福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ジブンの姿

2020-01-31 06:35:21 | 日記
寒い時期には、1時間繰り上がっている閉店時間。
それをオーバーしても、熱中されている囲碁仲間さん。
勝負を切り上げ、師匠格さんが、戻られて、弟子さんが残られる。
弟子さんとは、ずっとむか~~しからの知り合い。
市民活動の中での。
その活動の中では、同じ市民サイドに立たれる側ではあったのですが、旗色は違っていました。
現在は、脳梗塞の後のご不自由なお体に。
福祉亭でも、以前、もっとハナシがしたいんだよ。
国のこと、政治のこと、多摩市のこと・・と。
でも、言葉のほうも、少しご不自由。
そんなこんなで、たぶん、なかなか受け入れるかたは少ないのではないのでしょうかね。
ゆっくり向き合えば、理解もできるのですが。
それをすることは、傾聴ボラに似てます。
無冠で、お体も・・となると、特に、心を寄せる意味合いもなくなります。
コミュニケーションする意味が、特に、見当たりませんから。
地域の多くのかたも、たぶん、そうでしょう。

その弟子さんが、昨日は、一生懸命に話しかけてこられる。
閉店準備をしながら、耳を傾けることに。
ワタシを持ち上げてくださるのですが、それは、ワタシにとって、意味のないハナシですから、つい、適当に聞き流していくことになります。
それでも、話しかけてくださる。
お相手していると、
囲碁がおもしろいよ。
生きがいになっているよ。
明日も来るよ・・と。
ふっと、目を合わせると、その目は、輝いておられました。
おっと~~・・でした。
地域の多くのかたが、同じようにされているからと言って、福祉亭の中で、ワタシがしていい・・ということにはなりません。
同じようにする・・ということは、根拠のない空気に迎合していくことです。
たまには、自分の姿を鏡に映して・・と他のかたに言っているワタシです。
ワタシも、鏡に映るジブンの姿を見ないといけません。
ジブンの姿を見ることは、ムズカシイことです。
ジツに。




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気遣い

2020-01-30 05:53:21 | 日記
昨日の厨房は、大忙し。
でも、チームの空気感は、よく、無事に定食時間をほぼ終えることができました。
まかないに入っておられたボラさんたちも、厨房に戻って来られました。
ワタシは、まかない中。
戻られたボラさんたちの話題が・・
ちょっと、幾分、がっかり。
小鉢の不手際。
一つは、ワタシがやってしまったこと。
ちょっと漬物がしょっぱかったのです。
味見した時、肝心の酢が切れていて、後で・・と思いながら、時間に追われ、すっかり忘れてしまって。
ご利用の何人かが、これは、しょっぱい!!と声をあげておられた・・と。
これは、フロントでもワタシの耳に入ったので、即、その場で、お詫びして、漬物の味を手直ししました。
もう一つは、ネギぬたの味噌。
大忙しのあまり、かけ忘れがいくつかあったということでした。
それが、何人かに。
その何人かのお一人が、丁寧にそのことを報告するあまり、結果的にボラさんのお気持ちを傷つけてしまわれたのです。
その場で、言ってくだされば、即、対応できたことだったからです。

ご利用者さんとボラさんとの関係性が近い福祉亭です。
それでも、言いだしにくいほどの混雑だったのも一因。
でも、毎日、おいしい定食を召し上がって頂くためにたくさんのボラさんが、朝早くから立ち働いておられます。
一生懸命です。
無駄なおしゃべりなどしていたら、しかられる数時間です。
定食は、その作品。
たまたま偶発的に起きてしまった不手際。
声をあげてくだされば・・
声かけから、信頼関係という空気みたいなものは、生まれるものです。
その空気は、壊れやすいものでもあります。
こちらも、気をつけますが、今度そんな時は、是非、その場で、声をおかけくださいね。
よろしくお願いいたします。
声かけは、気持ちのよいトーンでお願いいたしますね。
定食時間帯は、神経が、最高度に張り詰めていますので。

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知恵

2020-01-29 07:47:36 | 日記
雪情報は、結局、雨。
昨日は、会う人ごとに、よかったですね・・と声を掛け合う。
雪景色もいいけれど、やっぱり、様々な不自由が発生して、ご勘弁願いたい。
福祉亭もいつもの賑やかさはなかった様子。
聞けば、ストックしてあった食材にちょっと買い足しした程度で、一日を終えた・・と。
さすが、主婦集団。
しっかりものです。

