テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 春は、ネコのごとく? ~

2024-03-29 22:03:15 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 せんしゅうらくゥ~おみごとォでしたでス!」

「がるる!ぐっるるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!カッコいい終幕でした~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 朝ドラ『ブギウギ』が最終回を迎えました……

 もう羽鳥先生に会えないのかと思うと寂しくて堪りませんが、

 俳優さんスタッフさんたちに特大の拍手を送りながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

    ―― 一日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方 ――

 

 

 著者は久保奈穂実(くぼ・なおみ)さん、

 2023年5月に発行されました。

 

 いまはちょうど季節の変わり目……である上に、

 今日は夜中~朝に豪雨と強風、

 昼間は暖気が急激に流れ込んで気温上昇、と

 不安定な天候の見本のような一日でしたから、

 ふぅ、とにかく疲れますねえ。

 

「ねむいィ~!」

「ぐるる~!」(←訳:だるい~!)

 

 そんなときは、はい、身体に良さげな読書で、

 元気をチャージ!

 

 国際中医薬膳管理士の資格を持つ

 著者・久保さんのお話に耳を傾けてみましょう。

 

 まずは、本文20ページの

 《春の養生三か条》に目を通してみると、

 

 『肝(かん)をいたわる』

 『酸味、自然な甘味

  苦み、香りの食材を』

 『風邪(ふうじゃ)に注意』……?

 

「ふうじゃッ?」

「がるぐぅるるるる?」(←訳:カゼじゃないんだ?)

 

 『風邪(ふうじゃ)』とは、風の邪気のこと。

 風が強くなる春は、

 風の邪気が体に入りやすくなります。

 すると、体の中で風が吹くようなイメージで、

 めまい、かゆみ、痙攣など、

 ゆれ動くような症状が起きやすいのだとか。

 

 で、センシティブになりやすい春に

 おすすめの食べ物というのは、

 

 酸味のあるもの――レモンやユズなどの柑橘類、酢、梅、キウイ他。

 自然な甘味のあるもの――いも類、豆類、かぼちゃ、うるい米、甘酒。

 気を巡らせるもの――みつば、セロリ、しそ、パクチー、春菊他。

 苦みのあるもの――ふきのとう、たらの芽などの山菜、せり、ミント、緑茶。

 

「ふきのとうッ!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:天ぷらにいいよね!)

 

 という具合に、この御本には、

 四季それぞれの養生チェックポイント、

 季節ごとのおすすめの食材&調理法、

 日々の不調に対処する方法

 などが記されていますよ。

 

 たとえば、今日3月29日のページで紹介されているのは、

 『春におすすめのツボ《太衝(たいしょう)》』。

 

 足にある《太衝(たいしょう)》は、

 イライラカッカしたり、

 頭が冴えて眠れない等の

 春の症状の改善に効くというツボ、だそうです。

 

「ほほゥ、なァるほどォ~」

「がるるぐるる!」(←訳:押してみよう!)

 

 健康のお手本は、ネコ。

 

 ネコを真似する《猫養生》で、

 しなやかにストレッチして、

 ストレスをためず、

 食事は腹八分、

 太陽を浴びてポカポカ日向ぼっこすれば、

 いつしか、健康に?

 

 身近な食材の養生レシピ113と、

 ツボ押しや生活の知恵といったセルフケア252、

 不調別食材メモなどの漢方の基礎知識が

 1年間365日にふり当てて掲載されている

 『おおらか漢方生活』ガイドブックは、

 ちょっと生活サイクルを変えてみようかな?

 毎日の食事を見直してみようかな?

 とお考え中の方々におすすめです。

 春休みの読書タイムに、皆さま、ぜひ♪

 

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