とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

渋谷 六本木 新国立美術館(東京五美術大学連合卒業・修了制作展)

2021-02-27 19:48:17 | 東京散歩
例によって渋谷から歩く。
金王八幡宮前の昭和チックな道


普通に六本木方面へ歩いて行く。

途中信濃町方面へ折れ、新国立美術館前へ

何かやっているかなと覗くと、
東京の五つの美術大が合同でやっている卒業作品展が開催中だった。(最終日)

別に意識しているわけではないが定例となっている展覧会なので、過去にも結構見ている。

若い人の感性にも興味がある。
学生なので知った人の作品はないし、それで先入観なく素の状態で作品が見られる。

著名人の作品と似たような作品や、少し安易かなと思う作品もあるが、やはり中には力作もある。

とりあえず、ギャラリーの足を30秒止めさせることが出来れば、製作者の勝利と言えるだろう。

作品に対してみんなでいろいろ感想が言えればもっと面白そうだ。
マツコ・デラックスさんみたいのが、「なによこの作品シュールすぎない。」とか「ちょとエグイ可愛さ」なんて言いながら鑑賞できれば楽しそうだ。

テレビ番組としても成立出来るかもしれない。

昨日の金利上昇は金融市場のターニングポイントになるか

2021-02-27 17:50:54 | 独り言
永らくダダ下がりとなっていた長期金利がここ2、3日で急反転した。
どうも世界的な動きのようだ。
今日の新聞にも当然ながら株価の急落と長期金利の上昇の記事が大きく載っていた。
マイナスであったり0だったり、普通に考えれば違和感のある金利だった。(これで回復するのかは不明)

金融政策で増やし続けた日銀の保有する国債残高も、もはや限界に近づいていると思われる。今後は国債の保有比率をこれ以上増やさないよう、国債の買い入れにも慎重にならざるおえないのではないかと思う。

それにしても長い間超低金政策が続いたものだ。
銀行は、貸出金の利息だけでは経営出来ない時代となっている。
外国の債券や投資信託を買ったりして、場違いなリスク商品にも手をださざるを得なくなった。
新聞にも苦境にあえぐ銀行とか書かれるしまつである。
そんな状態で、若者からも敬遠される業種となってしまった。
今なら、かつての金融業界を目指すような優秀な学生は、SBIグループなどが進めるフィンテック(ファイナンス・テクノロジー)企業へ就職するのではないかと思う。
10年というスパンは人材と言う面でも銀行を苦しめた。

とはいえ腐っても鯛。
銀行システムは巨大なインフラだ。そうやすやすと他の業界が構築できるものではない。今後は他の業界との協同が進むのかもしれない。

風が強いが栃木の山火事は大丈夫か

2021-02-27 06:34:30 | 独り言
リスが纏を持っているデザインの火の用心のパネルがハイキングコースによくあった。
山は雲もかかるし湿度も高いので、普段はそうそう山火事なんて起きそうにない雰囲気だが、今の季節ばかりはそうでない。
毎年何処かで山火事が発生している。

この間行った千葉の金谷あたりではあぜ道の野焼きをしていた。
阿蘇の野焼きは風物詩にもなっている。
ところがそれだけ慣れた人々でも、思いもよらない延焼で事故になるケースもある。

南アルプスの夜叉神峠の先に、山火事で倒れた樹木が風化し、累々と横たわる白骨のようになった奇怪な場所があった。しかも北岳方面の展望が開けたため、白根三山と白骨の樹木が写る名所的撮影スポットであった。

南アルプスの山火事の原因が何かは知らないが、栃木の山火事がハイキングの人の火の不始末であるとしたら、同じ趣味の私も肩身が狭い。

私の庭に椿が多いわけ

2021-02-23 09:17:53 | 庭、花木、畑、ガーデニング
我が家の庭には、花木が多い。
庭としては植えすぎだろうと思うのだが、
欲張りなのでつい沢山の種類の花木を植えてしまう。

じいさん、ひいじいさんもそうであったようで、私の家には沢山の種類の植木が伝統的にある。(ひいじいさんは、植木屋でも始めようと考えていたのかも知れない。)
私の代では、椿とつつじ、石楠花が多い。(つつじと石楠花は同系統の花木だ。)
やたら多くの種類を植えるという性癖は、遺伝のようなものだ。
どんな花が咲くのか楽しみなのだ。

椿や石楠花が好きなのは、私の住んでいる街の影響もある。
椿や石楠花の品種改良を行うような有名な園芸家がおられるからだ。

ところが、石楠花を育てるのは難しい。
いろいろ買ってきて植えてみたが、多くは途中で枯れてしまった。
そこへいくと椿は丈夫だ。まず枯れることもない。
それで椿ばかりが目立つ庭となってしまった。