ラウンジは、いつもどおり、元気な声と笑い声。
たくさん笑いました。
どんなことで??と思いませんか?
他愛ないことばかりでした。
みなさんと笑い合うと、心が晴れます。
貯まっていた何かが、外に出ていきます。

帰り際、そっとつぶやきが聞こえてきました。
ずっと、胸のうちに貯まっていたチクチク、ヒリヒリする、自分の力だけでは、はねのけられないことをみなさんに聞いて頂いて、長年のつかえがとれました・・と。
それは、よかった。
端で聞いていると、たいしたことでもないのです。
でも、高齢化が進めば、もっと、いろいろなことが起こってしまう地域の人間関係です。
とにかく、相談・・です。
人生を長く送ってこられたみなさんの知恵は、はねのけられないと思えることも、はねかえす力をつけてくれます。
みなさんの知恵で足りない力を補い合うことができます。
昨日のきづきは、それでした。

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意味のあるもの

2020-01-28 10:50:55 | 日記
新たに手がけるとしたら、意味のあるものにしたい。
しないと。
福祉亭の他の事業のハナシではなく。

今、地域にありそうでなく、
なさそうで、あるもの・・って???と、ずっと、考えている。
地域のみなさんが元気になれて、
その元気で、地域課題が解決に向かうもの。
できれば、ポピュリズムに顔を向けるのではなく、
少しだけでも、目線をあげられるもの。
たどり着きたいと思うけれど、たどり着けないかもしれない地平。
みなさん誰しもが願う平穏な暮らしのその向こうにあるかも・・しれないもの。
日々のさざ波の向こうにあるもの。


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カラオケ

2020-01-27 06:39:57 | 日記
寒い日曜日。
福祉亭は、毎月恒例のカラオケ。
誘われて初めてのご参加者さんたちも。
そのみなさんが圧巻。
お上手。
失礼ながら、ちょっと見の外観は、普通のご高齢。
歌い始めると、魅了される歌いぶり。
いや~~わからないものです。

福祉亭の歌姫さんも、久しぶりにご参加。
みなさんに大変喜ばれておられました。
変わることなく、歌上手。
退院されたボラさんも、一曲。
お顔もなんとか、普通の感じにまで回復されておられました。
よかった、よかった。

カラオケが終わった後は、千秋楽を楽しみました。
びっくりでしたね、前頭17枚目の初優勝!!
涙涙の優勝力士の言葉が、予想外にしっかり。
落ち着いて、はっきり。
スポーツの世界は、今や10代の活躍が花盛り。
33歳という遅咲きの優勝は、ことのほかの値打ちです。





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1月が長いねえ・・

2020-01-26 07:12:32 | 日記
ご利用者さんのつぶやき。
1月が長いねえ・・と。
確かに。
暮れからずっと続いているような1月。
でも、やっと、最終週。
あと数日すると、逃げていく2月、去って行く3月・・に。
長い1月を楽しみましょう。

最終土曜日にお顔を合わせられる老人会のみなさん。
老人とはとても思えない元気印のみなさんですが、前日の包括の話で光りを当ててみれば、地域の光!!・・です。
老人会でご自分に向けられる会話が、いやだと、何十回となくもうやめる!!を連発していた福祉亭のボラさんも、笑顔でご参加。
いやだ・・は、些細なことなんでしょう。
あげくに、隣テーブルで飲み会のみなさんまで、老人会にお誘いされておられる。
隣テーブルも、みなさん十分ご老人の男チーム。
それぞれ口には出しかねるご家族の苦労を背負われておられる。
他愛ないお集まりにみえる男女混合の老人会がなにか、どこか、輝いてみえた様子。
誘ってくれれば、行くよ・・とお返事されておられる。
はあ~~~・・と、厨房から、びっくり。
この勢い!

結局のところ、高齢期の寂寞感は、やるせなく、深く暗い・・ということが透けて見えるということでしょう。
家族が、親世代のことを思い出したように集まってくれるのも、お正月。
その後の日々は、地域のみんなで、お互いに支え合う・・・なるほどねえ・・納得です。


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お話上手

2020-01-25 05:05:56 | 日記
久しぶりに包括支援センター長さんのお話を聞く。
高齢化の進み具合は、この地区が、多摩市で一番早い・・ということは、日本で、いや、世界でも一番!!と。
出だしは、ここから。
すっかり忘れていました。
「世界最速の高齢化が進む街」というフレーズがあったことを。
そうです、そうです。
日々の慌ただしさで、忘れがち。
確かに現状は、その様相。
昼間お目にかかるかたは、ご高齢のみなさんばかり。
でも、お元気。
お元気な姿に励まされ、元気を頂き、なんとかやってこれました。
ただ、次第にカラゲンキ。
それぞれ、なにかしら不調を抱えつつ過ごす日々です。
カラゲンキで、いいじゃないですか・・と、いつも励ます。
でも、無理は禁物。
ワタシも、つい一日前、届いたジュースの箱を上階にあげようと階段を苦労して上がると、早速、腰痛。
10日程前に治療して頂いた差し歯が、また、とれて・・。
とにもかくにも、無理は禁物。

