに。
なんとか、心の扉を少しでも開けて、気遣い合う、支え合う、助け合う・・住みよい地域はつくれないか・・という試みは、結局、蟷螂の斧と化しているような気配。
結局のところ今という時代は、これでいくのに適しているということでしょうかね。
新首相が、自助・共助・公助、そして絆・・て言われて、心底びっくり!!できたのも、2回だけ。
すぐ自助だけが強調されるのでは・・と懸念したメデイアが騒ぎ、これも霧散したような気配。
行けども行けども、やってもやっても、手が届かないものに、即、棚上げされでしまった・・ような。
福祉亭の役割がますます大きくなる・・という言い方もできるけれど。
しかし・・

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市民力

2020-09-23 05:44:19 | 日記
介護保険制度が発足した2000年。
所属していた生協の組合員活動の延長で、2級ヘルパー講習を受講し、有資格となった。
20年が経過し、今は、もう旧2級ヘルパー資格と言われる。
資格は、その後も、大して活用することもなく、一緒に講習を受けたお仲間が始めた家事支援のチームで、ヘルパーが足りないということになると、声がかかって、そんな時は、家事のサポートに出向いた。
子どものサポートだったり、お母さんがご病気で家事ができない家庭のサポート。
いろいろな家庭、家族を目にすることになった。
ジツに勉強になった。
ジツにいろいろ考えさせられた。

昨日、福祉亭のゴミ出しもあって、一人仕事をしていると、急に通りがかりのかたに話しかけられた。
○○さんに声をかけたら、私のことが全然わからないの・・と。
○○さんは、福祉亭のご利用者さん。
家事援助のヘルパーとしてサポートされていたということが、ハナシから分かった。
訪問時間になっても街をうろついていて、仕事ができず、福祉亭にも何度も探しに来たのよ・・と。
その時のお顔は、覚えてはいないけれど、そう言えば、そんなこともあったような記憶。
でも、突然、愚痴めいたハナシをされても、ワタシも、困る。
○○さんと関わった時間で、どういう状態のご利用者さんかを把握できなかったことのほうが、ワタシには、不思議。
それと、ワタシのヘルパー講習での学びでは、その仕事が終了したら、関係性は切ることに確かなっていた。

ヘルパーと言っても、人。
一生懸命になったことやその関係性は、ご自分の宝にもなれば、心残りにもなる。
わかる。
でも、わりきりも必要。
しかも、事業所のスタッフ以外のワタシに気軽にこぼす愚痴。
それは、ちょっと。
たまたまの機会に久しぶりに出会ったお顔見知りの○○さんに声をかけてみたら、
知らないと言われて、がっかり・・されたのでしょうね。
ここが難しい。

総合事業では、市民がサポート側に回る。
市民が力を蓄えて、市民の力になっていく制度。
どう取り組むか、未だに、さあて・・ばかり。





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庭しごと

2020-09-22 06:41:17 | 日記
敬老の日は、昨日でした。
100歳以上が8万人!!
明治から5代を歩むみなさん。
男女比は、9千対7万、最高齢は117歳で女性。
世界最高齢ってニュースが流れましたね。
65歳以上の高齢者3400万人。
そのうちの一人。

葉ボタンが頂けそうということで、準備。
のんびりシルバーウイークで、体力を温存する必要もないし。
台風12号が今週来る予報が流れた。
その前に植え付けをすませたい。
アダプト花壇のほうは、どこも、いい土になっているので、植え付けが楽なように、土起こししておくだけ。
プランターのほうは、耳にしていたとおり、だんご虫のコロニーになっていた。
手元にあった防虫剤をちょっとまいてみた。

土おこしの最中は、幼児づれの親子を眺めながら。
ムカシと変わらない公園風景。
日本全体では、人口予測より早い出生数の減少らしいけれど、公園界隈は、十分「三世代の街」の姿。
我が家の子どもたちと同世代が、幼い子どもを一人、二人つれて、保護者仲間だった親ごさんと歩いている。
手をかけさせ、心配させて、過ぎた30年が夢のよう。



