まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

第24回広島市立大学芸術学部卒業・修了作品展

2021-02-16 00:36:35 | 日常

令和3年2月14日
2月10日から今日まで安佐南区の構内において開催され見物してきました。
何故関心があつたのかというと以前東京で開催されたコンペに同大学生徒の作品を運搬したことがありました。
その方の作品が第1位に選ばれました。東京芸術大学、、武蔵野美術大学、多摩美術大学等有名な美術大学を打ち破り優勝されてのですから大金星と言わざるをえません。
このことは地元の新聞にも全く報道されませんでしたが知るもの、関心のある人には広島市立大学のレベルの高さをしらしめました。この時の内容は私のブログ、平成28年10月17日付け「名誉ある仕事、お客様がアートコンペで最優秀賞。」に掲載されています。ご参照ください。
どのような作品が見れるのかと興味があり出向きました。
この時期,各地の美術大学においては同様の卒業作品展は開催されています。
広島市立大学では24回目です。同じ県内の尾道市立大学は17回目、東京芸大ではなんと69回目、東京在住私学校の東京5美術大学合同展でも44回目といいますから歴史と伝統の差は歴然としています。新興の広島市立大学生が優勝するとはまさに快挙といわざるを得ません。このような高成績が学校のレベルアップにつながるのでしょう。
今回の展示内容も多種多様、デザイン工芸学科は立体造形、金属造形、漆造形、染織造形、視覚造形、映像メディア造形等、美術学科は日本画、油絵、彫刻、皆さんの学びの成果、心血を注いだ作品ばかりです。
門外漢の私は作品の善し悪しの評価はできません。自分が好きかどうかでしか判断できません。日本画では10作品展示してありました。気に入つた作品があり学生さんにこれなら展覧会に出してみれば入賞されるのではと聞いてみましたらそのような高いレベルではないといわれました。世間には大勢の作家がおられますから競争の激しいことがわかりました。でもそれに挑戦しレベルアップを図ることは必要なのではないでしょうか。有名美術大学はレベルが高く才能のあるかたが合格し、有名な先生に指導を受ける。だから上達するわけです。そして学生でありながら自分を主張し個展を開催する人もあります。実力の世界は厳しいですね。趣味の世界の話ではないようです。

(この作品が今回の最優秀と評価され大学に「買い上げ」された作品です。
蛇足ながら広島市立大学のレベルはどの程度か調べてみるとCクラス、一般の大学でいえば広島大学程度とのこと。
その他のランクはトップS級は東京芸術大学、(一般大学では東大並) A級上では多摩美術大学(慶應並)、武蔵野美術大学(早稲田並)、A級は金沢美術大学(一橋並)、愛知県立芸術大学(名古屋大学)、B級は沖縄県立芸術大学(九州並)、東京造形大学(上智並)、C級では広島市立大学のほか尾道市立大学(岡山大学並)との評判です。
これはあくまで個人的な判断ですからご参考までに
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