歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“世界ふれあい街歩き”で、歩く! ブタペストで工藤夕貴

2009年03月04日 | 世界の風景
今日は、最終回となります。

ブタの街にも灯り、景色は夜に変わろうとしています。一日の仕事が終わり、これから遊びの時間が始まるのです。

対岸のライトアップされた建物は国会議事堂だそうです。


歩道に佇み、窓から洩れる灯りに照らし出され、室内の様子を眺める女性がいます。え~と、よく見えないのですが、きっと美人の筈です。


これは絵になります。ヨーロッパの街角、石畳の歩道、窓から洩れるやわらかな光、照らし出される美しい女性、まわりをつつむ暗闇、そこだけが輝きを放って・・・・・・。

女性が覗いていたのは“ダンス”です。


建物の外観は暗くてよく分からなかったのですが、内部は歴史を感じる造り、やはり、石造りのヨーロッパ、重みと、厚みの、違いを感じます。

木造文化の人間としては、圧迫を感じるのです。ここは、宮殿ではなく、街のダンス教室です。


子供達も踊っています。


この赤い服の女性を見て! 思い出しました! あの“ハンガリアンダンス”だと思います。


民族音楽に民族舞踊。


皆さん、とても、楽しそうです。


日本でも、そうですが、みんながみんな、民謡を歌ったり、振り袖を着たり、半被を着て、太鼓を叩いたり、三味線を弾く訳ではありません。

ハンガリーでも、ハンガリアンダンスをみんなが踊る訳ではないと思います。観光客は、“その国らしい処”に眼が向くものです。

※偶に、日本によその国から来た、放送局の撮った映像を見ると、とても、違和感を覚えるのです。何処かが違うと思うのです。

日本人が、“見せたい日本”と、よその国の人が“見たい日本”では、ズレがあるのです。何処の国でも、そうだと思います。

きっと、ブタペストの人が、今回の番組を見たら、ちょっと変、ちょっと違う、と感じる筈です。

この“世界ふれあい街歩き”も、そこに暮らす人に見て貰い、その感想を聞きたくなります。NHKさん、一度、そんな特集など如何ですか?


それでは、お終いに、ハンガリアンダンスを鑑賞して下さい。
Hungarian and gypsy dances from kukullo-mente


ドナウ河に架かる、朝の“くさり橋”で始まり、明かりの灯る“くさり橋”で終わります。



え~と、それで、終わったところで、番外で、ナレーションの事でほちょっと、一言です。

今回は“工藤夕貴ちゃん”でした。彼女のナレーションは、2度聞いたと思います。


とても、声質も、話し方自然で、邪魔になりません。“ちゃん”付けで呼ぶ歳ではもうないと思いますが、やっぱり、私にとっては“夕貴ちゃん”なのです。

調べてみたら、彼女は今年の1月で、何と!38歳になっていたのです。

インスタントラーメンのCM、あの“お湯をかける少女”が強烈でした。学校の廊下を、大きなヤカンをぶら下げて、疾走するシーン、眼に焼き付いてます。

※タイトルの“お湯をかける少女”は、大林宣彦監督、原田知世主演の映画“時をかける少女”のパロディーです。

夕貴ちゃんの、瞳、頬、口元、そして、全身が輝いていました。小柄な身体、可愛い笑顔と、可愛い声。彼女はいつまでも“少女”が似合って“しまう”のです。

お湯をかけてから、いろいろあって、アメリカに渡り、ハリウッドで主演映画も撮り、そして、日本に戻り、また、いろいろあるようです。

38歳の年齢にして、“少女的”容姿、そして、明るく素直で率直な言動、これからも、かなりいろいろと、ムズカシイと思います。

努力家の彼女は、いつの日か、年齢に相応しい演技で、もう一度、輝くことを、おじさんは待っています。


これで“他人のふんどしシリーズ・ブタペスト”を終わります。


それでは、また明日。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする