ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

民鉄とのコラボツアーガイド本番

2017-10-08 23:28:51 | 日記
 いよいよ今日は午前と午後を通してのツアー本番の日となった。

 スタッフは朝8時30分に集合することになっている。

 民鉄とのコラボなので出発もゴールも民鉄駅と言うことだが、出発時には結構多人数の応募者があった為に一度に集まれる場所がその駅の前だけでは狭すぎるので以前土曜日だけ借りていたギャラリーの裏庭に元菜種油工場跡地だったという今は更地になっている広い場所があるのでそこを借りすることになっている。

 自宅からその場所までは20分程で行けるので余裕を持って8時10分前に自宅を出ることにした。

 そして自宅を出てしばらくしたところに最近出来たセブンイレブンでオニギリを3個買い歩いて行く。

 現地に到着した時には数人のスタッフが入口の前で幟を準備しているところだったが、未だ広場の戸は閉まったままになっていたが、次第にスタッフが集まっている中、やがて持ち主が現れて門を開けてくれたので一斉に中に入って受付の長机等準備する。出発までは未だ1時間以上あるが他都市や他区から参加する人もあり、早目に来る人もあるために出発1時間前に集まっている訳である。

 一応8時30分にスタッフは集合と言うことになっているのでその時刻までには殆んどのスタッフが集合したので注意事項などを聴いた。その中でこのツアーの応募者数は120名を超えているが毎回若干の不参加申し出があったり、現地で参加の申し出もあり、人数は特定できないが、6班体制なので20名の参加者が来た時点で1班から順次出発することとした。

 最初の20名が揃った時点で1班の旗を持ったスタッフのところに集合して貰いスタッフの自己紹介や挨拶と注意事項などを参加者に伝え順次出発して行く。

 私が担当するのは4班で参加者が揃った時点で同じように集まって貰い話をした後、出発した。午前の部の案内はもう一人のスタッフM氏で私は午後から担当することになっている。

 もう1人サポータとして入って貰ったのは別の市のガイドの会の人で多分その会を代表する男性だと思うがH氏で最後尾について貰う。

 最初は当区の有名な神社の裏手となる民鉄の駅から東へ少し行った所から北へ向けて歩いた突き当りにある寺院であるが、寺の建物が古墳の上に建っている形になっている。下には小型の前方後円墳だとなっているが寺を建てる時には古墳だと分かっていなかったのかもしれない。

 その後はドラマに出て来た酒造会社の跡地で今は市営住宅になっているが敷地内には当時酒を造るためのいい湧水が出ていたようだ。

 都市化が進んで周りに人家が増え水質も悪化し、環境問題も厳しくなって来たこともあって大手の酒造会社と合併したが、やがて当市に売却したということである。

 そして更に北方面に移動し当区最大の池の畔が古道伴っているが、そこから今も残る前方後円墳へと行く。

 全長120mあるものだが、ほぼ完全な形で残る市内で唯一の前方後円墳である。

 普段は扉が閉まっていて上がれないが、今日は当区ガイドの会のイベントということもありカギを管理しているところから借りて開けるのだが、その登頂記念に市内五低山のひとつということで登山証明を販売しているが半数ほどの人に買って貰った。

 先に2班と3班が古墳に上がっているが先に入った2班が出て来るのを待って我々4班が上がる。

 ひと通り説明が終わって前方部に移動して説明した後降りて後続の班と交代する。

 そこから北へ移動し、大きな東西の通りを横断しいよいよ北隣区へと入って来た。

 そこから少し北へ行った所の神社へとやって来たが、ここは元別格官幣大社で南北朝時代の初期に南朝側の重鎮として活躍した父子が祭神として祀られている。

 その神社を後にして西隣の区に入り、古道沿いに少し北へ行った所にある天神社とその向かいにこの古道を通った貴人が立ち寄った茶の湯屋敷が戦前まであったが、戦災で焼け今はその屋敷跡の一部だけが残っている。

 ここが午前中の最後のガイドポイントで近くの公園に移動して昼休憩となる。

 弁当持参でない人は近くのスーパーまで案内したが、中に休憩スペースがあり、近くにトイレもあるのでそこでオニギリを取り出し食べた後、缶コーヒーを飲み、トイレに立つ。

 休憩時間は40分と言うことで予定より早く到着したが、40分後に招集をかけ午後の案内となる。

 午後から私のガイドとなったが、最初は近くの公園に東隣区からこちらに持ち込まれた塔心礎が置いてある。
 
 同じ公園の敷地は江戸時代は街道沿い薬種を商い、道行く人に食傷に効く薬を煎じた薬種を振る舞うサービスもして大いに賑わったということである。

 そこからまた東隣区へ向けてひたすら歩いて行くことになるが、神社で祀られた南朝方の若き武将の墓所があり、祀られているのは公園で、その公園の整備をしている時に弥生時代の溝の跡が数年前に出て来たのを紹介する。

 そこから北に移動して王子社と中世の天文博士を祀る神社の2つを案内した後更に北に行き大きな通りを横断した後、又西の方へと向かう。

 又この区の最西端にある寺院を説明した後、最後のポイントとなる寺の北側にある境内(公園になっている)の古墳跡を紹介してゴールである民鉄駅へと向かいツアーが終了となる。

 このコースの下見の時は地下鉄で大廻りをして帰ったが、今日は歩くことにし、途中でバス停横にあるスーパーを経由した道が最短でもあるが、そこで少し買い物をして帰ることにした。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