これは近所のMさんが作出した「港の曙」という椿だ。
(Mさんは港の名を冠した港シリーズの椿と金花茶で有名な方だ。)
我が家にはMさんから直々にいただいた椿もある。

港の曙(侘助椿よりやや大きく花数も多い)


同じく石楠花で有名なHさん。
今ではメジャーな品種となっている「春一番」や「吉野」などの品種の他、数々の石楠花の名花を生み出した研究者だ。

吉野(花数が多く華やかな石楠花)

横浜北部は、知る人ぞ知る、品種改良まで手掛ける園芸界のエキスパートのいるハイレベルな園芸地区なのである。

珍しいところでは、枝垂れ系の「孔雀椿」などのレアものもある。

出雲大社のやぶ椿もMさんのこだわりのセレクト
他、全部で20種類ぐらいあるだろうか。

大佛次郎記念館へ行く

2021-02-21 18:08:40 | 横浜散歩
今日は横浜の丘の上にある、大佛次郎記念館へ行く。



長年横浜に住んでいるが、実はこれまで行った記憶がない。
というのも大佛次郎さんの作品を読んでいないからだ。
猫好きの作家というのは知っていたが、なるほど猫を前面に出した展示になっていた。



館内でながれていたビデオ


これはもう畜産農家状態だ。


奥さんは、結婚されるまで猫などあまり興味がなかったそうだが、その後重度の猫ノミストになっている。

愛用の万年筆はペリカンとウォーターマン


記念館近く、地元由来の唱歌の碑


空も港も夜は晴れて
月に数ます船のかげ
端艇の通いにぎやかに
寄せくる波も黄金なり

この歌、小学生のころよく授業で歌った。
歌詞は「空も港も世は晴れて」だと思っていた。
小学生にありがち?

山下公園のパーゴラ

大佛次郎記念館で見た昭和7年の写真には、すでにパーゴラが写っていた。
これはその後の何代目かになるだろうが、私の幼稚園の時の遠足の写真にもパーゴラが写っており、この下でお弁当を食べた。

やはり横浜は地元だ。
昨日のお台場は少し緊張感があったが、この辺りは脱力感いっぱいで歩ける。
そのうちもう少し歳をとったら、その辺のベンチで日がな過ごしていそうだ。

桜木町まで歩くと、うわさのロープウエイがほぼ完成していた。
いったいぜんたい、どうしちゃた状態の乗り物だ。


もっとも昔は渋谷にもあったそうだから、発想は同じなのかもしれない。


高輪ゲートウェイ駅からお台場

2021-02-21 09:37:20 | 東京散歩
高輪ゲートウェイの新駅から歩き出す。
駅は大きな箱のようだった。

まだ辺りから浮いている。
工事中の区画も多い。

ダーティハリーな笹川親分の記念館に日野原先生の記念クリニックがあった。


レインボーブリッジを渡りお台場へ
お台場の公園もオリンピック準備で封鎖している所が多い。


お約束で宗谷を訪問。

特務艦時代の略帽と観測船時代の鐘

宗谷へ乗船で、ヨーソロー

第一次越冬隊のマスコット、三毛猫の「タケシ」
カラフト犬のタローとジローは有名だが、この猫の存在はあまり知られていない。
(南極で越冬後無事日本へ帰国)


操舵室

今日は誰もいないのでしみじみと見る。
艦が60°傾斜しても転覆しない宗谷。
すばらしい復元力。


この艦橋に立つと歴代の艦長のことが偲ばれる。
中でもK艦長と我が家とは深い関わりがあったそうだ。
私の代でそんなことも忘れ去られてしまうといけないので、ネットや本そして伯母などの話をまとめファイルに保存した。
昭和の激動の時代の話だ。
そもそものいきさつはすでに誰もわからない。
曾祖母の葬儀の際には、ご子息がわざわざ遠方から焼香に来てくださったそうだ。

さらに進むとコンテナ船の船積み作業が見学できるスポットが、こんな所は珍しい。


引き返してレインボウブリッジから三田駅へ

学芸大学駅周辺を散歩してからお台場へ (街を歩くと語らずにはいられないおじさんの散歩)

2021-02-20 21:21:28 | 東京散歩
今日も歩行距離20k越えを目標

学大の商店街から歩く。
コロナでもわりと人が多い。

目黒のNTT電波塔横の煙突から煙がモクモク出ている。
いったいこれは何なのだ。


目黒通りは、ずいぶん新しい店が出来た。そのうちじっくり歩いてみよう。

ここのパン屋さん、昔からある店だ。


私が10代のころは、旅行や山へ行くのに、この店のコロッケパンをよく買った。
自家製の調理パンで、そのころそんなパンを売る店はあまりなかった。
当時はいつも夜行列車で出かけていたので、夜食や朝食にちょうど良かったのだ。(キャベツの千切りも入っていた。)

