先週、草月ホールで、ヨーロッパ風タップダンスとラテン弦楽四重奏が融合する面白いパフォーマンスに酔いしれました。
タップダンスというとアメリカンな陽気さを想起しますが
京都出身の藤林真理さんとフランス人のオリヴィア・ローゼンクランツさんのユニット「Tapage/タパージ」はたぶんにヨーロッパの香りがします。
衣装も赤と黒。
ラテン弦楽四重奏「クアルテート・ラティノアメリカーノ」もパッションと苦悩がないまぜのドラマチックな音楽を奏でてくれるので、好み! ん、これってドイツ表現主義?と思うほどアヴァンギャルドな面もあって、疲れた脳みそにも適度に刺激的でした。
京都1回、東京1回切りの公演だなんてもったいない。
クアルテートのCDも終演後には売り切れ!
なんと。
とにかく、この2ヶ月、フリーターさん取材やらデモやらで社会派一色の頭にちょっとはんなり艶っぽさが戻ってきて、ホッとひと息。
社会派に徹しきれない我が身の限界を思う。
美しき5月ですもの、ちょっと空に向かって深呼吸。
ようこそ、快楽! ですわ。
Bon dimanche !