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市民

2020-09-21 07:41:03 | 日記
シルバーウイーク・・というらしい今週。
敬老の日がなくなったんだ・・と、やっと認識。
シルバーウイークって言ったところで、なんの予定も考えていなくて、そのまま休日。
ま、そんなもんか・・と。
また、紙ゴミと格闘。
とにかく、紙ゴミの山は、ワタシにとっては、発掘調査。おもしろい。
求められた雑誌が、やっと、出てきたり。
数年前に取り組んでいた資料を読みふけったり。
だから、ちっとも作業自体は、進まない。
でも、あらためて何に注目したか・・というと、「市民」というワード。
「市民とは、期待概念である」(松下圭一さん)の言葉に触発されて、うん?市民って結局のところ・・と、うろつく。
そのうち「ミニ・パブリックス」にぶつかる。
うん??
準公共・・のこと?とあちこちうろうろ。
そうみたいだし、そうでないみたいだし、はっきりしない。
おもしろかったのは、「市民」をネット上で、検索すると、何番目かに、多摩市の市民活動情報センターという項目が出てきた。
あれ?
あんまり親しげな項目なので、つい、クリック。
市のHP上での、単なる情報・・でした。なあんだ・・でした。
うろうろしているうちに、中江兆民さんの「東京市会の腐壊は、東京市民の罪也」にぶつかった。
アタマの隅に、「権力は、腐敗する」って言葉も残っているけれど、いつの時代になっても、成長・進歩の裏側にひっそり身を潜める人間の弱さというものの存在に、また、・・・・。
「権力は、腐敗する。絶対権力は、絶対に腐敗する。」ジョン・アクトンさんがこれを言ってから、どれだけの時間が経過したかなあ。
そこに至らせないために、どの国も、多くの法や施策を講じてきているのに。


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火事!

2020-09-20 05:49:17 | 日記
忙しい一日が終わり、使用ずみの油の始末が仕事として、残っていた。
厨房外で。
ウ~~ウ~~ウ~~と、サイレン。
すぐには、ピンとこず、このサイレンは、消防だったかな?などと思いながらいた。
ところが、なんだか、人の動きがいつもと違う。
う~~ん??
ふっと、フライシートの下から出てみると、西の空に黒煙!!
うん??
やっと、聞き慣れた消防サイレンの意味がいつもの救急とは違うと、気がつく。

黒煙は、どんどん、黒ずみ、どんどん南の空に流れる。
どこどこどこ・・と、黒煙の位置を確かめようとスーパーの前に歩く。
居合わせたみなさんが、みんな同じ方向を見ている。
やっと、保育園西側の高層棟の最上階からの黒煙と分かる。
見ていると、真っ黒い煙だけでなく、真っ赤な炎。
火事!!
もちろん、消防、救急の車が公園北側道路にズラっと並ぶ。
号棟の北側からはしご車で放水。
それでも、部屋の南側から出ている黒煙と赤い炎が、なかなか消えない。
とにかく、びっくり!!

うろうろしていると、久しぶりのお隣のお兄さんとバッタリ出会う。
いつもの制服姿でなく、おしゃれな私服姿。
その姿に、どうしたの?何やってるの?が、ワタシの第一声でした。
通勤の時には、このファッションは、やめて・・って、言われました・・と目が笑う。
声をかけてもらわなかったら、わからなかったでしょう。
お母さんは、福祉亭の理事さんでした。
立ち上げの日からずっと、毎日毎日一緒でした。
近況を聞いたり、言ったり・・。
目で火事の様子を追いつつも、火事は、そっちのけ。
夜になって、火事のことニュースで流れたと、立ち寄ってくださったかたも、以前のボラさん。
ついでのムカシばなし。
結局のところ、びっくり!!と、なんだか、別のびっくり!!の、ちょっと変わった一日でした。
びっくりのてんこ盛り。さすがの仏滅。









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2020-09-19 05:48:47 | 日記
ここ何ヶ月歯なしで、すごされていたご利用者さん。
やっと、仮歯が入ったと見せてくださった。
に~~・・って。
残っていた歯が結局折れてしまったそうで、不自由されておられました。
幼い子の歯なしは、かわいい。
でも、80代に入ってからの歯なしは、目にあまっていました。
健康保持の点からも。
体重も減少した様子でしたし。

仮とは言え、歯。
なんとかやれやれ・・と、こちらは、安堵したのですが、どうもご本人がなじめない様子。
うかないお顔。
傍らに居合わせたかたが、大丈夫だよ、じきに慣れるよ・・と励ます。
でも、う~~ん・・いっこうに表情が浮かない。
そこで、歯がないとじじくさいです・・と、ワタシ。
ちょっと、躊躇はしたのですが。
すると、やっと、そお?と反応。
じゃあ、これのほうが若いかい?と、また、に~~~と入れ歯を見せてくださる。
うん!!ずっと、男前です!!と言いながら、手で、○を作る。
やっと、そうか・・と、笑顔。
そうそう、歳をとっても、多少の色気。
見出しなみは、大事です。

