ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

「ダイソー」と「浴室用マット」と「段ボール」・・は環境整備にうってつけ(^^)v

2020-08-20 | 進行性網膜萎縮症(PRA) 闘病生活記録

ゆうらさんの失明度はどんどん加速しているようで たぶんもう 全盲になったと思われます

光くらいは感じているかな と思っていましたけれど 日々の暮らしの中で様子を見ているかぎり

それさえなくなった感じです

家のなかでもあちこちにぶつかることが かなり増えてきました。

なので またいろいろ対策をしています。負けてませんよ~

 

失明の進行度に添って 環境整備の変更は必要ですね。

我が家はキッチンスペースも 基本フリーです。

キッチン仕事をしていると「何してるん?」と 退屈でかまってほしいゆうらさんがやってきたりします。

遊んでもらえないとわかると Uターンしてリビングに戻るのですが。

このUターンを大きくとりすぎて カップ―ケースの引き出しの取っ手に ゴツン!! 

とすることが しばしば現れはじめました

なので ここに浴室用マットを立てることにしました。

キッチンから洗面所に繋がるドアも 春秋は風通しのために開けていることが多いのですが

冷暖房の季節は閉めているので 開いているつもりで ゴツン!! となることも。

ここにも浴室用マット立ててます。

             あ。冷蔵庫にも時々当たるので そこにもね

この浴室用マット 堅さが程よく良くて 頭をぶつけても 痛いって表情 しないんです。

必要な大きさに簡単にカットも出来ちゃうし。汚れても洗えて すぐ乾く。

お値段もホームセンターで 500円くらいで買えちゃいます

まぁ うちはおしゃれに暮そうと思っていないので(笑) このまま使用してますが。

今は かわいい おしゃれなマスキングテープがたくさん売っているので そういうもの貼れば

見栄えよく?使えると思います。

いちおー 我が家も玄関のマットには テープ貼ってみた(笑)

 

キッチンのマットさんには もうひとつお仕事してもらっています。

ゆうらさんのごはん時。

かーちゃんがゆうらさんのご飯を作っている時 この白いクッションに座って待ちます。

「できたよ」のかーちゃんの一声がかかると ゆうらさんは向こうのごはんテーブルに走って行きます

が この時 先ほどのUターン同様 動線を大きく外すことがあるようになりました。

          赤ラインが正解。青ラインは間違いな方向。

リビングテーブルにぶつかったり 窓のほうに行ってしまったり。 

行き過ぎて テーブル横のチェストにぶつかったりします。

そこで ごはんの準備の時 リビングのテーブルに浴室マットを立てて壁を作っておきます。

そうすると マットの気配を感じるのか 道を外れることがなくなりました。

マットにぶつかっても 軌道修正がスムースにできています。

チェストは引き出し部分には布をかけました。

それだけでは痛いので布の下には段ボールを切って吊るしてあります。

段ボールってねぇ けっこう衝撃を吸収してくれるみたいなんですよぉ

軽いし 汚れたら家にある段ボールとチェンジすればいいのですから 惜しみなく使えちゃう。

    段ボールは 毎月ゆうらさんのフードがそれに入って送られてくるので 必ず家にあるのでぃす(笑)

 

最初 リビングから廊下に出ていくところに置いていた浴室用マット。

これを洗面所のほうで使うようにしてしまったので こちらにはとりあえず これ。

使っていないストーブガード1枚に 毛布を掛けたものを置いています。

毛布だけだと ぶつかった時にガードを感じて痛いかもしれないので。

実は 毛布の中にも段ボールを入れてあります

1度ぶつかったけど ぽよよーんて跳ね返って ゆうらさん まったく気にしていませんでした(笑)

    冬になったらこの毛布 ゆうらさんのベッドに使いたいから 寒くなったらまた仕様変更 となるでしょう。

 

もうひとつ。リビングの壁の角。

これまた浴室マットで作ったガードを使っていたのですが。 

角だけでなく壁にもぶつかるようになったので クッションでガード に変更しました。

全部 ダイソーさんの商品です。100均にしては なかなかのクッション性なのであります。

こういう時にはとっても助かりますよぉ。

        いやー。最近の100均て 何から何まで扱ってて ばかにできないねえぇぇ

視力の進行度に合わせて いろいろ変えていかなくてはならないとき。

愛犬を危険から守るために すぐに整備したいときには ほんとうに助かる物たちです。

とりあえず 応急的に整備して おしゃれなインテリア風にしたいなら 後からすればいいのですから ね。

                きっと我が家はこのままだけど さ

 

ゆうらさんのように突然失明して 環境整備を考えている飼い主さん。いるかなぁ

ダイソーさんと 浴室用マットと 段ボールは かなり使えますよ~。

お試しくださいませ

あ。ブログの主役の黒いコちゃん?

