我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「幸せの残像」

2017年01月10日 | 日記

暮れのマナ・ファミリーに続き、
今度は3連休を利用して、
ケンタ・ファミリーがやってきた。

家族揃っての2年ぶりの我が家は、
再会を心待ちにしていた
スージィーにとって、

3年、4年以上にも
長く感じていたはずだし、

「再会を誰が一番、喜んでいたか」

といえば、勿論、彼女である。


三が日に続き、3連休に訪れた
〝2度目の正月”を
3人家族と過ごした3日間は、

彼女にとって、
途絶えることない幸せの極みに
心から浸れる時間だったが、
彼女にとっては、3日間も
一瞬の出来事。


帰ってきたケンタの
里帰りの楽しみの一つが

「大好きな
イカの活き作りを食べたい」
と知ると、

早速、予約を入れたが
何処のお店も品切れ。

冬のこの時期は
イカの水揚げ量が少なく、
福博(福岡・博多)の街でさえ
入荷量が極めて少ない。

それで、ドライブがてらに
呼子へ足を運ぶことにした。

 

風の見える丘公園展望台から
眺める「呼子大橋」。

呼子大橋を右手上に眺める
呼子漁港。

その漁港の一角にあるのが、
イカの活き作り発祥の店
「河太郎」。

その暖簾の前で、心もお腹も満たされた
ママ、ケンタ、スージィー。


再会があれば別れもあり、

別れとは、なんとも
切なく寂しいものである。

その寂しい
ケンタ・ファミリーとの
別れが、ついにやってきた。

その時、意外にも惜別の思いを
感じることはなかったのは
驚くほど不思議だった。 
 

それは、共に過ごした三日間が
喜びに満ちて、

心のどこにも
寂しい思いが入り込む
余地がない、
ということ。

そして、いつかまた
必ず、会える、ということ。


我が日記には、家族の写真や、
とりわけ、食事に出掛けたお店や
料理などの写真

極力出さないことにしている。
(もっとも、出掛ける余裕もないが)

しかし、
今日は家族がこの3日間に
撮った写真に写る、それぞれの
幸せの笑みを見るにつけ、

「幸せとは、何か?」

を心に刻み、そのありがたさを
何時までも忘れることのなきよう

本心とは裏腹に、頂いた感慨を記し
画像を載せることにした。


「冬来たりなば、 春遠からじ」

あるいは 

「待てば海路の、日和(ひより)あり」。

今は恵まれない状態でも、
辛抱強く待っていれば
きっと、いつかは良いことがある。

 

次に良いこと(再会)があるのは
何時の事になるのだろうか?

そんなことを思いながら
そっと目を閉じると、そこには

いまだ褪せやらぬ、鮮やかな
幸せの残像が映っていた。
 

「In a Sentimental Mood」
イン・ア・センチメンタル・ムード
唄:ビリー・ジョエル 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする