遠くへ出かけるのは気が引ける。
オートバイはどうかとも思ったが、雨の確率が高いのと、暑くてだるいのでやめた。
プランも浮かばないので川崎大師へウォーキングに出掛ける。
小杉からバスで幸町まで行き、多摩川沿いの堤防を歩く。
多摩川は緑が濃い。干潟っぽい所もある。
川崎大師に着くと、先にくずもちを買ってからお参り。
近所のお寺みたいに人けがない。
これでは門前町もたまらないだろう。
川崎大師の気になる木。
なつめの木
なつめで思い出すことが3つある。
一つが水師営の会見
庭にひともと なつめの木
もう一つは関羽の唇をなつめにたとえた三國志の本があったこと。
3つ目は史記列伝、
愛馬が死んだのを人間の大夫として弔おうとした楚の荘王を、優猛がとんちで諫めるくだり、「土の竈を槨とし銅の大鍋を棺とし、しょうがとなつめを加えてまぜ、木蘭をそなえ、うるちの米をそえて祀り、火の光の衣を着せ、人間の胃腸に葬りましょう。」とユーモアで返答している。このことから紀元前600年ころの肉料理になつめが使われていたことが分かる。
読んだ当時ヘーそうなんだと妙に感心した。
裏口近くにある しょうづかの婆さんとよばれるお地蔵さん。
歯のお地蔵さん、容姿を美しくするお地蔵さんだそうだ。
(芸能人は歯が命)
六郷の渡しからは旧東海道を歩く。
川崎の宿