・・と、言いながら、厨房の汚れ仕事に追われて、あちこち汚れている自分のズボン姿。
いい加減にしないと。
とにかく、おしゃれをしていては、動けない。
朝から夕方まで。
床に這いつくばるような時もありますし、油や汁が気がつかないうちに服にも飛びます。
だから、いつも動きやすい、洗いざらし。
涼しくもなってきました。
少しは、おしゃれもしたいなあ。



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お弁当

2020-09-18 06:58:59 | 日記
ここ数ヶ月お弁当の配達がゼロで過ごしていた。
コロナ不安でご利用がなかったのかも。
9月半ばとなって、配達ご希望が少し増え始めた。
お持ちすると、みなさんお身体のどこかしらの不調。
なるべくちょっとおしゃべりするように心がけている。
以前お元気に福祉亭に通われていたみなさん。
ちょっとしたことで、腰を痛められたり、骨折されたり・・。
そう、高齢期には、注意しているつもりで、ふっと、転ぶ。
しかも、それが、家庭内だったりで、なかなか注意が届きかねる様子。
配達が始まったかたの他に、もうお一人気になっているかたがいる。
このかたも、お元気だったのに、転ばれてからどうもよくない。
電話してみる。
ところが電話が通じない。
すぐ、プツンと機械的に切れてしまう。
う~~ん???
心配の雲がモクモクわき上がる。

福祉亭ができることは、お弁当の配達と、街のバリアチェック。
なんとか、バリアチェックに早く取りかからないと。
先日も、雨の日、すべりそうになった箇所があった。
なんとか、踏みこたえられたのですが。靴底のへたりも原因みたいでした。
いかん!!
でも、80代さんたちのことを思うと、要注意箇所。



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救急救命講習

2020-09-17 06:25:05 | 日記
包括から声かけ。
救急救命講習。
もう既に講習修了ずみの理事さんも。
ワタシは、なにかで講習を受けた記憶もあるけれど、記憶が定かでないので、受講。
細部は、完全に忘れていて、もたもた・・。
声だしと共に、動作のフリも、しっかり。
対象者としては、大人から乳幼児まで。
それぞれ違いが。
AEDの扱いも、戸惑う。
二度やることができて、なんとか。
でも、この記憶がどれだけ持続するのか・・と思うと、不安。
しかも、救命という生死を決する生身のかたのために現場でやれるか・・は、ちょっと。
でも、いざ!の場面となれば、躊躇している時間は、ない。
救急車が到着するほんの7・8分。
居合わせたみなさんと、力を合わせるよりしかたがない。
現場としては、福祉亭界隈を想定することになるけれど、トイレの中というのもある。
動かして、救命をできる場所で・・と。
それと、胸部圧迫は、自分が心臓と化して、交代しながらでも、やり続ける・・と。
いろいろ勉強した。
しかし・・終わった後のつぶやき・・は、
商店街で倒れられるような場合は、包括の前にしてくださると・・。助かる確率もあがります。
でも、いざ!その時・・の時は、とにかく、やります。必ず。
その点は、ご安心ください。


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自助・共助・公助

2020-09-16 06:43:42 | 日記
政治が突然大きく舵を切って、新総裁の口から出た「自助・共助・公助」。
政権の交代以上に、ワタシは、大慌て。
ちょ・ちょっと待って・・と。
だって、これは、福祉の世界で、長年おまじないのように、語られてきたもの。
国のありようにまで、それが影を落としていたのか!!??と。
昨日は、ずっと新政権の行方を語るTVを見、ラウンジでも、話題といったら、それぐらいしかないので、そのハナシ。
結局のところ、自助・共助・公助のキャッチの下、どんな国の姿を描いていくのかは、これからみたいです。

なんだか、ひとり大慌てのワタシは、今週2度目の大失敗。
月曜日は、食材の仕込みを忘れ、昨日は、仕込みをだぶってしまう。
なんとか、月曜日は、近隣スーパーで、食材を整え、昨日は、結果的に2日分になってしまった食材をギュウギュウに冷蔵庫に押し込み、やれやれ。
アタマが追いつかなくなっている・・ということですかね。
やっと涼しくなって、身体が楽になってきていると、脳まで、のんきを決め込んでしまって。
まったく。
しかし・・一日、二日と、日にちが経って新政権のお顔ぶれが決まった今朝。
お顔ぶれから、自助・共助・公助が、また、語られる機会があるようにも思えない。
やっぱり、福祉の世界ってことでしょう。
複雑な気分。



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