テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Roland GT-100って実機のアンプに迫るリアルさだよね(^O^)

2014年06月04日 | 日記
今回はGT-100のリアルさについてご説明したいと思うのだ



GT-100やGT-001の購入を考えている方は参考にしていただきたいと思うのだ


GT-100の特筆すべき点は多々あるが・・・

その中でも実機に迫る『リアルさ』は注目すべきポイントだと思う


ちなみにGT-100のリアルさを体感する為の最低条件として
本物の真空管アップを経験する必要があると思う

比較対象がなければ意味がないという事なのだ


本体に内蔵されているすべてのアンプを知る必要はないと思う

中には50万円を越えるようなアンプもあるのだ


楽器屋さんのような特殊な職業でなければ触れる機会は少ないと思うのだ


私も実際に所有した事はないが幾つかの真空管アンプを何度か弾いた経験があるのだ

一般的に楽器店で販売されている低価格のアンプは概ねトランジスタ型が多いのだ

「トランジスタと真空管って何が違うの?」

という読者の方も多いと思う


違いを文章で表現するのは難しいのだ

仮に私が考えつく言葉を並べたとしてもすべての読者の方を納得させる事は出来ないと思う


エピフォンのレスポールとギブソンのレスポールの違いを説明する事に等しい


自分自身で経験し感じる事が一番の近道だと思う


説明は難しい・・

と言いながらも一つだけ付け加えておきたい事があるのだ

真空管アンプにはピックに絡みつくような独特の粘りがあるのだ

いわゆる『コンプレッション感』なのだ


聴き手にはニュアンスが伝わり難い部分でもあるのだ

「マーシャルって弾いていて気持ちいいんだよなぁ・・」

となるのだ


真空管アンプも各メーカーごと、製品ごとに操作性や音色が異なるのだ

クリーン~クランチの代表はやはりフェンダー系だと思う



ストラトを購入する際に楽器店のお兄さんのコレクションである
ヴィンテージのツインをタップリ弾かせてもらったのだ

「パキパキの良い音がするなぁ・・」

というのが第一印象だったのだ

VOX系も不動の人気アンプなのだ


ビートルズが使用した事がもっとも有名だと思う

ブライアン・メイもVOXの愛用者なのだ

あの独特なブライトな音色はコイン(ピックの代用)とアンプの為せる業なのだ

ブライアン・メイがマーシャルを選択していたらクイーンの音も違ったものになっていたと思う


真空管アンプのドンシャリ系の代表はマーシャルとメサブギーだと思う

特にマーシャルの存在はロック音楽には欠かせない存在だと思う



私もマーシャルアンプを好んで使う事が多いのだ


読者の皆さんは本物のアンプに触れたことがあるだろうか?

「まだ無いんだよなぁ・・」

という方の為に少々説明したいと思うのだ


どんなアンプにもトーンのツマミが備わっていると思う

トレブル、ミドル、ベース、プレゼンスなど・・

耳にした事もあると思う


トランジスタアンプの場合には誰にでも分かり易いように音色が変化するのだ

「もっと歪みを増やして低音も少し加えたいなぁ・・」

初心者でも特に問題なく操作できるように設定(設計)されているのだ


問題は真空管系アンプの操作なのだ


『プリEQ』と『ポストEQ』という言葉をご存じだろうか?


「そんなの知ってるよ~」

という方はかなりのギター通だと思う


これはゲイン(歪み)に対してトーンが作用するポジションを表しているのだ

ツインリバーブのようなクリーンを得意とするアンプの多くはプリEQ仕様なのだ

一方マーシャルのように歪みを得意とするアンプはポストEQという事になる


プリEQはトーンで調整した設定で歪みに効くように設計されているのだ

上手く伝わっているだろうか?