高校生の時には、仲間と北岳に登った。
秋だったので北岳の山頂は小雪が舞っていた。
稜線小屋に着くと、カチカチに凍りついたこの店のコロッケパンを薪ストーブの上で焼いて食べた。
どうしたわけか45年も前のことでも鮮明に覚えている。

店の前を通ったので、懐かしさのあまり、またコロッケパンとポテトサラダパンを買った。(当時とほぼ同じ味なのも泣かせる。)

このように一々引っかかっていると先に進めないなあ~と思い、
目黒通りからバスで目黒の駅へ。

オオサカさん いちばん

2021-02-20 19:39:07 | 独り言
大坂さん優勝おめでとうございます。

さて、この勢いで東京オリンピックも開催だろうか。
今日お台場へ行ってみたが、オリンピック準備で立ち入り禁止の場所が多かった。これでやらないと確かに危機的状況になりそうだ。

大坂選手にはオリンピックでも頑張ってもらいたい。



優雅な遊び

2021-02-20 10:02:55 | 独り言
少し前の文化人は、自宅に何々荘、何々庵などと、自分の気に入った名前を付けて楽しんでいた。
たとえば武相荘、狐狸庵などは、あるじの人柄まで現わしているようでまことに粋だ。
北杜夫さんは、松高時代に住宅難のため鶏小屋の一角を下宿として借りたそうだが、それを鶏鳴荘と名付けたそうだ。
私も何かよい名前はないかと時々考える。

私の家は椿が多い。
椿山荘なんて重みがあり美しいが、二番せんじではいけない。
ついでに各部屋にも、富士の間、朝日の間などと名前を付けると楽しそうだ。

加茂本阿弥 赤と白


春の嵐

2021-02-15 22:28:14 | 独り言


昨日はバレンタインデー
チョコレート屋さんは、クリスマスとこの時期とで、年間売り上げの半分あまりをかせぐのだと、あるチョコレート屋さんの社長さんが言っていた。

今日は春の嵐の一日、2月中にこんなに雨が降るなんて異例のことだ。
せっかくの休みだったのに、どこにも出かけられなかった。

春の嵐と言うと、私の中ではその後にゲルトルートというドイツ女性の名前が続く。
そう、ヘルマンヘッセの小説だ。

恋愛に憧れる青春時代に読んだのに、悲恋の小説だった。
それでも読んだ後に充実感があった。
今でも春の嵐と聞くと、ゲルトルートと対の句で脳裏に焼き付いている。

バレンタインデーも遠い昔の話となってしまったが、息子たちはどうなのだろう。
違う意味で気になりはする。


「全国安い宿情報」(株)林檎プロモーション

2021-02-15 19:11:59 | 本、作家


最近東海道線の夜行列車「ムーンライトながら」が運行終了となったことが話題となった。
昔のことだが、前身の夜行、大垣行には乗車したことがあるのだが、「ムーンライトながら」になってからは乗ったことがなかった。
世間の人もそんなものだったのかもしれない。
東海道線の夜行列車では、寝台急行銀河に乗ったことが懐かしい。
                                                                                                                
今では夜行バスという方法もあるが、寄る年波を考えれば、宿泊という選択肢は魅力的だ。
そんな情報が欲しかったので参考に買ってみた。
基準は今一つよく分からないが、地域の料金水準と情報が得られた宿泊施設を基準に選別したのだろう。
一般的な宿の宿泊は、一人での利用は例外的としている所が多い。
かと言ってビジネスホテルでは味気ない。
今後の旅のプランを考える上で、参考となるのではないかと思う。
全国を網羅していることもありがたい。

ソフトバンク経済圏に取り込まれる

2021-02-15 13:11:43 | 独り言
日本もいよいよペイペイなどの電子決済が当たり前の世の中となってきた。
電子決済は、各種ポイントサービスなどで優遇され、現金決済に比べ明らかに有利だ。

携帯電話、パソコン、YAHOOカード、ペイペイを連動させ、ネット検索、ネット購入履歴などの個人情報を収集する。これらの情報を元に、画面上にカスタムメイドされた関連広告が表示される。
相手は、私の年齢、決済情報、消費動向も把握しているので、与信業務もスムーズだろう。
そしてもっと恐ろしいのは、ネット上に意図的な情報を表示させることで、悪意のマインドコントロールも可能となりそうなことだ。
ぽーとしていられない世の中となってきた。

データベース化された情報を使えば、ある意味、本人よりも自分のことを分析しているのではないかと思われる。
よく就職活動で適正検査というのがあるが、それよりも圧倒的に多い情報量で判断することができる。

