テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ウクレレとレスポールの音比べ・・?(*^_^*)

2014年06月24日 | 日記
最近はすっかりウクレレにハマっているのだ



若年層のロック好きの方はイマイチ心に響かないと思うが・・・

「ウクレレなんってハワイアンでしょ?」

と思っていたのだ


当たり前だが・・

弦楽器故に弾き手によってどんなジャンルにも対応するのだ

楽器の特性上、弦のサスティン成分が少ない

それをどのように仕上げるか?というのも面白いのだ


つまりはギターと同じような演奏ではウクレレの良さが引き出せないという事なのだ

ある意味ではレスポールとストラトのような種類の異なるエレキとの接し方にも似ている




自分の好みの弦に出会うまで色々と試しているのだ



以前にご紹介した『ワース』というメーカーのブラウン色の弦なのだ



太さはクリア弦と一緒だが音色がマイルドという謳い文句なのだ


上記画像のオベーションに張ってある弦がクリア色の弦なのだ

デフォルトは単なるナイロン弦だったのでかなり弾き心地が異なるのだ


基本的にギター弾きの私としては張りが強い方が弾き易いのだ

さらには張りが強い弦はピッチ(音程)も良くなる傾向がみられるのだ

エレキも同様なのだ

弦楽器的には弦長が長い方がチューニングが安定する事をご存じだろうか?


レスポールよりもストラトの方が音程に関しては有利という事なのだ

その理屈ならばミニサイズのウクレレはかなり辛いものがある


弾き始めの頃は音程感にかなり違和感を感じていたのだ



最初の楽器がウクレレという人はそれほど感じないと思う

そもそも楽器弾きとしての耳が育っていないのだ


現在ではアコギでもオクターブ調整がお約束なのだ



ウクレレも同様なのだ

エレキほどピッチを追い込むことはできないが・・
調整しだいではかなりの精度に仕上げることができるのだ

こういう作業は私の得意分野なのだ




アジア生産の低価格帯の一部のモデルではこの辺りの煮詰めが甘いのだ

さらに加えてフレットの打ち込みも微妙な製品が多いようだ


実際に私もルックスが気に入って手にとってみたものの購入を見送った個体が数多くあるのだ



先にご紹介したワースのブラウン弦を二本のウクレレに張ってみたのだ


オベーション




フェイマス




ほとんどサイズは一緒なのに微妙にテンション感が異なるのだ


この辺りが弦楽器の面白い部分であり、奥深いところでもあるのだ



自分に合った楽器と弦には一朝一夕に出会うことは出来ないと思う

まさに試行錯誤の日々なのだ


あまりシビアではない人は『評判』に乗ってみるのも悪くは無いと思うが・・


最終的には自身の耳と感性という事になると思う

弦楽器の上達には日々の練習の積み重ねも大切だと思うが・・・

むしろそれ以外の部分がさらに大切になってくるのだ


何も考えずにTAB譜に向かっているだけでは上達はあり得ないのだ

つねに疑問や関心を抱くことも重要だと思うのだ


今回も音源をアップしてみたのだ

『いつか王子様が』というジャズのスタンダードナンバーなのだ


原曲は1973年のディズニー映画「白雪姫」の挿入歌なのだ

ジャズ、ポップスなど原曲を元にしたアレンジは星の数ほどあるのだ


歪み系のリフも良いが・・・

時にはこの手のクリーン系に触れてみるのも良いと思う


歪みは何となく粗がごまかせるが・・

クリーン系の音には逃げ場がないのだ


特にピッキングのニュアンスがすべてなのだ


当たり前だが・・
クリーン系の演奏が上達すれば歪みで音作りをしても上手くいくのだ


すべては指先の感覚なのだ


音楽に関して、食わず嫌いは損をしているのだ


私の場合には基本的にはロック系だが・・気になる楽曲はすぐに真似てみるのだ

フレーズだけを真似るのではないのだ音色た指先のタッチまでもコピーするのだ


ロック系のギター弾きにとってジャズはかなりハードルが高いが達成感と収穫は大きいのだ



今回のテーマは


”同じ楽曲を種類の異なる楽器で演奏するとどうなるか?・・”


なのだ



先にも述べたようにその楽器の良さが表現できるアレンジと演奏が重要なのだ

特に音域がせまいウクレレの場合にはポジション選びと音選びが大切なのだ



ウクレレはフェイマスを使用したのだ



エレキはトーカイなのだ



ドンシャリのロック系の音からジャズ系の音まで守備範囲が広いのだ



ピックアップとポッドによるところが大きいと思える


今回のギターの音色はギブソンの335をイメージしたのだ



GT-100の設定しだいで『箱鳴り』も再現できるのだ



同社のMTRであるBR-80やZOOM製品では不可能なのだ


この辺りが価格の違いなのだ


突っ込んで言うならば・・

この辺りの領域まで音色を追い込むことができないならば無駄な買い物になってしまうという事なのだ


初心者や音楽的センスが欠如にた中級以上のギター弾きには少々オーバースペックだと思える

新品同様の中古品がそこそこ流通している理由が分かるのだ


USA製のギターが弾き手を選ぶように周辺機材も使い手を選ぶのだ



長くなってしまったが・・・


音源をお楽しみいただきたい

アレンジと楽器を変えるだけでもこれだけ雰囲気が変わるという例なのだ





余談だが・・

最近はウクレレでクラシックの名曲にチャレンジしているのだ

意外にもウクレレとクラッシックは相性が良いようだ

現在、練習中なのだ


しばらくお待ちいただきたいと思う


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