テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトで色々なカッティングをしてみた・・・(ダダリオ009~)

2013年05月31日 | 日記
最初に訂正を一つ・・・

先日、ご紹介したブログ記事の文中に間違いがあったのだ

『無色透明』と書く所を【無職透明】と書いてしまったのだ

「そんなの分かってるから大丈夫だよ・・」

という寛大な読者の方々が多いと思うが・・・

ちなみにアップロードした記事は読者の気持ちになって読み返しているのだ

「ちょっと分かり難い表現だけど・・大丈夫かな?」

まぁ、賢明な読者の皆さんならば問題はないと思う

今後もちょっとした誤字&脱字等があると思うが
寛大な気持ちで見守っていただきたいのだ




本題に入ろう・・

ストラトにもダダリオの009~を張ったのはご説明済みなのだ



実際に音源を録ってみたので後ほどお聴きいただきたいと思う


弦のゲージ選びはギター弾きの悩みのタネなのだ

私の実体験によれば、弦を太く、ピックを厚くすれば音も太くなる傾向が見られる

逆に弦を細くすればビブラートやチョーキングなどでより繊細な表現がし易くなるようだ


ネックに対する負担を気にしている人も多いようだが・・・

標準サイズのスケールのギターならば010~までのゲージは何の問題もないと思える

あとは演奏の傾向と好みの問題という事になると思う


メーカー間の性質の違いもあるがおそらく多くの素人さんでは差は感じられないと思う

「ghsの弦は劣化は早いけど・・張りたての音がキラキラしているんだよね~」

「ダダリオって良くも悪くも個性がないっていうか・・音にキレがないんだよね」

などとレビューを投稿している人を見かけるが・・・


おそらく、本人が思うほど音の違いを認識していない気がする

いわゆる、

”そんな気がする・・・”

というレベルだと思う


ノンコーティング弦とコーティング弦

009~の細いセットと010~の太いセット弦・・

素人が判別できるのはこのくらい差がある場合に限るのだ


私も含めてだが・・・



「俺って皆が言うほど弦の違いが分からないんだよなぁ・・」

と悩んでいた人も心配は無用なのだ



話をストラトに戻そう・・

以前に009~を張った時と今回の大きな違いは『弦高』と『ネックの反り』なのだ


以前にはすべてのギターで弦高を低く、ネックを限りなくフラットな状態にしていた

これは速弾きをする時のお約束のセッティングなのだ


速弾きをする目的で購入したわけではないストラトもこんなセッティングで使っていたのだ

特に疑問を抱いたこともなかったのだ


ストラト購入後にちょっとした用事で楽器店のお兄さんに私のギターを見せた時のコメントなのだ

「僕のギターも弦高が低いですけど・・」

「○○さんのギターはさらに低いですね」

「よく、ここまで煮詰めましたね~」

という事を言われた経験があるのだ


その時に自分のギターの弦高が普通の人よりも低いことに気付いたのだ

音楽に関しては我が道を行く・・というタイプなので一般論を意識していなかったのだ


それ以降は常に『標準』というものを頭に置いて調整しているのだ



標準値を大きく逸れる場合にはそれなりに『理由』が明確である必要があると思う


ネックを順反り気味にセッティングするのも同様なのだ



意図と目的が明確ならば、他人が何と言おうと間違いではないのだ


”それなりにギターは弾けるがメンテは苦手・・”

という人も意外に多いとお兄さんが言っていたのだ


最近はネットなどでもメンテについて触れているものが多い

さらには楽器店などにはメンテに特化した書籍も数多く置かれているのだ


個人的にはメンテ系の専門書にはあまり興味がないのだ

自分の感覚と経験だけを信じるタイプなのだ


さらに自己解決ができない場合には楽器店のお兄さんという強い味方がいるのだ

エレキというアナログとDAWというデジタルの相反する双方に精通した人は意外に少ないように感じる


楽器を販売している店員さんの中にも読者の皆さんと同等レベルの知識の人も多いのだ

『プロとして抜きに出るんだ!』

という意識が感じられないのだ


お客さんと同じレベルの知識量ならば、単なるレジ打ちの販売員という事になってしまうのだ

私のようなマニアックな感覚のお客を唸らせる店員さんは本当に貴重な存在なのだ


行きつけの楽器店のお兄さんの場合、少なからず勝ち気な性格も影響しているといる

「ちょっと分からないですね・・・」

というセリフはおそらくタブーなのだと思う


良い事だと思う


少々脱線気味になってしまったが・・・

ストラトの弦を009~に変更し弦高、ネックの状態を煮詰めた結果を音源にしてみたのだ



”ピックの強いアタックに弦が耐えられるか?”

という弦のテンション感を確認する為にはカッティングが最適なのだ


気持ち良くカッティングが決まれば、とりあえず大丈夫という事なのだ

基本的にソロやアルペジオはカッティングよりも弱い力で弾いているのだ




とりあえずサンプルの音源を聴いていただきたい

ちなみにベースの弦は古いままなのだ


本格的にベースが主役の曲を作るまではショボい弦を張ったままにしておく予定なのだ

すでにストックはあるが・・・




アリアでも同じフレーズを弾いてみたのだがストラトとはまったく別物の音なのだ

ストラトの真骨頂は二つのピックアップを混ぜた『ハーフトーン』なのだ


通の間では『鈴鳴り』とも呼ばれているのだ



楽器店のお兄さんによると鈴鳴りを出せるギターはUSA製のストラト以外には無いらしい

「あとのギターって結局は・・”ストラトっぽい音・・”なんですよね」

「やっぱりボディ材と独特のピックアップの兼ね合いなんですよね~」



常連のお客さんの中に大枚を叩いてフェンダージャパンのストラトに
USA製のピックアップを載せ換えた人がいるらしいのだ

長年使っている愛着があるギターらしいのだ

「今回は失敗したね 理想の音じゃないよね」

「アドバイスを真摯に聞いておけば良かったなぁ」

「お金が溜まったら本物のストラトを買うからさ」

ピックアップにお金をかけて失敗するのは良くある話なのだ



ギターは本当に深いと思う


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