つまりはトーンを調整しても全体的な音量は変化しない仕様なのだ

ツインを例に挙げるとトレブルやミドルを多く設定した歪みがあの独特のキンキンした音色になるのだ

トーンでゲインの特性をコントロールするという事なのだ



マーシャルのようなポストEQは歪み回路を通過した音をトーンでコントロールする事になるのだ

歪ませ過ぎることによって音が籠るのだ

いわゆる音抜けが悪い状態なのだ

その打開策としてトーンで抜けを作るという仕組みなのだ

こちらの場合にはトーンの増減が音量にも影響を及ぼすのだ


微妙な違いではあるがこんな違いがあるのだ


雑誌などでプロのアンプ設定が紹介されている事がある

JC-120のようなトランジスタ系ならば数値もかなり参考になると思う


しかしながら真空管系の場合には注意が必要なのだ

かなり個体差があるのだ

経年変化という点でも真空管はシビアなのだ


つまり、プロのアンプが何年式なのか?

どんな使用状況なのか・・?

ギター側のツマミ設定は・・?

など微妙な違いが音に表れる事が多いのだ


そもそもプロと素人ではスキルが段違いではあるが・・

根本的にアンプの状態が異なっていたという痛いケースも多々あるのだ


結局のところ、数値は参考程度なのだ

自分の耳を信じるしかないと思うのだ



先に紹介したVOXアンプはかなり個性的な仕様になっているのだ

通常のツマミは音域の増減で働くがVOXは違うのだ


高音域を増すと低音域がカットされる仕様になっている

その逆も然りなのだ

いわゆるハイカットとローカットなのだ


トーンがフィルターの役目を兼ねているのだ

通常は音の輪郭を整えるプレゼンスだがVOXの場合、
プレゼンスを上げ過ぎると音が籠るという状態になるのだ

非常にマニアックな動作が特徴のアンプなのだ


その他にも各種トーンはプリEQだがプレゼンスだけポストEQというアンプもあるのだ


ギターの音作りでアンプの前に歪み系のコンパクトを接続する方法も一般的だといえる

コンパクトで歪みの核を作りクリーン系のアンプでゲインを追加する方法もある

逆に歪みを得意とするアンプで歪みを作り前段に接続したコンパクトで微調整する方法もあるのだ


いずれにしても真空管アンプに共通して言えるのは
前段のコンパクトがプリEQの役割を兼ねているという点なのだ


つまりコンパクトで歪みを調整してアンプでさらにそれを追いこむという考え方なのだ


基本的な知識が皆無というのでは困ってしまうが・・・

エレキの音作りに正解というものはないのだ


同系列のアンプを使ったプロでも千差万別なのだ


さらに真空管アンプは使用ギターの設定に影響を受け易いのだ

逆説的な発想ならば出音が格安のアンプならば特にギターは何でも良いという事なのだ


まぁ、シングル系 ハム系というピックアップの差はあると思うが・・・

特にUSA製のギブソンやフェンダーである必要はないと思うのだ


まぁ、どうでも良い話だが・・・

ギター弾きとして頭の片隅に置いておいても損はない知識だと思う


初心者の方もいずれはスタジオデビューすると思うのだ

その時に何かしら役立てていただきたいと思う


GT-100の場合、これら上記のような実機の『動き』を忠実に再現しているのだ

実機のアンプに触れる機会が多いプロや楽器屋のお兄さん達をも唸らせているのだ


繰り返しになるが・・・

実機を知らない人には

”何の事やら・・?”

なのだ


読者の皆さんもご存じのとおり、私は自他共に認めるジミーペイジフリークなのだ



ジミーペイジくらい年代ごとに機材を変更しているギタリストも少ない


初期の頃にはテレキャスと名も無き小型アンプだった

中期に入って王道のレスポールとマーシャルという組み合わせに辿りつくのだ

最近ではオレンジアンプがお気に入りのようでマーシャルとミックスしたり使い分けたりしているようだ



以前にもご紹介したが今回のバージョンアップでオレンジが加わったのだ

これは私にとっては最高に嬉しいのだ


しかも、このアンプもかなり実機に近い音なのだ

個人的にはオレンジでも小型のタイプだと推測しているのだ

ジミーペイジの音を再現すべく日々研究しているのだ


近年のZOOM製品もかなり進化していると思う



実際に私も大ファンの一人なのだ

「何でZOOMが必要なんですか?」

と楽器屋のお兄さんが質問するのだ


GT-100を持っているのに何故?という意味なのだ

正直な話、音楽的に必要だとは感じてはいないのだ

あくまでもコレクションなのだ


そうは言いながらも捨て難いエフェクトも多数収録されているので重宝しているのだ


近年のZOOMも相当に実機を研究していると感じられる


私はG1という機種からZOOM製品を愛用しているのだ

現在ほどギターに入れ込んでいなかったので皆さんと同様に価格で選んだのだ

当時はいわゆる『デジタル臭さ』が満載だった

否定的な意見もあるようだが・・・

ある意味ではこれがZOOMの味だともいえるのだ


”誰にでも使い易いマルチ・・・”