センター長さんのお話にありました。
みなさんが元気で過ごされることが、地域の手助けなんです・・と。
そうです、そうです。
地域も、日本も、大助かり・・というものです。
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やっとテン・・

2020-01-24 07:39:47 | 日記
PCをやっとテンに。
快速・・にびっくり。
数日不通で、不便不便・・でも、時間がある~~~!にびっくりも。

不通の間には、保健所の営業所申請のための査察もあって、福祉亭は、大忙し。
でも、なんとか、申請は受理される見込みとなり、やれやれです。
当日は、気合いの清掃。
定食時間帯の直後でしたから、予定時間までの1H半は、ものも言えず・・ひたすら清掃。
普段から、ボラさんたちが、丁寧にしっかり清掃して頂いていますの。
でも、やっぱり、どこか気合いは不足。
気合いのおかげで、いかにも、気持ちの良い厨房になりました。
しかし!
昨日の厨房は、どなたからも、きれいねえ・・の声もなく・・あれ?変わりないのかなあ???
一人、不思議気分。
でも、そのぐらい、普段もきれいに整っています・・ということでしょう。
ボラさんのお働きに、感謝。
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PC

2020-01-20 20:49:35 | 日記
愛用していたPCは、セブン。
サポートが切れ、やっと、テンへ。
しかし!!
初期設定を頼むと、仕上がりは26日...と。
内心慌てる。
でも、とにかく我慢。
仕事で使っているのですか?と問われる。
仕事と胸を張って言えるようなものではないけれど、仕事です・・と答える。
仮押さえのかたがいるので、そこにいれましょう・・・と。
結局、23日仕上がりと。

面白いことに気が付いた。
PCが手元にないと、時間にゆとりができる!!
な・なあんとしたことか・・と日常を振り返る。
まるで、心の友と化しているPC。
そして、しかも、時間を節約できる道具・・と勘違いしていた。
ぽっかり空いたスペースには、数年分のほこり。
ほこりの存在にさえ、気付くこともなく、毎日まいにちPCをいじっていた。
「モモ」という児童書には、灰色の男たちが登場する。
その男たちは、ドンドン時間を奪っていく。
そのおかげで、日常の暮らしがゆとりなく、ただ時間に追われていく・・・と。
灰色の男たちは、あるいは、PCの化身かも・・・と、ふっと思う。
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氷雨

2020-01-19 07:10:36 | 日記
天気予報どおり、南岸低気圧の北上で、昼前ごろから氷雨。
それでも、三々五々ぼちぼちご利用のみなさんがみえる。
ありがたいことです。
予定されていたサンド会というお酒を楽しむみなさんのお集まりは、中止と連絡が入る。
やれやれ。
夜の集まりなので、ご参加者のご高齢の様子などから、台風や、雪・・と言った天候状態で、中止になることも。
それは、時にあること。
朝の情報として最大級の驚きは、毎週お仲間とよく福祉亭をご利用になっておられたかたが、急死されたという情報。
暮れの28日に・・と。
前日コーラスの舞台に立たれ、具合が悪いと途中でお帰りになって、その次の日のこと・・と、新年になって初めてみえたボラさんから。
絶句。
つい、おいくつでした?と尋ねる。
お若くみえたけれど、80の少し手前。
それは、ワタシにも、ボラさんにも、いつ起こってもおかしくはない・・という出来事。
そういえば、ご一緒にご利用になっておられるみなさんのお顔ぶれが、どことなく変わっていて、ふっと、なにか戸惑いを覚えたことを思い出す。

ある程度の覚悟はしている。
覚悟と言っても、それは、ご高齢のボラさんに起こること・・と、漠然と思っているジブンがいる。
漠然が、いつ、現実の出来事として、福祉亭を襲うか・・
いや、いつ、ワタシに起きるかは、本当にわからないこと・・と痛感。
黄色シグナルどころか、赤色シグナルの点滅。
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暴言

