とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

藪原から奈良井へ 鳥居峠越えでセンノウの花を見る

2022-08-30 23:08:20 | 旅行
藪原駅から歩き始める。8時50分(藪原駅、奈良井駅などこの辺りの駅で降りる場合鉄道系ICカードは使えないので注意。)
街道のあちこちに水場がある。
 
昔の旅人にとって、冷えて美味しい水が飲めたのはありがたかったろう。
中山道は起伏があるが、良い街道だと思う。
お六櫛の店

木曽義仲の硯水伝説

木曽義仲が平家打倒の軍を旗揚げしたとき、御岳山の拝所であった鳥居峠で願文をしたため、奉納したという伝説があるそうだ。
硯水伝説は、その人物が読み書きが出来る教養人だったということを強調する目的もあったのではないかと個人的には思っている。

畠山重忠公にも硯水伝説があるが、(横浜の鶴ヶ峰)重忠公もその頃の人物としては文武両道の教養人であったといわれている。

ここが鳥居峠の御岳山の拝所。(背後に雲があるので御岳山は隠れている。)

すぐ横に御岳神社がある。

近くには森林測候所跡の休息所がある。
まるで別荘のように居心地がよい内部。(しばらく寝っ転がって休んでいた。)
 「覚明さん」という劇画が休息所の壁に貼ってあった。その中の御嶽信仰の解説文




峠道から見た藪原の街。
いかにも木曽の街という感じがよい。

峠を越えた所にも休息所があるが、こちらの方がやや古びている。

しばらく進むと、街道沿いにセンノウの花が咲き乱れていた。
すばらしい。

フシグロセンノウ

センノウノは清楚で可憐な花だ。(上皇様もお好きだと言われていた。)近くにツリフネソウも咲いていた。


やはり旅に出ると様々な発見がありよい。


下諏訪の梶原塚と金刺盛澄

2022-08-30 20:11:00 | 旅行

この週末諏訪のあたりを歩いてきた。
今話題の鎌倉殿の13人にも登場する梶原景時を供養した、梶原塚というのがあるというので行ってきた。(下諏訪駅の近く)

梶原景時には、戦国武将の石田三成と共通する雰囲気を感じる。
例えば次のような点だ。
1.主君との出会いが逸話になっている。
2.華々しい武勲は少ないが、すぐれた実務能力を発揮し、主君から高く評価された。
3.周りの有力武将からはひどく嫌われているが、特定の武将の中には深い恩義を感じている者がいた。
この梶原塚は、その深い恩義を感じた金刺盛澄が建てたものだそうだ。

解説文を読むと、金刺盛澄は木曽義仲に従い平家追討軍にあったが、諏訪大社の下社御射山神事があるというので、帰国したと書いてある。
武将が戦の最中に、「国のお祭りがあるから帰ります。」なんて普通ないだろうと思うのだが、当時の雰囲気ではそれが許されたのだろうか?
ところでこの下社御射山神事は今でも行われているそうで、ちょうどこの土曜日がメインのお祭りだったようだ。

今井邦子文学館で御射山神事のことを聞いたのだが、
お祭りでは2歳になる子の厄払い?も行い、それはドジョウを放つ(厄払い)という神事で(昔はうなぎだったそうだ)子供とともに諏訪神社の上の方にある御射山社へ詣でるというもの。(御射山社の本宮に当たる社はさらに上の霧ヶ峰のあたりにあるそうだ。)すすきの穂にお札が配られ、あべかわ餅にお赤飯?を食べるんだそうだ。


諏訪の人達は幼い頃より諏訪大社の行事に参加していて、そのDNAには諏訪大社の祭祀について1000年を越える刷り込みがある。御柱祭が盛大になるのもうなずける。

ゴーヤまいったか

2022-08-26 20:41:55 | 庭、花木、畑、ガーデニング

ようやくゴーヤがまともに採れるようになった。
種を蒔いた頃は日照り気味で、あまり生育が良くなかった。
最近雨が降るせいで、一挙に成長した。
それで毎日のようにゴーヤが食べられるようになった。

今週はゴーヤチャンプルーを弁当にして持って行った。
今日の弁当もゴーヤ料理だった。

晩のごはんのおかずにもゴーヤ料理を作った。
(ネットに載っていた、ゴーヤの塩もみ湯通し、ごま油、ポン酢、鰹節、シーチキン和え)
さっぱりしていてコクがあり日本酒にもよく合う。

自分が作った野菜をこうやって食べるのはいいものだ。
買っていたのではこうは食べられないし、料理の数分前に畑から採ってこれるのもいい。



宗教団体と政治家

2022-08-25 19:22:57 | 日記
自民党と統一教会との関係は今に始まったことではない。
長年に渡る関係で,自民党の政治家の多くが、統一教会に首ねっこをおさえられてしまっている。

この件では国民にも問題がある。それは国政選挙の投票率の低さである。
一般的に投票率が低いと、組織票を持つ政治家が有利となる。
それで政治家は、票田となる組織には嫌でもしっぽを振らねばならなくなるのである。

基本的に政治家は票を入れてくれた人達の代弁者である。
統一教会がいやならば国民はその影響を排除するため、自ら投票しなければならないのである。政治への無関心は、よからぬ勢力を助長することになるのである。

若者よ選挙へ行こう、そうすれば若者の為の予算が増える。
政治家も若者の顔色を窺い政治をするようになるだろう。
選挙権は18歳からだ。
文教予算や育児関連予算を確保するためには、若者が徒党を組んで圧力団体化することが手っ取り早い。