というコンセプトは現在も変わっていないのだ


次期モデルであるG2Nuになってかなり音質も向上したのだ



私の初期の音楽作品でも活躍した思い出のモデルなのだ

すでに手放してしまったが・・・


さらにG3(G5)になってリアルさを追求するに至ったのだ

ZOOMのモデリングは実機の音をピンポイントで捉える方法のようだ

つまりはマーシャルの『美味しい音』を部分的に再現しているのだ

実機のようにツマミの調整に追従するところにまでは至っていないという印象を受ける


この辺りがGT-100との最も大きな相違点だといえるのだ


実機のマーシャルはロックの代名詞的に扱われているが・・

実はボリュームやゲインを絞ったクリーンもなかなかに色気がある良い音なのだ


プロの多くもギター側のボリュームで音色をコントロールする事が多いようだ

GT-100の場合、その辺りの再現性もかなり忠実に研究されているようだ


一方のZOOMの場合、美味しいポイントはそれなりの音なのだが・・

ポイントを外れた音が微妙なのだ


すべてのアンプで試してみたのだ

あくまでも私の個人的感想なので軽く読み流していただきたい


実売1万円前後でそれ以上を求める事が酷なのだ

用途と予算で選べば良いと思うのだ


空間系に定評があるZOOMだけに歪みは他社の製品に任せ
空間系だけを使うという割り切ったユーザーも多いと聞いている


使い方も人それぞれだと思う


実際のところ、意気込んでGTを購入したものの使いこなせずに手放す人も多いようだ

あるいは機能を制限して使っている人もいるようだ


私の行き付けの楽器店でもそんなお客さんが多いのだ

「何か全然使いこなせなくて・・下取りって出来ますか?」

という感じで再びZOOMに戻るというのだ


ある意味では良い決断だと思う


自転車が移動手段の学生さんなどはその大きさと重さで嫌になってしまうようだ

「購入前に気付くだろ?」

という手厳しい意見もあると思うが・・・


私は何となく気持ちが分かるのだ


良い機材や高級ギターを手に入れれば無条件でギターが上手くなる錯覚に陥ることが多々あるのだ

実際に私にも言えることなのだ


ストラトを購入した時がそんな感じだったのだ

シングルの鳴らし方も知らないままにフェンダーに手を出してしまったのだ


ここだけの話、購入後に後悔した時期もあったのだ

「何かロックじゃないなぁ・・・」

「音も頼りないし・・失敗したかな?」

結局のところ、自分の腕前が不足している事をギターのせいにしていただけなのだ


ギターを弾いていると色々な問題や悩みに直面するのだ

「俺は何も悩んでいないけど・・何か?」

という方もいると思うが・・・


今ではストラトも大切な相棒になったのだ

ストラト無くしては私の音楽活動は語れないのだ



かなり当たりのギターなのだ


レスポールほど個体差はないもののUSA製に個体ムラは付き物なのだ

何を持って当たり、ハズレというかは分からないが・・・


自分が欲しい音、あるいは欲しいパフォーマンスが実現できるギターが当たりだと思うのだ


如何だろうか?

良い意味で経年変化で音が変化するギターも良いギターだと私は考えているのだ


粗悪な材で作られたギターを何年寝かしても良い音にはならない

当たり前だが・・・


かなり脱線してしまったが・・・

GT-100の『リアルさ』が伝わっただろうか?


購入を考えている方は間違いのない買い物だと思える

今回はツェッペリンの『永遠の詩』の一部フレーズをご紹介したい



マーシャルとオレンジアンプを使い分けているのだ

歪み系の真空管アンプはレスポール系のハムとの相性も抜群なのだ

































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