撮影時は マットの後ろで轟音響かせて 爆睡してました

                                                      ゆうら>

元気ですよ

が 昨日。湿疹とフィラリアのお薬いただきに 病院に行って体重計ったら・・・・・・・・・・・・・・

過去最大になっとったぁぁ

梅雨の長雨と明けた途端の猛暑で お散歩の距離と回数 かなり減ってるからかなぁ・・・・・・

むむむー。どうしましょっ・・・・・・ごはん 減らす??

 

 

 

 


「ドッグバンパー」トレーニング中です

2020-08-18 | 進行性網膜萎縮症(PRA) 闘病生活記録

今朝のお散歩時 動画を撮ってみました。

 

バンパーはつけているけれど やはり「ぶつかる前に声かけ」も必要だし。

車が前からも後ろからも走ってくるので 気をつかうことがたくさんのなかでの撮影。

なので リードが張りすぎてますね。

いつもはもっと 緩めています。

この時は小走りしていますが のちに 首が疲れちゃったのか 暑さのせいか 失速。

いったんバンパーを外して 少し歩いてから再び着けてみました。

普通に歩けていた と思います。

まだ2日目だもんね。お散歩に行けるだけでもよし としましょう。

バンパーの揺れは アドバイスで少し減りました。

このくらいの揺れは普通なのかな?

制作会社の方にも 動画を見ていただくことにします。


ドッグバンパーが完成しました

2020-08-17 | 進行性網膜萎縮症(PRA) 闘病生活記録

ゆうらさんの「ぶつかり防止」器具 ドッグバンパーが出来上がりました。

お盆の最終日 横須賀にある会社に 受け取りに行ってきました。

車に乗っていても暑かった~。

フロントガラスから入って来る陽射しが強くて かーちゃんの膝に乗っているゆうらさんのおしりが

ほかほかになっちゃって。タオルをかけて 道中ずっとうちわであおいだり だったのよ。

かーちゃん 手がつかれたびぃ。

渋滞はなかったけど 鵠沼も江の島も 材木座も逗子も。海岸はすごい人出でした。

今年 神奈川の海水浴場はすべて閉鎖ですが 全く関係ない感じ。

こんなだったら ライフセーバー置いて いつも通りにしたほうが安全なんじゃないの? と思った。

     今朝のニュースだと この日 由比ガ浜の波打ち際を クルーザーが爆走したそうです。

                   無法地帯だね。

けっこう「密」な様子もあって・・・・・なんだか怖かった。

 

制作会社さんは 個人経営されています。

とても穏やかで やさしいご主人と奥様が出迎えてくださいました。

その場でバンパーをつけてみましたけど ゆうらさん 嫌がる様子はまったくなく。

普通に歩きだしていました。

ちゃんと着けてくれるかなぁ とちょっと心配だったけど よかったわ。

 

翌日の朝散歩に装着して行きました。

        んー。しっぽが下がってるねぇ。ちょっと緊張してたみたいです。

           でも いつもどおり お散歩に出かけられましたよ。

普通に歩いているときは問題ないのですが ちょっと小走り気味になった時 バンパーが左右に揺れてしまい。

それが気になる様子でした。

たぶん揺れてはいけないのだろうと思って 調節のアドバイスをいただきました。

教えていただいたように手を加えて 再チャレンジしましたが 大丈夫かなぁ。

かーちゃんとゆうらさんのふたり散歩だと 動画を撮る余裕がちょっとない。

いちおう 頑張って撮ってはみますが・・・・。

近々とーちゃんにも 撮ってもらいましょう。

 

バンパーをつけて散歩に行くと 98%の方が「なんですか? それ?」と聞いてきます。

残りの2%は とても気になる・・ 聞きたいけど・・・聞けない・・・というお顔の方(笑)

そりゃそうよね。着けているワンコ 今まで皆無の地域だもの 目に付くし 気になることでしょう。

           きっと かーちゃんだって 聞いちゃうよ(笑)

「目が見えないのでぶつかるのを防止するものです。人の白杖みたいな役割です」と説明すると。

犬の飼い主さんはみなさん「そうなんだぁ。そういうのがあるのね。とってもいいね」と言い。

犬を飼っていない方 犬があまり好きじゃない方は たいがい「かわいそうだね」と言います。

目が見えないことで かわいそう と言っているのか そういうの着けられて かわいそう と言っているのか

わかりませんけど。

本当に心配して言ってくれている方もいると思いますが。

「かわいそう」っていわれるの あんまり気分がよくないな。

まぁ 仕方ないことね。

犬を飼っていない人 嫌いな人には わたしらの気持ちはわかるまい。

説明するのも疲れちゃうから。笑ってやりすごしましょう。

 

バンパーを着けることが ゆうらさんのストレスにならないように。

すこしづつ ゆっくり無理せず トレーニングしていこうと思います。

 

 


いままでとかわりなく

2020-08-17 | 進行性網膜萎縮症(PRA) 闘病生活記録

毎日 まいにち 異常な暑さ。

朝散歩さえ 長い距離を歩けないほどです。

毎日 引きこもりみたいな生活です。

ずっと寝ているのもよくないから ときどきおもちゃで遊ぶ ゆうらさんです。

「ほりほり遊び」が大好きで 主な遊びとなっていますが。

たまには違う遊びもってことで。今日は「UFO」がお相手です。

 