お盆で台風 8月13日

2022-08-13 20:58:52 | 独り言
木曜日には、寺のお墓に行き掃除だけはしておいた。
庭も草むしりをして一生懸命整えた。(家の中より外の方が10倍大変だった。)


うちはメインの家でなく、サブ的な家なのでこのぐらいでもいいだろう。
お菓子と白百合に祖父由来のサルスベリの花を供え、一応お盆らしくする。

さらにネットのお経をあげるとなんとなくいい感じ。

それで思った。
ネット配信で今は色々な動画が出てくるが、中々よいお経を探し出すのは大変だ。
個人の好みというのもあるし、木魚や太鼓、おりんの音も大切だ。
お堂の雰囲気も感じられるトータルな演出をした、優れた般若心経の動画がないかと思う。

最近檀家の少ないお寺や、神社の経営も厳しいと聞く。
ネットを利用して、お経や説法の配信を積極的に行ってはと思う。
むろんサイトには、お賽銭やお布施も出来る機能を付けるべきだ。今日日お賽銭も口座へ入金しようとすると手数料を取られてしまう。
賽銭泥棒も多いようだし、すでに時代にそぐわない。

各自の家で、親や祖父母の命日などにお寺の坊さんのお経を流して、お布施を行う方がスマートだと思うのだが。
アクセス数とかが分かれば、お坊さんもお経の修行に力が入るというものだ。
いかがだろうか。


メガネを新調する

2022-08-10 09:30:07 | 日記
メガネの寿命は5年ぐらいだろうか。
レンズにキズがつく。
フレームにガタがくる。
視力も合わなくなる。
で、何かしら問題が起きる。

目に関することなのでとても重要。
歳を取るにつれ、より重要性が増す。
だから自分としては、けっこうなお金を使う。

メガネは2本が1単位。
1本は、街歩きや運転用。もう一本はパソコンや活字を読む時用。
新しく買っても、古くなったものをそのままとっておき、非常用としている。
だから最低でも4本は確保している。

今回買ったのは、仕事やパソコン用。
レンズは最も軽量なもので、紫外線カットやブルーコーティングでパソコンから目を守る機能がある。(生意気だがその店で扱う一番高価なものだ。)
フレームは鯖江の職人さんが作ったもの。

機能性が最優先だが、やはり顔の真ん中に掛けるものなので、何でもいいというわけにはいかない。メガネがあまり自己主張をし過ぎても困るので、これまで無難な所を選んでいたが、そのうちもう少しくだけたものでもいいかなと思う。
出来上がりは2週間後。

高尾山口から城山湖2022年8月8日

2022-08-08 21:04:22 | 山行
神奈川県民にとって気になる湖、城山湖。
昔から知っているのに行ったことがない。
津久井湖や相模湖は何度も見ているのに、城山湖はまぼろしの湖だった。
それで行ってみた。

気まぐれで決めたので、家を出たのは9時過ぎだった。
横浜線で片倉駅へ行き、京王片倉駅から、高尾山口駅へ。
着いたのは11時を少し回っていた。
駅前すぐの所を尾根へ取りつく。
しばらく進むと隣りに高尾山の尾根筋が見えてきた。


暑い、暑い、暑いで滂沱の汗。
草戸山(364m)までくれば湖が見えるかと思っていたが、展望台は立ち入り禁止で少しも見えない。


ダム湖へ向けて歩くと、ようやく姿を見せた。


湖が城山湖だから城山ダムかと思っていたが、
本沢ダム(ロックフィルダム)というようだ。少しややこしい。


この湖に流れ込む川はない。ところが発電用のダムだから、水はタービンを回すために放出されるので、なにもしなければ湖の水は無くなってしまう。


湖の水はこの下の津久井湖と連動していて、日中は津久井湖へ落として発電し、夜間は安い電力を利用して津久井湖から水をくみ上げ、城山湖に戻すという、リサイクル型の発電だ。




リ・サイクル2022
Recycle, Recycle, Recycle,
あなたの○○○○が欲しのです。
燃えてる××××がすきだから

(元歌)
美・サイレント(山口百恵)
Be silent, Be silent, Be silent,
あなたの○○○○が欲しのです。
燃えてる××××がすきだから

百恵さんRecycle,の歌も歌って。

日本は元々リサイクル文化の国だった。
江戸時代には、徹底的なリサイクルをしていた。
日本人のもったいない文化は世界でも有名だ。

人間も水が切れると朦朧としてくる。若い時と違って、炎天下の水分切れは命取りだ。
という教訓を得た。夏はかなり気を付ける必要がありそうだ。
帰りは高尾山口へ戻る。

もう一つの教訓
高尾山へ行くには、私の場合、横浜線を利用するより、一旦渋谷へ出て、京王線で高尾山口へ行く方が、費用的にも時間的にも有利だということに気付いた。八王子方面へ行くのに、一旦反対方向の渋谷へ出た方が便利というのも妙なものだ。

8月2日は横浜港の花火大会だった

2022-08-02 22:43:14 | 日記


今日の電車はやけに混んでいるなと思ったら。
今日は港で花火大会だった。

それにしても暑い。
とても夕涼みという雰囲気でない。
浴衣のグループもいたが、
浴衣でも暑そうだ。

家に帰ると、にわかにドドドンと打ち鳴らす音が響く。
(時節柄、横浜港が砲撃を受けているような音だ。)

二階のベランダへ行き、じっと我慢でも、10分と持たない。
あわてて部屋の中へ逃げ帰る。