2020-01-18 06:31:40 | 日記
昨日は、び~~っくり。
なにげにフロントに目をやると、あっ、まずい・・と内心。
精神障がいのご利用者さん。
フロントのスタッフには、関わらないように・・と大急ぎで伝える。
以前、時折見えていた頃は、わけのわからないことを言い募られたり、
わけのわからないメモをわたされたり。
昨日は、ワタシを携帯で撮影。
やめてくださいと、言うとなにやら言い始める。
近寄っていくと、さらに、撮影される。
裁判所に提出する・・などと口ばしられる。
警察を呼びなさい・・とも。
ワタシが、お相手の話を中断させたりした・・が、どうも、理由。
いつごろですか?とお尋ねすると、さすがに、考えておられる。
記憶にないこと。
他のご利用者さんの迷惑になりますので、ご退出くださいと言うと、
小さな録音機を取り出して、ワタシの声を取り始める。
手をやいて、お住まいの管轄の包括支援センターに電話。
包括は、もちろん、当惑。
警察を呼ぶようにと言われていますが、それでは大事、来て頂けませんか?とお願いする。
結局、高齢者でもないとわかると、警察を呼んだほうがいいと思いますと。
しかたなく、はい・・と答える。
フロントのスタッフも、居合わせた手芸クラブのみなさんも、凍るような思い。
どうなることか・・と、し~~~ん・・と。
なんとか、お帰りに。
午後、また。
その時も、また、厨房のワタシに向かって携帯で撮影。

同じ号棟にお住まいのご利用者さんもおられるので、お名前と部屋番号を、午後になって確認。
市役所の障害福祉課に連絡。
一年前に、ご相談があったように記録がある・・と。
経緯は、似ていると。
現在も受診していると思われるクリニックに、投薬の状況と、現在の状態を尋ねてみてくださいと、依頼する。
しかし・・
個人情報保護なので、どこまでお伝えできるかわかりません・・と。

地域住民が、暴言にさらされても、保護されるのは、障がいのかた・・という建前です。
暴言では、警察もたぶん、訴えたところで、耳を貸してくださるだけでしょうね。
これに耐え、共生・・という美しい言葉でしのいでいくことが、地域力なのでしょう。
地域は、あまりに無防備。




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リップサービス

2020-01-17 06:38:33 | 日記
よく失敗しでかすタイプ。
昨日も、ボラさんが二人お休みの日なのに、手当していたのは、お一人。
バタバタしてしまう。
たまたま時間をずらしてシフトをお願いしていた午後のボラさんがおられたので、大至急のSOS。
気持ちのよいボラさんなので、大急ぎで来てくださった。
でも、食事づくりは、どちらかと言えば苦手。
4人編成のうち、お二人が不慣れ・・となると、やっぱり、支障が。
これでは、お互いに大変!!
見かねて、もう一人の午後のボラさんにSOS。
こちらは、お昼前でいい?・・と。
それで、いいです、いいです・・とお願いする。
あたふたあたふた・・ばかり。
新年のめざめは、もうと~~っくに、すませているのに、まだ、シフトに穴。
シフトがしっかりしていなくては、なにごとも始まらない。
なんとか体制がとれると、気持ちにゆとり。
やれやれ。

取材に入られているかたが、ベテランボラさんの動きをみて、影の実力者ですね・・と言う。
も~~ちろん、そのとおり。
でも、もうちょっと、華のあるほめ方してよ!!
影のプリンセス!!って、言ってあげてください・・って、お願いする。

リップサービスも時には、必要。
ワタシに、なあんと・・クレオパトラと言ってくださるご利用者さんがおられます。
あまりのそのてんこ盛りのリップサービスぶりに、大笑い・・するのですが、
確実に人間関係の潤滑油になっています。

さあ新年もスタートしています。
てんこ盛りのリップサービス目指して、磨きをかけましょう。
お互いに笑い合えば、つまらないことに、くよくよしません。
ほら、むか~~し、鶴田浩二や、金之助、それよりず~~っと、いい男!!って、聞きませんでしたか?



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歩み

2020-01-16 07:06:43 | 日記
今、取材者が入っておられ、ついムカシのことを思い出している。
立ち上げからの一つひとつのあゆみとつまづき。
2004年4月1日の一日のとまどいまで、蘇る。
しかし!!
取材者の意図は、別のところに。
テーマを絞らないと。
・・・と思いながら、つい、また、脇道に。
辛抱強く聞いてくださる。
ハナシながら、いや、やっぱり・・と、ワタシと福祉亭は、テーマの外にあるような気がしてくる。
お相手側のミスだったんじゃないの?と。
福祉亭のあゆみは、当事者のワタシとワタシたちからみれば、何か意味があるけれど、
多くのかたに語るものとしては、ちょっとなあ・・。
特別、アピールするものがあるかどうか・・・と心配になる。
あるのは、日々のみなさんとのあゆみが、大きく言えば、日本、慎ましく言えば、NT永山の「今」・・で、その現状と、現状から浮かび上がる例えば、住民の高齢化や日本という国が歩んできた大都会のコミュニティ喪失の経過という課題解決への模索の活動・・ということだけ。
朝のメールでも、福祉亭にあるのは、食事の提供をしている日常、それが、唯一の強みで、唯一のアピール点・・と。
そう、大したものは、何もない。
あえて言ってみれば、地域のみなさんのボランティァ活動で継続されているという強みと弱み。
そして、そこから派生的に生まれた、福祉亭の姿の切り取り方。
あるかたにとっては、居場所。
あるかたにとっては、食事どころ。
あるかたにとっては、お仲間との趣味活動の場。
それにどんな意味が・・





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お年玉

2020-01-15 06:28:59 | 日記
1月に毎年ほんの些少のお年玉のようなものをボラさんたちに差し上げる。
黒字幅が多ければ、年2回の心づもり。
ザンネンながら今年度は、昨年度に比べ、苦戦。
事業費に割いた分と、幾分の売り上げの減少がくっきり、その結果を出している。
でも、なんとか、運営当初からわずかづつでも、できる年度は、積立してきてはいるので、日々の運営が赤字によって、影響が出るということはない。
この積立と、運営にご協力頂いているボラさんがいればこその日々。
理事となると、全くの無報酬。
しかも、年度会費は、毎年。
この15年ずっと。
世の中の恵まれた理事集団とは、一線を画す。
ボラのみなさんに謝金をお渡ししていると、理事から、来年は、理事も・・と。
まあ、無理でしょう。
ゆるゆる運営をすれば、あっという間に、積立てたものは、消えてしまう程度のもの。
日々の理事からの求めには、なるべく耳を傾けつつも、そろりそろりの運営。
福祉亭が地域からなくなれば、高齢のご利用者が難儀される。
日々の暮らしにまで影響があるかどうかは、その時になってみないと何とも言いかねるけれど、空虚感、寂寞感は、たぶん大きい。
シャッターが上がらない福祉亭を考えてみる時もあるけれど、そんなことを考えるヒマがあったら、もっと別のことを考えないと。
お一人おひとりのご利用されるみなさんとご協力頂いているボラさんたちのお顔を思い返さないと。

昨日も、落合からお若い世代のみなさんが、商店街の活性化について・・と突然来訪された。
どこの街区も疲弊する商店街をかかえている。
マジックはたぶん、ない。
日々の歩みの中に、答えをみつけださないと。
考えていかないといけないことは、山ほどある地域状況。







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成人の日

2020-01-14 07:17:54 | 日記
成人式を18歳とするのがいいか、今まで通り20歳とするか。
アンケート結果が報道された。
19歳や21歳も少数ながら支持されていた。
選挙権どおりの18歳が2位で、やっぱり慣習的な20歳の支持が多かった。
ニュースを見ていたら、還暦から20年の成人式・・が行われたという自治体があった。
80歳のみなさんが満面笑み。
これも、なかなかいい。
2回目成人式・・が、多摩市でも検討されたことがあった。
社会人としての意見を自治体に寄せる・・というのもいいかもしれませんね。
ジツは、私は、イベント風に構成が流れるのを懸念したのですが、構え一つ・・だったかも。

そんなこんなの一日。
火曜日の準備と、可燃ごみ出しの用事で福祉亭に。
その帰り、ご利用者さんと出会う。
もう日暮れ時。
一度も顔をあげず、荷物を持って、杖をついてスーパーに入って行かれた。
声をかけようか・・と思ったけれど、やめて目で追った。
ご自分の老いを受容しつつ、一生懸命に送るNT暮らし・・が伝わってきて、声をかければ喜んで頂けそうだったけれど控えた。
様々な人生を背負い、送り、NTにみえ、偶然、福祉亭で出会ったご利用者さんたち。
やっぱり、その暮らしを少しでも支えられるなら・・という気持ちが湧いた。

福祉亭の持つ、ご自分にとって良いところだけを都合よくチョイスしているような地域の空気感を感じる時もあって、時折ちょっと疲労感。
休日のひっそりとした福祉亭で作業していると、なんだか、自分のやっていることに意味があるのか・・と、一抹の寂寞感と、継続の自信を無くしかける。
現実がどうであれ、意味は後からついてくるもの。
現実をつくりだしているのも己。
意味は、自分の中にある。


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