マイナンバーカードも情報の紐づけという意味ではそうかもしれないが、ネットに連動することによりリアルタイムで細部の情報収集が可能だ。
YAHOO画面左の検索項目を見れば歴然。
婚活まで入っている。

まだ過度期にあるからだろうが、最近私の保有するカードの数も倍以上になってきた。
決済カードもそうなのだが、お店のカードも圧倒的に多い。
何枚も重ねて入れたり、財布と定期入れに分けて入れたりで、買い物時に目的のカードを取り出すのに苦労する。
それでカード用の財布を新たに買わなければと考えている。

オリンピックかあ~

2021-02-13 09:29:11 | 独り言
オリンピックがごたごたしてきた。
みんなフラストレーションが溜まっているのだろう。
私のクラブの後輩の一人にも東京オリンピックで裏方の仕事をしている者がいる。
オリンピック招致活動から関わっているようなので、
予定通りオリンピックが開催されていたならば、
今ごろオリンピックも無事終わり、仕事人生での一区切りとなっていたはずだった。おそらくこれまでの仕事の集大成として良き花道となっていたことだろう。
予想では、オリンピックも大成功で、世界中から賞賛の嵐となっていたであろう気がする。

なんたる不運。
もっとも不運なのはオリンピックばかりではないので如何ともしがたいが。

我が家では、バレーボールのチケットが抽選で当たっていた。
「よく当たったね。」と当初は羨望の声もあったが、今となっては、当たって良かったのか悪かったのか、さっぱり分からなくなった。

思えば私のじい様も、戦前に東京オリンピックの前売り券を買っていたそうだ。(まぼろしとなった東京オリンピック)



富浦駅から多々良北浜 大房岬へ

2021-02-12 23:12:51 | 旅行
久里浜港8時20分の東京湾フェリーで金谷へ向かう。
船に乗るのは非日常の世界だ。
何だか旅をしている気分になる。

ところでこのフェリー、
三浦半島と房総半島間を東西方向に進むので、東京湾の多くの船が南北に航行しているのに逆らって進む。
大型船が目の前を横切ると、おおっと感じる。

金谷港から浜金谷の駅まで8分ほどかかる。
9時9分の電車には、少々あわてないと間に合わない。

千葉県は農業大国
車窓から覗くと畔の雑草の野焼きの最中で、もうもうと白い煙が上がっていた。

富浦の駅から海岸へ。 
海沿いのキャンプ場はすべて閉鎖中。

観光スポットの岡本桟橋 昭和レトロ感を出している



冨浦新港へ向かう 
今まさに水揚げ中の漁船がいた。
港には大きめの食堂ある。「浜の台所 おさかな倶楽部」
港の端から大房岬を見る。

岬へ登り
岬部分の園地へと向かう。
展望台から洲崎の半島を見る。

明神岬へ下るとこの景色

第二展望台からも海に下る。
弁財天の洞窟があり、


増間島も絶景

なかなか見どころのある、いいやつだ。
頼もしい。

南芝生園地からも浜へ降りると、
このへんは子供連れでも楽しそうな場所だ。

横の岩場から断崖を見る。
縞模様が美しい。

台風15号の被害は大きかったようだ。
途中、屋根の剥がれた別荘風の家が何件かあった。
岬の木々もだいぶ痛めつけられたようだ。
それでも椿の花が美しかった。岩礁も綺麗だ。良い所だ。
大学関係の私設も多い。
ただ昨年はコロナのせいで観光客も減ったせいか、いささかゴミが目立ったのが残念だった。

大山から日向薬師へ

2021-02-08 20:46:24 | 山行

大山の山頂では、縄文時代からの遺物が発見されているそうだ。
古来より霊験あらたかな地。

山頂には雪が残る

山頂から見晴台へ下る。
冬なのに小さな子連れの登山グループが多い。
なかなかよいですな。

勝五郎地蔵

いい感じのお地蔵様
イイね4つ

白いマントに赤ずきん
これは間違いなく正義の味方だ。


浄発願寺奥ノ院岩窟



林道からだいぶ登り返す。
終盤での上り下りはきつかった。
浄発願寺は格式の高かったお寺のようだ。
男版の駆け込み寺で、殺人放火以外の罪人なら寺に駆け込むと匿ってもらえたそうだ。
関東大震災と山津波の災害のため、今は跡だけが残る。


石雲寺
山号は大山寺と同じ「雨降山」
これもイイねだろ
境内にある日向渕ノ上石造五層塔(鎌倉時代から南北朝期のもの)


浄発願寺
さきほどの奥之院の場所からこの地に再建したそうだ。


日向薬師
日向薬師は美しい。
茅葺屋根はみごと。最近改修工事が行われた。

なんかアニメっぽいお獅子の顔