この前遊ばせた時は UFOからフードが出ても気が付かず そのままスルーしていましたが。

今回はすぐにカリカリって 食べることができてますねぇ。

見えてる?・・・・・・・・いやいや やっぱり見えていないと思います。

微妙な動きのなかに 見えていないなぁ って思える部分がありますから。

見えてるころはUFOを放り投げてフードをだす という荒業もしていましたが。

それをやってしまうと見失ってしまう ということがわかっているのか やらなくなりました。

必ず足元に落とします。

「お片付け」で持ってきてくれてますが 手渡しがずれていますし ね。

 

「見えないのに片づけて なんていうの かわいそう~」って思われちゃうかな。

でもね。見えないから あれもこれもできないよね とあきらめてさせないのは よくないのじゃないか?と

思うんです。

うまくできなくてもいいから 今までどおり。ちゃんと扱ってあげたいと思うんです。

ゆうらさんは もともと人と何かをするのが大好きなコだから それをなくしちゃうのは

おおげさだけど 生きる元気をなくしちゃうんじゃないかって 思うんですよ。

このあと いくつかのおもちゃでもあそびましたが 以前より少し時間がかかったし

持ってきたとき かーちゃんにぶつかったけど ちゃんとお片付けができました。

ゆうらさん うれしそうでした。

だから。

これからも 今までと同じように。

今までとかわりなく 接して行こうと思っています。

目がみえないだけで。

ゆうらさんにかわりない のですから。


75回目の終戦の日です

2020-08-15 | 戦争と平和

原爆の日の式典等 今年はコロナのことで縮小されて行われましたね。

終戦の日の式典も同様でしょう。

終戦75年。

戦争のことも原爆のことも 語れる方がとても少なくなりました。

私の親族の戦争体験者も 実母くらいしかいなくなりました。

もうひとり叔母がいますが 母とは異母姉妹 年が離れていて 戦後生まれの戦争知らず です。

ただ 今年 この叔母から聞いて初めて知ったことがありました。

祖父の一番下の弟。軍で 無線傍受 の仕事をしていたそうな。

とてもたくさん「成績」をあげたそうで 戦後はその英語力を買われてなのか。

横浜港の税関Gメンとやらに抜擢されたそうです。

とてもやさしいおじさん のイメージしかないのですが。

英語が堪能だったのねぇ。

あのやさしい笑顔で 麻薬やら密輸品やら ばしばし取り締まってたのでした。

 

唯一といってもいい 戦争を語れる母は 小学校の低学年だったので 語れるのは戦中の暮し くらいですね。 

よく戦時中を描いたドラマで 都会で暮らす人が田舎に買いだしに来る というようなシーンがありますが。

本当にそういうことは あったそうです。

祖父や母が暮らしていたのは 湘南の平塚市ですが 市の中心地ではなく かなり離れた地域。

今も駅からバスに乗って 30分から40分くらいかかる場所です。

そこに野菜やお米を求めて 横浜や東京から人々がやってきたそうです。

当時 列車は走っていたらしいですが 今のように本数はなかったでしょう。さらにバスは・・・

走っていなかったかもしれませんから 駅から祖父の家まで きっと徒歩。大変だったでしょうね。

着物をいくつか持ってこられて

「お金じゃなくて申し訳ないですが この着物と食べ物と交換していただけませんか」と

都会からきた奥様たちにお願いされたそうです。

祖父は「それはとっておいて もっと困ったときにお金に換えたらいい」と 受け取らずに

野菜やお米を たくさん持たせてあげたらしいです。

厳格ではありましたが 人にやさしい祖父らしいな と思います。

祖父の家は とても古い時代から続いている家で その頃は土地もたくさん持っていたし 

軍でも役職についていたので あの頃では裕福な家庭であったと思います。

だからそういうこともできたのかもしれません。

数年後 野菜を分けてあげた方が わざわざお礼にみえた と言う話も聞いた記憶があります。

無事でよかったねって 祖父は思ったことでしょうし うれしかったんじゃないかな。

苦しく辛い時を互いに助け合って そののち あのときは大変だったねぇって。

笑顔で話せるのって とても幸せなことだと思います。

 

「コロナ」という 見えない敵と戦わなくてはいけない今。

アメリカと中国はけん制しあっていたりするけれど。

そんな場合ではありませんね。

全世界が手を携えて 協力しあって 戦わないと 今までのような日常はもどりません。

「戦争は悪いことはあっても よいことはひとつもない」

祖父の言葉を忘れないように。

そんな状況のなかでも 少しでも 人っていいね って思えるように。

ひとりひとりができることを惜しみなくして。

相手を思いやっていきたいですね。

 

いろいろな意味で。

世界に平和が戻りますように。

平和が長く ながく つづきますように 祈ります。